ギュンドアンがドリームチームを選出! シティからはなし、ドイツ人は1人、最多はブラジル人!?

2020.05.21 10:30 Thu
Getty Images
マンチェスター・シティに所属するドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが自身が思うベストイレブンを明かした。ドイツ『シュポルト・ビルト』が伝えている。
PR
シャルケやボーフムの下部組織で育ち、ニュルンベルク、ドルトムント、そしてシティでプレーして来たギュンドアン。これまで、多くのスター選手たちとチームメイト、ライバルとして対戦して来た。
2016年7月に加入したシティでは、スペイン代表MFダビド・シルバ、ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネ、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロらスター選手と一緒にプレーしているが、現在のチームメイトからは1人も選ぶことはなかった。

また、世代別からA代表までプレーしているドイツ代表からも選出は立ったの1人と意外な結果に。ギュドアンがベストイレブンに選んだのは、セレソン(ブラジル代表の愛称)が中心となっていた。

まず、GKに選出したのは元ブラジル代表GKのクラウディオ・タファレル氏。いきなり、玄人好みの選出となっているが、ギュンドアンは、「彼は1990年代のブラジル代表のGKだ。それは信じられないようなチームで、彼は後ろにいた。ガラタサライが2000年にUEFAカップで優勝したときも、タファレルは素晴らしかった。子供の頃、「ガラ」の試合をよく観ていた」と選出理由を語った。

また、サイドバックには、右にブラジル代表DFダニエウ・アウベス(サンパウロ)、左に元ドイツ代表DFフィリップ・ラーム氏を選んでいる。ラーム氏については、「左右関係なく、フィリップは長年にわたって世界で最高のフルバックだった。彼は非常にミスが少ないのと驚くほどの安定性が特徴だった」と評価した。
センターバックにはミランで一時代を築いた元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏と元イタリア代表DFアレッサンドロ・ネスタ氏のコンビを組み、その前の中盤には、元スペイン代表MFチャビ・エルナンデス氏を置いている。

自身と役割が被る部分もあるチャビ氏には「6番の位置で信じられないほどの選手だ。技術的にも戦術的にも、僕が覚えている中で、このポジションでこれ以上優れた選手はいなかった」と絶賛している。

そして、攻撃的MFには元ブラジル代表MFカカ氏と元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏を並べ、カカ氏については「彼のダイナミズム、スピード、ドリブルはユニークだった。彼はいつも僕にとってのお手本だった。よく彼のトリックを真似ようとしていたよ」と憧れを抱いていたことを明かした。

最後に、前線にはバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを選んだ他に、やはりブラジル代表で活躍したロナウジーニョ氏とロナウド氏を選出。ロナウド氏については「彼がケガを負わなければ獲得できたバロンドールの数を知りたい。かなりの数になると確信している」とその能力の高さを評価している

全体的に、1990年代後半から2000年代にかけて活躍した選手を多く選んだギュンドアンのベストイレブン。現役選手からは2名となる意外な選出は、現在29歳のギュンドアンがサッカー少年だった頃の記憶が大きく影響しているのかもしれない。

◆イルカイ・ギュンドアンが選ぶベストイレブン
GK
クラウディオ・タファレル(ブラジル)

DF
ダニエウ・アウベス(ブラジル)
パオロ・マルディーニ(イタリア)
アレッサンドロ・ネスタ(イタリア)
フィリップ・ラーム(ドイツ)

MF
チャビ・エルナンデス(スペイン)
カカ(ブラジル)
ジネディーヌ・ジダン(フランス)

FW
リオネル・メッシ(アルゼンチン)
ロナウジーニョ(ブラジル)
ロナウド(ブラジル)

