ユナイテッドご意見番が選手間の接触管理奨励のリーグのガイドラインに苦言「ナンセンス」
2020.05.26 20:40 Tue
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドで、現在は解説者として活躍するギャリー・ネビル氏が、リーグ再開に向けてプレミアリーグが発表したガイドラインに苦言を呈した。イギリス『サン』が伝えている。
この政府の発表を受け、プレミアリーグも各クラブに新型コロナウイルス対策担当ポストを設けることへの奨励などを含んだ、独自のガイドラインを発表する予定だ。
『サン』によると、このポストはトレーニング中の感染リスクを管理する役目を担うとのこと。中でもトレーニング中の選手同士の接触の管理がファーカスの1つだという。
ネビル氏はイギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューの中でこのガイドラインについて言及。選手によって接触の頻度がかなり異なるとして、管理できると考えること自体がおかしいと苦言を呈した。
「週末の(ブンデスリーガの)試合で、ジェイドン・サンチョがチームメイトと一緒にゴールを喜ぶ姿を見たが、フットボールの多くは直感で進む」
「一方で私のような選手は、ボールがないところですら常に相手選手にちょっかいを出す。相手がどこにいるか常に把握して、その選手につきまとうんだ」
「彼に触るし、小突いたりしている。そういう接触が必要なんだ」
「これは選手にもポジションにもよると思う。だからコロナ担当コーチを設置できるという考え自体がナンセンスだよ」
この他にも、選手が手で直接ボールに触れる必要があるスローインの制限、ボールやビブスなどの用具の管理を1人のコーチが全て担当することなども検討されている模様。ネビル氏は、安全が保障された上で下されたはずではるリーグ再開の判断に、矛盾があるのではと疑問を投げかけた。
「私がリーグ再開について心配しているのは、各業界の意見がで食い違っていることだ。もし、フットボールを再開しても安全であるのならば、試合中のほぼ全てのことも安全なのではないかと思う」
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新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で中断していたリーグが再開に向けて動き出している中、イギリス政府は選手同士の接触を伴うトレーニングの再開を許可。リーグ再開に向けての次の段階に移行した。この政府の発表を受け、プレミアリーグも各クラブに新型コロナウイルス対策担当ポストを設けることへの奨励などを含んだ、独自のガイドラインを発表する予定だ。
ネビル氏はイギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューの中でこのガイドラインについて言及。選手によって接触の頻度がかなり異なるとして、管理できると考えること自体がおかしいと苦言を呈した。
「週末の(ブンデスリーガの)試合で、ジェイドン・サンチョがチームメイトと一緒にゴールを喜ぶ姿を見たが、フットボールの多くは直感で進む」
「(選手同士の接触は)選手によって全く異なる。例えば、ジェイミー・レドナップのような選手は、常にスペースを探していて、相手との接触を避ける。スペースまで動いてパスを受けようとしているからね」
「一方で私のような選手は、ボールがないところですら常に相手選手にちょっかいを出す。相手がどこにいるか常に把握して、その選手につきまとうんだ」
「彼に触るし、小突いたりしている。そういう接触が必要なんだ」
「これは選手にもポジションにもよると思う。だからコロナ担当コーチを設置できるという考え自体がナンセンスだよ」
この他にも、選手が手で直接ボールに触れる必要があるスローインの制限、ボールやビブスなどの用具の管理を1人のコーチが全て担当することなども検討されている模様。ネビル氏は、安全が保障された上で下されたはずではるリーグ再開の判断に、矛盾があるのではと疑問を投げかけた。
「私がリーグ再開について心配しているのは、各業界の意見がで食い違っていることだ。もし、フットボールを再開しても安全であるのならば、試合中のほぼ全てのことも安全なのではないかと思う」
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