元西ドイツ代表のレジェンドGKがニューベルのバイエルン移籍に失望
2020.05.26 15:20 Tue
冬の移籍市場で来季からのバイエルン移籍が内定したシャルケのドイツ人GKアレクサンデル・ニューベル(23)だが、元西ドイツ代表GKでトニーの愛称で知られるハラルト・シューマッハー氏は失望の色を隠さなかった。
ニューベルは次世代ノイアーと呼ばれるドイツ屈指の若手GK。パーダーボルンの下部組織で育ち、シャルケには2015年夏に加入。昨シーズンに頭角を現すと、今シーズンはキャプテンに就任し、正守護神としてブンデスリーガ20試合に出場している。
ほとんどマヌエル・ノイアーと同じ経歴を辿るニューベルだが、シューマッハー氏は「早すぎる移籍」だと批判。「これから3年ないし4年もベンチに座ることを選んだなんて驚いた」とドイツ『キッカー』の取材で話した。
「私はこれまで何度も何度も若いGKに言ってきた。成長できるのは継続してプレーできる環境にいる時だけだと。ベンチに座っていてはそうはならないと」
「世界一のGKの影にいても、結局のところ自分で試合同様の練習を積まなければ上達しないのだ」
引退後はシャルケやバイエルン、ドルトムント、レバークーゼンでGKコーチを務め、その後はケルンでマネジメントに携わっていた。
ニューベルは次世代ノイアーと呼ばれるドイツ屈指の若手GK。パーダーボルンの下部組織で育ち、シャルケには2015年夏に加入。昨シーズンに頭角を現すと、今シーズンはキャプテンに就任し、正守護神としてブンデスリーガ20試合に出場している。
「私はこれまで何度も何度も若いGKに言ってきた。成長できるのは継続してプレーできる環境にいる時だけだと。ベンチに座っていてはそうはならないと」
「世界一のGKの影にいても、結局のところ自分で試合同様の練習を積まなければ上達しないのだ」
シューマッハー氏は80年代の西ドイツ代表の黄金期を支えた人物。1980年のユーロ優勝も経験している。クラブ経歴としてはシャルケやバイエルン、ドルトムント、フェネルバフチェなどでもプレーしたが、プロデビューから15年に渡り在籍したケルンでは、1977-78シーズンに史上2度目となるブンデスリーガ優勝に貢献。また、公式戦535試合出場は歴代トップの数字だ。
引退後はシャルケやバイエルン、ドルトムント、レバークーゼンでGKコーチを務め、その後はケルンでマネジメントに携わっていた。
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