PR
関連ニュース

至宝ムシアラにバイエルンが新契約打診へ シティ関心話も

バイエルンがドイツ代表MFジャマル・ムシアラ(21)に新契約を申し出るようだ。 2020年6月にバイエルンのトップチームでデビューしてから瞬く間にチームの中心となり、今やドイツ代表でも主力と化すムシアラ。まだ21歳だが、バイエルンでは通算161試合も積み上げ、今季も公式戦36試合で12得点7アシストをマークしている。 バイエルンでは至宝とも評されるように順風満帆のキャリアだが、契約も2026年夏まで残すなか、最近ではまことしやかにマンチェスター・シティの関心報道も。だが、バイエルン側に手放す気などない模様だ。 移籍市場に精通する記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、「バイエルンはムシアラに関してのプランを明確にしている。この夏に彼らの宝石を売るつもりなどない」とし、新たな契約も準備しているという。 新契約はアドオン付きの大幅な昇給というもので、近くオファーするとのこと。イングランドとスペインのトップクラブが注視しているものの、話し合いに至っていないそうだ。 また、ドイツの移籍市場に精通するフロリアン・プレッテンベルク記者も「ムシアラは間違いなく非売品。マックス・エベールはいかなるオファーも考慮したりしない」とした。 2024.04.19 16:35 Fri

ノルウェー代表で定位置と背番号を譲った後輩…セルロートが5歳年下ハーランドをラ・リーガに勧誘?「適応間違いなし」

ビジャレアルのノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートが、マンチェスター・シティの同代表FWアーリング・ハーランドについて語った。 今季ラ・リーガ14得点、公式戦17得点のセルロート。過去2年のレアル・ソシエダ時代を上回るペースでネットを揺らす195cmストライカーだ。 当然、この活躍からノルウェーを代表するセンターフォワードなのは確か。しかし、ノルウェー代表には当代屈指のゴールマシーン・ハーランドがおり、A代表通算53試合18得点セルロートは左右どちらかのウイングが“守備位置”となる。 このように、ハーランドがいることで、ノルウェー代表だと本職ではないポジションを任されるセルロート。それでもスペイン『Relevo』のインタビューでは、ハーランドとの良い関係性を語る。 「アーリングとはとても仲が良いよ。もう5年くらいノルウェー代表で一緒だしね。彼は天性のリーダー的な部分を持つんだ。どちらかと言えば、陰から人知れずチームを支えるタイプかな。全てを口に出して引っ張るのではなく、黙々と率先して行動することができる」 数年前には、当時20歳そこそこで台頭してきたハーランドに、ノルウェー代表で背番号「9」を譲ったセルロート。 「彼はあの時すでにフットボーラーとして“ブランド”が出来上がっていたからね。NIKEとの繋がりも考えればピッタリだろう(笑) 彼のほうから『9が欲しい』って来たから、僕は11にしたんだ」 その一方、ハーランドは昨季があまりに強烈だったためか、最近は得点ペースの鈍化が指摘される。この件についてセルロートは、同じFWとして少しばかり不快感を抱いている様子だ。 「彼が自らの個人賞をチームの戦績より優先させているとでも? 僕の知る彼はそうじゃないし、もしそうだとしても口には出さない」 また、将来のレアル・マドリー行きが噂され続けていることについては歓迎。スペインサッカーへの適応も問題ないだろうとした。 「イングランドもドイツもスペインもそんなに異なるサッカーじゃない。リーグの特色をつけたがる人々が私見を言っているに過ぎないんだ。アーリングも間違いなくスペインにフィットする。選手からチームへ、チームから選手へ、お互いに適応の努力をすれば、適応できないなんてあり得ない」 2024.04.19 16:20 Fri

