リヨン会長、リーグを相手取って2つの訴訟を開始
2020.05.08 13:57 Fri
リヨンのジャン=ミシェル・オラス会長が、2019-20シーズンのリーグ・アン打ち切りという決定を受け、法的措置に出ることを明らかにした。
フランス・プロリーグ機構(LFP)は4月30日、フランス政府の意向を受け入れる形で、2019-20シーズンのリーグ・アンとリーグ・ドゥ(フランス2部)を終了することを決定。
基本的に全会一致で決議されたこの決定だが、残り試合を戦わずして無念の2部降格が決定した19位のアミアンが決定を不服として訴訟の意向を明らかにするなど、多大な不利益を被る一部クラブが反対の意思を示している。
その中でリヨンは1試合あたりの平均勝ち点で算出された最終順位において7位に位置しており、PSGとのクープ・ドゥ・ラ・リーグ決勝、あるいはチャンピオンズリーグ(CL)を優勝しない限り、25年ぶりにヨーロッパのコンペティションへの出場を逃すことになる。
そのため、オラス会長はLFPやフランスサッカー連盟(FFF)などを相手取り、法的措置に出る可能性を示唆していた。
「我々は訴訟を行うという決定に関して躊躇していた。だが、クラブの取締役会において、(パリの裁判所で)訴訟を起こすことを決定した」
「オリンピック・リヨンにとって金銭的な部分は大きな懸念事項ではない。このクラブは最下層からトップに上り詰めた歴史を持つクラブだ。ただ、我々は再びフットボールの再開を検討することを求めている」
「スポーツ大臣の決定ではUEFAの意向とは別に、健康と医療のプロトコルに従った上で、8月3日という日付を(再開の)基本線としていた」
「したがって、我々は首相と保健大臣に対して、ヨーロッパのその他の国々で承認されている医療プロトコルを詳しく調べたうえで、再開の可能性を検討すべきかを改めて考えることを期待している」
「2つ目に関してはリーグが打ち切りとなった方法と、1試合あたりの平均勝ち点で算出された最終順位が妥当かどうかを確認するためのものだ」
「我々はそれを分析し、その決定によって自分たちのクラブが被害を被ったかを確認する必要がある。そして、現時点においては経済面の不公平に関して話すつもりはない」
「それは何百万ユーロという規模ではなく、クラブ財政に関する幾つもの決定を左右するものだからだ」
フランス・プロリーグ機構(LFP)は4月30日、フランス政府の意向を受け入れる形で、2019-20シーズンのリーグ・アンとリーグ・ドゥ(フランス2部)を終了することを決定。
その中でリヨンは1試合あたりの平均勝ち点で算出された最終順位において7位に位置しており、PSGとのクープ・ドゥ・ラ・リーグ決勝、あるいはチャンピオンズリーグ(CL)を優勝しない限り、25年ぶりにヨーロッパのコンペティションへの出場を逃すことになる。
そのため、オラス会長はLFPやフランスサッカー連盟(FFF)などを相手取り、法的措置に出る可能性を示唆していた。
そして、今回オラス会長はフランスのテレビ番組『L’Équipe du Soir』で、2つの訴訟を開始することを認めている。
「我々は訴訟を行うという決定に関して躊躇していた。だが、クラブの取締役会において、(パリの裁判所で)訴訟を起こすことを決定した」
「オリンピック・リヨンにとって金銭的な部分は大きな懸念事項ではない。このクラブは最下層からトップに上り詰めた歴史を持つクラブだ。ただ、我々は再びフットボールの再開を検討することを求めている」
「スポーツ大臣の決定ではUEFAの意向とは別に、健康と医療のプロトコルに従った上で、8月3日という日付を(再開の)基本線としていた」
「したがって、我々は首相と保健大臣に対して、ヨーロッパのその他の国々で承認されている医療プロトコルを詳しく調べたうえで、再開の可能性を検討すべきかを改めて考えることを期待している」
「2つ目に関してはリーグが打ち切りとなった方法と、1試合あたりの平均勝ち点で算出された最終順位が妥当かどうかを確認するためのものだ」
「我々はそれを分析し、その決定によって自分たちのクラブが被害を被ったかを確認する必要がある。そして、現時点においては経済面の不公平に関して話すつもりはない」
「それは何百万ユーロという規模ではなく、クラブ財政に関する幾つもの決定を左右するものだからだ」
|
関連ニュース