アゼルバイジャン代表にイタリア人指揮官のビアージ氏が就任

2020.07.11 20:25 Sat
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アゼルバイジャンサッカー連盟(AFFA)が、イタリア人指揮官のジャンニ・デ・ビアージ氏(64)を代表新監督に招聘することで合意に達した。複数のイタリアメディアが報じている。

ビアージ氏はこれまでに、SPALやブレシア、トリノ、ウディネーゼなどを指揮。レバンテやアラベスといったスペインクラブを率いた経歴もあるが、近年では2011年から2017年にかけてアルバニア代表を指揮したことで知られている。
アルバニア代表では、ユーロ2016の予選でポルトガル代表を下すなどして本戦出場権を獲得。アルバニアがユーロ等のメジャー大会に出場するのは史上2度目のことだった。

一方、アゼルバイジャン代表は、昨年12月にニコラ・ユルチェヴィッチ監督が退任。後任としてロイ・キーン氏の名前も浮上したが、より経験豊富なイタリア人指揮官に託したようだ。なお、契約は2022年のカタール・ワールドカップまでとなっている。

目先の試合は、そのカタール・ワールドカップにつながるUEFAネーションズリーグ2020-21のルクセンブルク代表戦。アゼルバイジャンはリーグCのグループ1に属しており、ルクセンブルクの他、キプロス代表とモンテネグロ代表と同居している。同大会は9月3日に開幕となる。
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「最後には光が見えている」1年以上プレーしていない元イングランド代表MFデレ・アリ、現在の目標をリマインダーにセット「2026年ワールドカップ」

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ランパード氏がW杯での指揮を辞退…カナダ代表の監督候補も受けないと決断

カナダ代表の新指揮官候補に挙がっていたフランク・ランパード氏(45)だが、辞退することにしたという。 イギリス『テレグラフ』がカナダ代表の指揮官候補にランパード氏が浮上していると報道。カナダ代表は2026年に自国で開催されるワールドカップ(W杯)に向けてチームを強化しているが、現在は正式な監督が決まっていない状況だった。 その中で候補に挙がっており、交渉を行ったというランパード氏だが、『テレグラフ』によればカナダ代表を指揮することは、現場復帰の適切な機会ではないと判断したという。 引退後はすぐに指導者の道を歩んだこともあり、ほとんど家族と過ごす時間がなかったランパード氏は、「再び仕事をしたいと思っているが、家族との生活を今は楽しんでいる」と語っており、現場復帰を慎重に考えていることをかつて語っていた。 現役時代はウェストハム、スウォンジー、チェルシー、ニューヨーク・シティ、マンチェスター・シティでプレー。引退後はダービー・カウンティで監督キャリアをスタートさせると、チェルシーやエバートンでも指揮を執った。 2023年4月からは短期間ながらチェルシーで2度目の指揮。その後は現在までフリーの状態が続いている。 「私は仕事だ大好きだ。現代ではその厳しさもわかる。これまで一緒に仕事をしてきたクラブはどこも楽しかった」 「それら全ては、様々な理由で大きなチャレンジだった。選手たちと協力し、チームを向上させるのが楽しみだった。何が起こるか見てみよう」 現場復帰には意欲を示しながらも、しっかりと選びたい考えがあるというランパード氏。一方で、指揮官が決まっていない開催国のカナダは、チーム強化のためにも早く方針を決めたいところだろう。 2024.04.16 13:10 Tue

「日本は強くて良いチーム」2度目の五輪を目指す中国、初戦の日本戦に向けて指揮官はリスペクトも自信「我々のチームは本当に強い」

U-23中国代表を率いるチョン・ヤオドン監督が、U-23日本代表との初戦へ意気込みを語った。 15日、AFC U23アジアカップが開幕。グループBは16日に初戦を迎え、中国は日本と対戦する。 韓国、UAEとも同居した中国。オリンピックは2008年の自国開催となった北京五輪に出場したものの、それ以外は出場経験がない状況。北京五輪でもグループステージ敗退となっていた。 今大会は、8大会連続の出場を目指す日本、そして9大会連続の出場を目指す韓国と同居したことで、厳しいグループに入ることとなった中国。それでも、しっかりと結果を残したいところだ。 試合前日に行われた4カ国の監督による合同記者会見に出席したチョン・ヤオドン監督は、厳しいグループに入ったとしながらも、しっかりと戦いたいとした。 「我々はカタールがワールドカップとアジアカップを開催したことを知っており、ここにいることは若い選手たちに希望と喜びをもたらす」 「我々のチームは本当に強いと思っている」 「日本と韓国は頻繁にオリンピックの出場権を獲得しているので、これは我々にとって質の高い試合でプレーする良い機会だ」 「我々は長い間準備をしてきたが、サポートしてくれたクラブに感謝したい。私も選手たちもこの大会で全力を尽くす」 また、初戦の日本戦に向けてチョン・ヤオドン監督は警戒をしながらも、結果を残したいとした。 「我々は日本は強いチーム、良いチームだと思っている。彼らは優れたスキルとテクニックを持っているが、明日は良い結果を残せることを願っている」 初戦の日本vs中国は16日の22時キックオフ。テレビ朝日とDAZNで中継される。 2024.04.16 12:15 Tue
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