CL敗退で傷心も…ウォーカーが狙うはFA杯チェルシー戦での立て直し 「傷を取り除き、意欲を示す」

マンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカーが前を向いている。クラブ公式サイトが伝えた。 チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でレアル・マドリーと対戦し、2ndレグは延長戦とPK戦までもつれ込む激闘となった末、惜しくもベスト8で散ったシティ。これでCL連覇の夢は潰えた。 CL敗退後、その悔しさを噛みしめたウォーカーだったが、20日に予定されているチェルシーとのFAカップ準決勝にも照準。プロである以上はすぐに切り替えなければならないと持論を述べた。 「これを受け止めて、すぐに前へ進まなければならない。だが受け止めるのは難しい。僕らは1つのグループだ。共に勝ち、共に負ける」 「辛いし、僕らはその痛みを感じなければならない。これは挫折だ。願わくば、これが(FAカップを戦う)ウェンブリーで何か特別なことを成し遂げるためのモチベーションになってほしい。進んでいくしかない」 「これも仕事の一部だ。僕らはプロフェッショナルだから、これに向き合わなければならない。僕らは今これを投げ出すのが難しいくらい一生懸命戦ってきたし、ファンやチームメイトに借りがある」 また、プレミアリーグで首位につけているシティにはまだ2冠の可能性が。ウォーカーはチェルシー戦を制することで、シーズン終盤戦の成功に繋げたいという考えだ。 「プレミアリーグは大詰めだし、チェルシーとの本当に大事な試合が控えている。これをモチベーションとして前に進み、特別な何かをしなければならない」 「サッカーで最も素晴らしいのは、立て直すための試合があることだ。土曜日にはビッグゲームがある。この傷を取り除き、意欲を示すための素晴らしい機会だ」 2024.04.19 15:54 Fri

「後悔することは何もない」ロドリはCL準々決勝敗退に落胆も「明日にはまた立ち上がらなければ…」

マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリが、チャンピオンズリーグ(CL)での敗退を嘆いた。クラブ公式サイトが伝えている。 ロドリは17日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのレアル・マドリー戦で先発した。 1stレグは3-3のドローに終わり、勝者がベスト4入りを果たす状況で12分に失点を許したシティだったが、76分にMFケビン・デ・ブライネのゴールで同点。その後は互いにスコアを動かせずPK戦に突入したが、MFベルナルド・シウバ、MFマテオ・コバチッチのシュートがストップされたことで3-4の敗戦となった。 CLベスト4へあと一歩及ばなかったロドリは落胆を露わにしつつも、すぐにこの挫折から立ち直る必要があると強調している。 「あまり言うことはない。レアル・マドリーやチームメイトの努力を祝福するよ。 僕たちはすべてを出し尽くした」 「後悔することは何もない。これがフットボールさ。これはこの大会での優勝がいかに難しいかを示していると思う。僕たちは昨シーズンにそれを達成できたけど、今日起きてしまったことは正直言って悔しい」 「時には説明が難しいこともあると思う。それでも明日には、この負けを消化しなければならない。明日にはまた立ち上がらなければならないんだ。なぜなら、まだ2つの大会が残っているからね」 「僕たちにはポジティブなメンタリティが必要だ。今は見つけるのが難しい野望をここから探さなければならない。そして、明日にはそれが見つかるだろう」 2024.04.18 13:25 Thu

「本当に誇り」シティとの激闘制したマドリー、ベリンガムもCL準決勝進出に喜び爆発「ハードワークする必要があったけど…」

レアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムが、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出に満足感を示した。『UEFA.com』が伝えている。 ベリンガムは17日に敵地で開催されたCL準々決勝2ndレグのマンチェスター・シティ戦で先発。1stレグを3-3で終え勝利が必要な一戦はFWロドリゴ・ゴエスのゴールで先制するも、後半に追いつかれるとその後はスコア動かず決着はPK戦へ。マドリーは1人目のMFルカ・モドリッチが失敗となったが、アンドリー・ルニンが2本のシュートをストップするとその後はベリンガム含む全員が成功し、CL準決勝進出を決めた。 加入初年度からCL準決勝進出を経験することになったベリンガムは、強敵を下したパフォーマンスに誇りを示している。 「試合には多くのことを注ぎ込んでいたから、ホッとしたよ。以前に僕がシティと対戦したときは、あと一歩で何かを手に入れられると思ったところから、突然それを奪われたことがあった。彼らに勝つためには、本当にハードワークしなければならない。試合に勝てたことは大きな収穫だ」 「信じられない気分だよ。こうした瞬間は魔法のようなものだ。細部を正しく理解して、PKのような瞬間も冷静さを保っていた。今日は弟がここにいて、マドリーでプレーする僕を初めて見てくれたんだ。本当に誇りに思う」 「マドリーで自分のキャリアが始まっていくなんて、夢にも思っていなかった。このクラブにいられて感謝しているし、この先もずっと続いていくことを願っているよ」 2024.04.18 12:25 Thu
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly