リールの敏腕SDカンポス氏が退団へ…新天地は旧知モウ率いるスパーズ?
2020.05.19 14:31 Tue
リールのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるルイス・カンポス氏(55)が、今シーズン限りでの退団をクラブ側に申し入れたようだ。フランス『RMC sport』が報じている。
2017年にジェラール・ロペス会長からの要請を受け、育成型クラブへの転換を図るリールに招へいされたカンポス氏。モナコ時代にFWキリアン・ムバッペやMFベルナルド・シウバらを発掘した卓越したリクルート能力をすぐさま発揮すると、昨シーズンは多くの若手タレントとクリストフ・ガルティエ監督の手腕によってチームはリーグ・アン2位に躍進した。
また、昨夏にはFWニコラ・ペペやFWラファエウ・レオンら主力を高額な移籍金でビッグクラブへ売り渡し、近年のクラブ史上最高益をもたらした。今シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の4位フィニッシュとなったものの、FWビクター・オシムヘンら新戦力が期待以上の活躍を見せるなど、リクルート部門は引き続き成功を収めていた。
そのため、クラブサイドは来シーズン以降もカンポス氏の続投を希望しているが、ガルティエ監督にマルセイユからの引き抜きの噂が出るなど、ここ最近ではリールSDのあずかり知らぬところで補強に関する幾つかの交渉が行われているとの噂も出ている。
そういった動きにカンポス氏は不信感を募らせており、17日に行われたロペス会長との話し合いの中で退団の意向を伝えた模様だ。
なお、カンポス氏はモナコ退団時もクラブへの不信感を理由としており、現時点ではリールを去る可能性が高いようだ。
ヨーロッパ屈指の敏腕リクルーターの退団を受け、注目されるのがその新天地だ。フランス国内ではアンドニ・スビサレッタ氏との契約を解消したマルセイユ行きの可能性が報じられているが、『RMC』はカンポス氏とジャック=アンリ・エロー会長との不仲を理由にそれを否定している。
その一方で、イギリス『フットボール・ロンドン』はカンポス氏のトッテナム行きの可能性を伝えている。
ジョゼ・モウリーニョ監督はポルト大学時代にカンポス氏の指導を受けており、レアル・マドリー時代には共に仕事するなど、旧知の仲として知られている。
また、現副官のジョアン・サクラメント氏をリールから引き抜いた際にはカンポス氏の口添えがあったと言われており、ポール・ミッチェル氏(現RBライプツィヒ)の退団以降、リクルート部門の弱体化が指摘されるスパーズにとって敏腕リクルーターは喉から手が出るほどほしい人材だ。
2017年にジェラール・ロペス会長からの要請を受け、育成型クラブへの転換を図るリールに招へいされたカンポス氏。モナコ時代にFWキリアン・ムバッペやMFベルナルド・シウバらを発掘した卓越したリクルート能力をすぐさま発揮すると、昨シーズンは多くの若手タレントとクリストフ・ガルティエ監督の手腕によってチームはリーグ・アン2位に躍進した。
そのため、クラブサイドは来シーズン以降もカンポス氏の続投を希望しているが、ガルティエ監督にマルセイユからの引き抜きの噂が出るなど、ここ最近ではリールSDのあずかり知らぬところで補強に関する幾つかの交渉が行われているとの噂も出ている。
そういった動きにカンポス氏は不信感を募らせており、17日に行われたロペス会長との話し合いの中で退団の意向を伝えた模様だ。
『RMC』が伝えるところによれば、カンポス氏とリールの契約はあと3年残っているが、その契約は個人ではなく同氏が経営する会社とのコンサルタント契約という形となっているという。
なお、カンポス氏はモナコ退団時もクラブへの不信感を理由としており、現時点ではリールを去る可能性が高いようだ。
ヨーロッパ屈指の敏腕リクルーターの退団を受け、注目されるのがその新天地だ。フランス国内ではアンドニ・スビサレッタ氏との契約を解消したマルセイユ行きの可能性が報じられているが、『RMC』はカンポス氏とジャック=アンリ・エロー会長との不仲を理由にそれを否定している。
その一方で、イギリス『フットボール・ロンドン』はカンポス氏のトッテナム行きの可能性を伝えている。
ジョゼ・モウリーニョ監督はポルト大学時代にカンポス氏の指導を受けており、レアル・マドリー時代には共に仕事するなど、旧知の仲として知られている。
また、現副官のジョアン・サクラメント氏をリールから引き抜いた際にはカンポス氏の口添えがあったと言われており、ポール・ミッチェル氏(現RBライプツィヒ)の退団以降、リクルート部門の弱体化が指摘されるスパーズにとって敏腕リクルーターは喉から手が出るほどほしい人材だ。
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