冨安健洋のボローニャ、今季は白血病とも闘ったミハイロビッチ監督と2023年まで契約延長

2020.06.17 21:10 Wed
Getty Images
日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャは17日、シニシャ・ミハイロビッチ監督(51)との契約延長を発表した。新契約は2023年6月30日までとなる。現役時代はユーゴスラビア代表としても活躍し、その左足から繰り出されるFKの精度は世界でも有数だったミハイロビッチ監督。現役時代はヴォイヴォディナやツルヴェナ・ズヴェズダでプレーした後、ローマ、サンプドリア、ラツィオ、インテルでプレーし2006年7月に現役を退いた。

引退後すぐに、インテルを率いていたロベルト・マンチーニ監督のアシスタントコーチに就任。2008年11月からはボローニャで監督としてのキャリアをスタートさせると、カターニャ、フィオレンティーナ、セルビア代表、サンプドリア、ミラン、トリノで監督を歴任。2018年6月に就任したスポルティング・リスボンでは、クラブ上層部の交代もあり9日で退任。2019年1月からボローニャで指揮を執っていた。
今シーズンは、シーズン開幕前のキャンプで白血病を患っていることを告白したミハイロビッチ監督。指揮を執りながらも闘病生活を送り、順調に回復している。

チームは今シーズンのセリエAで現在10位につけており、来シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場の可能性もまだ残している状況。再開初戦では22日に首位のユベントスと対戦する。
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