リーグ・アン打ち切りを巡る3クラブの訴訟に動き…パリ裁判所は判決を棄却
2020.05.23 13:55 Sat
2019-20シーズンのリーグ・アン打ち切りを巡ってリヨン、アミアン、トゥールーズの3クラブが起こしている訴訟に動きが見られた。
フランス・プロリーグ機構(LFP)は4月30日、フランス政府の意向を受け入れる形で、今シーズンのリーグ・アンとリーグ・ドゥ(フランス2部)を終了することを決定した。
だが、1試合あたりの平均勝ち点で算出された最終順位の決定に関しては、10節を残していたこともあり、戦わずして降格が決定した19位のアミアン、最下位のトゥールーズ、来シーズンのヨーロッパコンペティション出場圏外の7位となったリヨンの3クラブが不服として訴訟を開始していた。
3クラブが起こした訴訟はいずれもパリの行政裁判所が担当していたが、同裁判所は22日に、今回のケースがフランス国家が関与する問題を含んでいることを理由に棄却を決定した。
なお、パリの行政裁判所の棄却を受け、LFPが「棄却の決定に満足」との反応を示した一方、リヨンは「LFPが22日時点でパリの行政裁判所の態度を喜んでいることに驚きを感じている」と不快感を示している。
フランス・プロリーグ機構(LFP)は4月30日、フランス政府の意向を受け入れる形で、今シーズンのリーグ・アンとリーグ・ドゥ(フランス2部)を終了することを決定した。
3クラブが起こした訴訟はいずれもパリの行政裁判所が担当していたが、同裁判所は22日に、今回のケースがフランス国家が関与する問題を含んでいることを理由に棄却を決定した。
なお、パリの行政裁判所の棄却を受け、LFPが「棄却の決定に満足」との反応を示した一方、リヨンは「LFPが22日時点でパリの行政裁判所の態度を喜んでいることに驚きを感じている」と不快感を示している。
フランス『レキップ』などが伝えるところによれば、3クラブは25日にも破毀院(最高裁判所にあたる)で改めて訴訟を起こすようだ。
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