「15人以上に陽性反応が出ていた」サンプ会長がクラスターを報告

2020.05.30 22:15 Sat
Getty Images
サンプドリアの会長を務めるマッシモ・フェレーロ氏がクラブで多くの新型コロナウイルス陽性患者が出ていたことを明かしている。『フットボール・イタリア』が伝えた。
PR
世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス。イタリアはとりわけ被害が大きく、これまでの死者数は3万3000人に上っている。
予断を許さないものの徐々に感染縮小が見られることから、一時中断していたセリエAはイタリアサッカー連盟(FIGC)と政府の会議の末、6月20日からの再開が決まった。

一方、サンプドリアでは3月にFWマノロ・ガッビアディーニら計7人の感染が確認されていた中、5月に入って4人の感染者が報告された。その後、その4人は陰性となっていたが、フェレーロ氏によるとクラブ内でクラスターが起こっていたという。

「シーズン再開には満足している。それは新型コロナウイルスが消滅していくことを意味するからだ」
「目に見えない敵と戦ってきたが、私は常に条件が整えば再スタートできると言ってきた。重要なのは実行に移すことだ」

「サンプは一丸となって戦う。延期になった試合を先にやって欲しいと頼んだ。少しの運が味方になるかもしれないね」

「我々は酷い目に遭ったが、選手たちは今は元気だ。非常に悲しい時期だった。我々はこの病気について何も知らなかった。検査で15~17人の陽性反応が出たんだ。全く冗談じゃないね」

PR
関連ニュース

若手CBを探すリバプール、今なおコルウィルを注視か

リバプールがチェルシーのイングランド代表DFレヴィ・コルウィル(20)を密かにリストアップし続けているという。 チェルシーアカデミーが育んだ左利きセンターバック・コルウィル。ブライトン&ホーヴ・アルビオンへの武者修行が成功して昨夏帰還した20歳の若武者は、チームの戦績が上向かないなかでもゲーム主将を任される試合があり、ここまで公式戦27試合中26試合でプレーしている。 すなわちチェルシーにとって明るい未来への希望を灯す存在なわけだが、コルウィルとリバプールの紐付けは昨夏も。ブライトンへのレンタル期間終了に前後して獲得を目指しているとの報道があったなか、最終的にはすんなりチェルシーへと帰還し、2029年6月までの長期契約も結んだ。 しかし、イギリス『90min』によると、リバプール経営陣は今なおコルウィルを注視。早急な獲得プランこそないものの、チェルシー退団の可能性が浮上した場合に備えている状況だといい、同選手がブライトンへの武者修行以前、2部ハダースフィールドでプレーしていた時期から追いかけ続けているという。 その一方でチェルシーはというと、同じくアカデミー出身のイングランド代表MFコナー・ギャラガー(23)を売却する計画がある一方、コルウィルに関しては“値段”を評価することはおろか、将来の正キャプテン候補であり、完全なる非売品とみなしているとのことだ。 この点についてはリバプールも重々承知なようで、将来に向けてコルウィル以外にも複数の若手センターバックをリストアップ。 ユベントスからサンプドリアへレンタル移籍中のウルグアイ代表DFファクンド・ゴンサレス(20)、アルゼンチン1部タジェレスのU-20コロンビア代表DFケビン・マンティージャ(20)らについて「2025年夏」の獲得を念頭に置いているとみられている。 2024.01.17 16:45 Wed

セリエA復帰を目指すサンプドリアに痛手…ボリーニが左ヒザ手術で2カ月の離脱に

サンプドリアの元イタリア代表FWファビオ・ボリーニが長期離脱となったようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。 今夏の移籍市場で2年半ぶりにイタリアの地に帰還したボリーニは、25日に行われたセリエB第14節のスペツィア戦に先発出場したが、74分に左足を負傷しそのままピッチを去っていた。 報道によれば、精密検査を受けたボリーニは左太モモの長内転筋腱の損傷と診断されたとのこと。なお、治療には手術を必要とし、全治は約2カ月とのことだ。 長期離脱を強いられることになったボリーニは、自身のインスタグラムでチームメイトに対し、以下のようなメッセージを送っている。 「チームメイト、そしてサンプドリアのみんなと、目標に向かって一緒に進むことができないのは寂しい。僕らは正しい道を歩んでいるし、僕らを止められる嵐はない!」 今夏にアンドレア・ピルロ氏を新監督を迎えたサンプドリア。1年でのセリエA復帰が目標となる中、シーズン序盤は降格圏に沈むなど苦戦を強いられたが、直近6試合では4勝2分け1敗と復調の兆しを見せていただけに、今季5ゴールを挙げているベテランストライカーの離脱は大きな痛手となる。 2023.11.28 23:50 Tue

