ユナイテッドのチームドクターも困惑? 自宅での思わぬケガの問い合わせ…
2020.04.21 20:35 Tue
マンチェスター・ユナイテッドのチームドクターが、自宅待機が続く中での選手たちに対するサポートについて語った。『ESPN』が伝えている。
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によって世界各国のフットボーラーは一般人と同様に自宅での隔離生活を強いられている。
とはいえ、ユナイテッドのような世界最大規模のビッグクラブではトレーニング器具や医療器具の貸し出し、栄養士監修する食料品の定期配送、メディカルスタッフによる24時間のオンライン診断など、至れり尽くせりのケアを受けている。
今回、チームドクターとして医療面での遠隔サポートを続けているスティーブ・マクナリー氏は、クラブ公式アプリのインタビューで同期間に選手たちから寄せられた思わぬ負傷の問い合わせを明かしている。
「幸いなことに、ほとんどのプレーヤーは非常に元気で、体調面の問題は一切ないよ」
「ウチの栄養士は『インスタグラム』を通じて、プレーヤーたちに料理のレッスンを行っているんだ。そして、彼らの多くがこの期間に新たなスキルを磨いている。ただ、その中で数人が負傷しているよ」
その後も栄養面での手厚いサポートなどを時にユーモアを交えて説明したマクナリー氏だが、その一方で慣れない隔離生活によるメンタルケアの重要性を指摘している。
「我々はプレーヤーたちに自分がメンタルヘルスの問題を抱えていると思ってほしくないが、医療従事者として特に警戒している」
「我々は長年の経験に即して数人の若手プレーヤーを注意深く見守っている。個々の性格をよく理解しており、それを踏まえた対応が重要だと考えている」
「これまでの日常では毎日のように激しいトレーニングを行ってきたが、彼らは現時点でそれを欠いている。そして、仲間同士でじゃれ合ったり、冗談を言い合うこともだ。もちろん、代わりに『WhatsApp groups』があるが、それは比べるものではない」
「彼ら全員が同じ状況にいるわけではないんだ。好奇心旺盛で余暇を楽しめる人間もいれば、暇を持て余してしまう人間もいるんだ」
現在、フットボール界では新型コロナウイルス対応の最前線で戦う医療従事者への感謝や支援に関して多く語られているが、マクナリー医師のように自分たちの所属するクラブの選手たちのため、献身的なケアを続けている人たちにスポットライトを当てることも同じく重要なことだ。
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によって世界各国のフットボーラーは一般人と同様に自宅での隔離生活を強いられている。
今回、チームドクターとして医療面での遠隔サポートを続けているスティーブ・マクナリー氏は、クラブ公式アプリのインタビューで同期間に選手たちから寄せられた思わぬ負傷の問い合わせを明かしている。
「幸いなことに、ほとんどのプレーヤーは非常に元気で、体調面の問題は一切ないよ」
「ただ、数人に関して幸いケガではないが、幾つかの変わった問い合わせがあったよ。あるプレーヤーは料理中に手を切り、別のプレーヤーは愛犬に噛まれてしまったと伝えてきたよ」
「ウチの栄養士は『インスタグラム』を通じて、プレーヤーたちに料理のレッスンを行っているんだ。そして、彼らの多くがこの期間に新たなスキルを磨いている。ただ、その中で数人が負傷しているよ」
その後も栄養面での手厚いサポートなどを時にユーモアを交えて説明したマクナリー氏だが、その一方で慣れない隔離生活によるメンタルケアの重要性を指摘している。
「我々はプレーヤーたちに自分がメンタルヘルスの問題を抱えていると思ってほしくないが、医療従事者として特に警戒している」
「我々は長年の経験に即して数人の若手プレーヤーを注意深く見守っている。個々の性格をよく理解しており、それを踏まえた対応が重要だと考えている」
「これまでの日常では毎日のように激しいトレーニングを行ってきたが、彼らは現時点でそれを欠いている。そして、仲間同士でじゃれ合ったり、冗談を言い合うこともだ。もちろん、代わりに『WhatsApp groups』があるが、それは比べるものではない」
「彼ら全員が同じ状況にいるわけではないんだ。好奇心旺盛で余暇を楽しめる人間もいれば、暇を持て余してしまう人間もいるんだ」
現在、フットボール界では新型コロナウイルス対応の最前線で戦う医療従事者への感謝や支援に関して多く語られているが、マクナリー医師のように自分たちの所属するクラブの選手たちのため、献身的なケアを続けている人たちにスポットライトを当てることも同じく重要なことだ。
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