CL制覇から1年…クロップが偉業を振り返る「ロックダウン中にほぼ全てのCLの試合を見た」

2020.06.02 16:00 Tue
Getty Images
リバプールのユルゲン・クロップ監督が昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)制覇から1年経ったことを受け、改めてチームの偉業を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

2019年6月1日、リバプールはマドリッドのエスタディオ・メトロポリターノ(アトレティコ・マドリーの本拠地)で行われたCL決勝でトッテナムに2-0で勝利し、クラブ通算6度目となる欧州制覇を果たした。

それから1周年の記念日となった1日、クロップ監督はクラブ公式インタビューに応えた。
過去の実績や出来事には囚われていないとよく公言するクロップ監督だが、この度のコロナ禍に伴うロックダウン中に、昨シーズンのCLを振り返る時間があったことを明かし、全ての試合を見返したと語った。

「(ロックダウン中に)充分な時間があったので、ほぼ全てのCLの試合を見返したよ。良かった」

「選手たちがしたインタビューや何か良い出来事があったこと、ファンの方が何をしていたかとか、そういったことの多くを私は見ていなかった。だから、ロックダウン中にたくさんのことを見る機会があって、そうしたよ」
「今となってはそれらのことについて、かなりのレベルの知識を持っていると言えるね。世界中の人々が何をしたかを正確に知れたし、とても楽しめた」

「我々はこれに似たようなことや同じことを成し遂げたいと思っているし、そのために働いている。本当に本当に重要で大きな出来事だからね」

「私は過去のことについてはあまり話さないが、今こうやって話をしていると、本当に実感がわくよ。本当に、物凄く大きな意味をもつことだし、これに似たことをまたできることを願っている」

また、自らのチームがクラブの歴史に名を刻むことができたことについても、大きな誇りを持っていると述べた。

「2005年の決勝(イスタンブールの奇跡)の逸話について、たくさんの人が語ることができると100%確信している。当然だ」

「こういう逸話を集めて、他の人に語る。これが全てなんだ」

「我々がそういった語り継がれる逸話の一部になれことを本当に嬉しく思う。特に歴史に名を刻むまでしばらくかかったからね。我々が敗北した決勝については誰も長くは語り継がないだろう。私自身がそれをよく知っているし、それが当然だ」

「でも、この決勝(昨シーズンのCL)については、人々は長く語り継ぐだろう」
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