40歳の元イタリア代表FWクアリアレッラが引退の意向を表明… 夏のサンプドリア退団以降フリーの状態続く

元イタリア代表FWファビオ・クアリアレッラ(40)が現役引退の意向を表明したようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 トリノでプロデビューを飾り、その後はウディネーゼやナポリ、ユベントスなど国内のクラブを渡り歩いたクアリアレッラ。2016年2月からは在籍2度目のサンプドリアでプレーし、2022-23シーズンにはフィールドプレーヤーとしてセリエA史上5人目の通算550試合出場の偉業を達成したが、シーズンを終えると契約満了によりセリエBへ降格したチームから退団していた。 以来フリーの状況が続いていたクアリアレッラは、イベントに出席した際に『スカイ・スポーツ』にコメント。もうプレーできる状態にないと明かした。 「もう辞めたのか? 必然的にそうならざるを得なくなってしまった。僕はフリーだが、ピッチに立つことができないほどのフィジカルコンディションなんだ」 「確かに常に夢がある。1つはサッカー界にとどまり、自分に合った役割を理解することだ。どの道を進むべきか考えるための時間はたっぷりある」 昨シーズンのクアリアレッラはケガによる欠場もありながら公式戦25試合で1ゴール1アシストを記録。キャリア通算ではクラブレベルで717試合238ゴールを記録していた。 2023.11.19 20:20 Sun

「許可されてたよ」ピルロ監督は選手の喫煙OK派、教え子が証言「彼自身もハーフタイムは座って一服」

アンドレア・ピルロ氏は指揮官として選手の喫煙を許可しているという。イギリス『サン』が伝えている。 現役時代にイタリア代表としてドイツ・ワールドカップ(W杯)を制し、ミランではチャンピオンズリーグ(CL)を2度制覇したピルロ氏。ユベントスでもセリエA9連覇時代の礎を築くなど、栄光に満ちた選手キャリアを送った。 しかし、監督キャリアでは失敗続き。予期せぬ古巣ユベントスの指揮官就任が歯車を狂わせた感は拭えないが、選手として導いたセリエA9連覇時代を指揮官の立場で終わらせることとなり、昨シーズンはトルコのファティ・カラギュムリュクへ向かうも1年足らずで退任し、今季はサンプドリアでセリエB開幕9試合を戦い1勝3分け5敗と無惨な成績だ。 そんなピルロ氏がファティ・カラギュムリュクを率いていた昨季、選手として所属した元トルコ代表FWコリン・カジム=リチャーズがイギリス『Filthy Fells』のYouTubeチャンネルに出演。ピルロ氏は選手の喫煙を許可し、自らも選手に隠れることなく堂々と喫煙していたという。 「タバコを吸うイタリア人はたくさんいるだろ? それはトルコでも同じなのさ」 「選手としてはもちろん監督次第なわけだけど、ピルロのもとでは許可されていたよ。ピルロを含めた何人かが試合前にノンストップでタバコを吸い、ピルロはハーフタイムも座って一服。話しながらでも咥えているよ」 「これは文化の違いってやつさ。僕はショックを受けたわけじゃないし、決して批判するつもりもない。むしろ正当なことだと思う」 イタリア人と喫煙と言えばラツィオを率いるマウリツィオ・サッリ監督がヘビースモーカーとして知られ、64歳の現在も1日60本の煙草を吸うと言われている。かつてインテルなどを指揮したアルゼンチン人指揮官のエクトル・クーペル氏も煙草を吸いながらセリエAで指揮したことも有名だが、ピルロ氏もかなりのヘビースモーカーだったようだ。 2023.10.12 21:35 Thu

監督業で苦戦するピルロ、サンプドリア解任危機

サンプドリアのアンドレア・ピルロ監督が解任の危機に立たされている。イタリア『カルチョメルカート』が報じている。 ピルロ監督は今季よりセリエBに降格したサンプドリアの新指揮官に就任。しかし、ここまで8試合を消化して1勝2分け5敗と低迷。前オーナーのマッシモ・フェレーロ氏による不正会計問題があって勝ち点2を剥奪されている中、20チーム中19位と大苦戦を強いられている。 1年でのセリエA復帰を目指すサンプドリアだが、それどころかセリエCへの降格を心配しなければならない状況だ。 サンプドリアは次節アスコリと対戦するが、ここで結果が出なければ代表ウィーク中に解任の判断がなされる可能性が高いとのこと。現役時代は華々しいキャリアを築いたピルロ監督だが、監督業では同じように事が運ばないようだ。 2023.10.02 23:00 Mon
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly