悲願のスクデット懸かるラツィオDF、セリエA打ち切り案は「受け入れられない」
2020.05.06 18:38 Wed
ラツィオに所属するスペイン人DFパトリックは、今シーズンのセリエAが適切な形で完了することを望んでいる。『フットボール・イタリア』が伝えた。
また、イタリアのスポーツ大臣を務めるヴィンチェンツォ・スパダフォーラ氏は5日、サッカーを含む団体競技の再開に向け、政府としてガイドラインの作成などに動いていることを明かした。
先日、セリエA所属20チームが全会一致で今シーズンを完了させることを決定しており、現時点ではリーグ再開の道筋が立ち始めているが、公衆衛生の観点からシーズン打ち切りを望む多くの声があることも事実だ。
そんななか、首位のユベントスを1ポイント差で追い、20年ぶりのスクデット制覇が期待される2位のラツィオでプレーするパトリックは、母国スペインのテレビ番組『El Chiringuito』との『インスタグラム』のライブチャットで、リーグ再開を強く望んでいる。
「サッカーは他の仕事と何も変わらないよ。僕たちは2カ月間、自宅にこもっていた。だからこそ、早く仕事に戻りたいと思っているんだ。仮に、すべてが正常通りに戻ったとして、なぜ、僕たちはダメなんだい?」
また、前述のようにセリエAは適切な形でシーズン完了を目指しているものの、その最終決定はイタリア政府に委ねられている。そして、セリエAも政府の決定によってシーズン打ち切りを余儀なくされたオランダやフランスのケースに倣う可能性もある。
その場合、現時点での順位、あるいは平均勝ち点で最終順位を決定するか、エールディビジのようにシーズン自体が無効となる。ただ、いずれにしてもラツィオの悲願が果たされることはない。
その可能性について問われたパトリックは、「(打ち切りは)受け入れられない」と、強い口調で反対の姿勢を示した。
「今はラツィオにとって歴史的な瞬間だ。ファンタスティックなシーズンを送っている。(勝ち点差が)とてもタイトだし、12試合も残した段階でタイトルを割り当てることなんてできないよ」
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新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受けて3月初旬から中断しているセリエA。しかし、新規感染者数が減少傾向にあることもあり、イタリア政府は今月4日からすべてのクラブに対して個人トレーニングの再開を許可している。先日、セリエA所属20チームが全会一致で今シーズンを完了させることを決定しており、現時点ではリーグ再開の道筋が立ち始めているが、公衆衛生の観点からシーズン打ち切りを望む多くの声があることも事実だ。
そんななか、首位のユベントスを1ポイント差で追い、20年ぶりのスクデット制覇が期待される2位のラツィオでプレーするパトリックは、母国スペインのテレビ番組『El Chiringuito』との『インスタグラム』のライブチャットで、リーグ再開を強く望んでいる。
「僕たちはリーグ再開を恐れていないよ。適切な予防策を講じ、フィールドに戻らなければならないと思っている」
「サッカーは他の仕事と何も変わらないよ。僕たちは2カ月間、自宅にこもっていた。だからこそ、早く仕事に戻りたいと思っているんだ。仮に、すべてが正常通りに戻ったとして、なぜ、僕たちはダメなんだい?」
また、前述のようにセリエAは適切な形でシーズン完了を目指しているものの、その最終決定はイタリア政府に委ねられている。そして、セリエAも政府の決定によってシーズン打ち切りを余儀なくされたオランダやフランスのケースに倣う可能性もある。
その場合、現時点での順位、あるいは平均勝ち点で最終順位を決定するか、エールディビジのようにシーズン自体が無効となる。ただ、いずれにしてもラツィオの悲願が果たされることはない。
その可能性について問われたパトリックは、「(打ち切りは)受け入れられない」と、強い口調で反対の姿勢を示した。
「今はラツィオにとって歴史的な瞬間だ。ファンタスティックなシーズンを送っている。(勝ち点差が)とてもタイトだし、12試合も残した段階でタイトルを割り当てることなんてできないよ」
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