C大阪がオルンガ封じならずも柏撃破で暫定2位浮上! 18歳西川の初ゴールなどで今季最多3得点《J1》
2020.08.15 21:00 Sat
15日に明治安田生命J1リーグ第10節の1試合が三協フロンテア柏スタジアムで行われ、アウェイのセレッソ大阪が3-1で柏レイソルを下した。
ここ5試合を4勝1分け無敗で切り抜け、順位を5位に上げる柏は5試合連発中で得点ランキングトップの10ゴールを記録するオルンガが先発。そのほか、故障者が相次ぐセンターバックに高橋祐治と古賀太陽を起用して、右サイドバックに高橋峻希を抜擢した。一方、ここ5試合を2勝3分け無敗で3位につけるC大阪は前節と同じ11選手によるスタメンを継続。都倉がメンバーから外れた一方で、18歳の注目株である西川が今季リーグ戦2度目のベンチ入りを果たした。
勝ち点2差の両者による一戦は開始5分に動く。バイタルエリア右でロングボールを収めたブルーノ・メンデスが左の清武にボールを展開。その清武が複数相手DFを引きつけると、ボックス中央でリターンパスを受けたブルーノ・メンデスが右足シュートをゴール左に決め、アウェイのC大阪が先制する。早々にプランが乱れた柏は失点後、自陣にどっしりと構えての守備に徹するC大阪を相手に押し込む形を作り出して反攻。裏を突く攻めが封じ込まれた状況下で、サイドからの打開を図るが、攻略の一手を見いだせない。
そのなかで、24分にバイタルエリア左寄りの位置からオルンガが半ば強引にフィニッシュ。30分にもゴール前のオルンガが右サイドからのクロスを頭で落として、仲間が至近距離からゴールを狙うが、いずれもGKキム・ジンヒョンの好守に遭う。続く40分、敵陣左サイドでボールを奪って得意のカウンターに転じると、バイタルエリア中央までドリブルを仕掛けた江坂がゴール右隅を狙い澄まして右足シュート。鋭く振り抜かれたシュートがゴールマウスの方向に向かうが、惜しくも枠に飛ばせず、チャンスを生かせない。
シュート数こそ増やすものの、崩し切る形が少ない柏はハーフタイム明けに大谷を下げて神谷を投入すると、中盤の底をヒシャルジソンに託して前線に厚みをもたらした布陣に。攻撃のテコ入れを図り、前半と同じく能動的に崩しにかかった柏だが、このプランも崩されてしまう。C大阪が敵陣左サイドの位置でFKのチャンスを獲得した55分、キッカーの清武が右足でゴール前にクロスを供給。密集地帯で処理を試みた古賀の頭に当たったボールが柏のゴールマウスに吸い込まれていき、C大阪が貴重な追加点をゲットした。
その後、GKキム・ジンヒョンのキックミスからオルンガに6試合連続ゴールとなる今季11得点目を許したC大阪だったが、2試合ぶりの白星を飾り、6試合無敗を継続。今季最多3得点で上位対決を制して、暫定2位に浮上している。
ここ5試合を4勝1分け無敗で切り抜け、順位を5位に上げる柏は5試合連発中で得点ランキングトップの10ゴールを記録するオルンガが先発。そのほか、故障者が相次ぐセンターバックに高橋祐治と古賀太陽を起用して、右サイドバックに高橋峻希を抜擢した。一方、ここ5試合を2勝3分け無敗で3位につけるC大阪は前節と同じ11選手によるスタメンを継続。都倉がメンバーから外れた一方で、18歳の注目株である西川が今季リーグ戦2度目のベンチ入りを果たした。
そのなかで、24分にバイタルエリア左寄りの位置からオルンガが半ば強引にフィニッシュ。30分にもゴール前のオルンガが右サイドからのクロスを頭で落として、仲間が至近距離からゴールを狙うが、いずれもGKキム・ジンヒョンの好守に遭う。続く40分、敵陣左サイドでボールを奪って得意のカウンターに転じると、バイタルエリア中央までドリブルを仕掛けた江坂がゴール右隅を狙い澄まして右足シュート。鋭く振り抜かれたシュートがゴールマウスの方向に向かうが、惜しくも枠に飛ばせず、チャンスを生かせない。
シュート数こそ増やすものの、崩し切る形が少ない柏はハーフタイム明けに大谷を下げて神谷を投入すると、中盤の底をヒシャルジソンに託して前線に厚みをもたらした布陣に。攻撃のテコ入れを図り、前半と同じく能動的に崩しにかかった柏だが、このプランも崩されてしまう。C大阪が敵陣左サイドの位置でFKのチャンスを獲得した55分、キッカーの清武が右足でゴール前にクロスを供給。密集地帯で処理を試みた古賀の頭に当たったボールが柏のゴールマウスに吸い込まれていき、C大阪が貴重な追加点をゲットした。
失点を重ねてしまった柏は64分、仲間を下げて呉屋を投入。より攻撃陣に厚みをもたせ、66分に奥埜と高木の交代を施したC大阪を攻勢を強めるが、フィニッシュに持ち込んでも空砲が続く。そのなかで、C大阪が柿谷、鈴木を送り出すと、83分に太ももを痛めた清武を下げて今季J1初出場の西川を投入。北爪と戸嶋を立て続けに投入した柏相手に守りの時間が続くが、87分に柿谷が敵陣右サイドの浅いところから前線に浮き球パスを供給すると、これに反応した西川が左足ループシュートでチーム3得点目を奪い、勝負を決した。
その後、GKキム・ジンヒョンのキックミスからオルンガに6試合連続ゴールとなる今季11得点目を許したC大阪だったが、2試合ぶりの白星を飾り、6試合無敗を継続。今季最多3得点で上位対決を制して、暫定2位に浮上している。
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