バイエルンの新星ザークツィー、偉大な3人のストライカーの薫陶受ける
2020.04.21 19:30 Tue
バイエルンで売り出し中のU-19オランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(18)が母国オランダの『VTBL』のロングインタビューに答えた。
ユースやリザーブチーム時代からゴールを量産してきた逸材は、2019年11月に行われたトッテナムとのチャンピオンズリーグ(CL)でトップチームデビュー。その1カ月後にはブンデスリーガデビューとなったフライブルク戦で試合終了間際に決勝点を挙げる鮮烈なデビューを飾り、3日後のヴォルフスブルク戦でもゴールを記録。ここまでリーグ戦5試合で3ゴール1アシストと、新星誕生を印象付ける活躍を続けている。
今回、母国メディアのインタビューに応じた18歳は、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によってリーグ中断を強いられている中、5月9日と報じられるブンデスリーガ再開に向けたチームと自身の取り組みについて語っている。
「個人的には5月9日の再開は時期尚早だと考えているよ。様々な理由でリーグはできるだけ早くシーズンを完了させることを考えている。その場合、無観客開催の可能性が高いけど、僕自身にそういった経験がないから戸惑ってしまうかもしれないね」
「他には1週間に3回、ウイルス検査を受けているけど、チーム全員の体調は問題ないよ。トレーニングでも個々が定められた距離感を保っているし、トレーニング以外では自宅にこもっているよ」
現在、スターダムを一気にのし上がっていく勢いのザークツィーだが、1人のプレーヤーとして改善すべき点は多い。その中で世界最高のストライカーの1人と評されるポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ、最近までU-17チームの監督を務め、来季からハンジ・フリック監督の下でアシスタントコーチを務めると言われる元ドイツ代表FWのミロスラフ・クローゼ氏の2人から学ぶことは多いはずだ。
「レヴァンドフスキのプレーを見ることで多くのことを学んでいるよ。たとえば、彼の動き出しやポジショニングの取り方なんかを見ているよ。僕たちはプレースタイル的にも似ているし、良いお手本なんだ。それにさっきも話したように、今は同じトレーニンググループにいるから、より多くのことを学べている。それにコミュニケーションも深まっているよ」
「(クローゼのアシスタントコーチ就任について)それは夢のようなことだね。子供の頃から知っている素晴らしいプレーヤーだったし、以前にストライカーとしてのトレーニングも受けていたんだ。フェイエノールト時代は(元バイエルンFWの)ロイ・マカーイから指導を受けていたんだ。彼らのような偉大なプレーヤーたちから学べることは特別なことだよ」
最後にザークツィーは自身の今後の展望について言及。ユーロ2020が1年延期となったこともあり、フル代表デビューとユーロ2020本大会出場も期待されるところ。だが、同選手は現時点では時期尚早だと主張し、まずはバイエルンで自身最初のタイトルを獲得したいと語っている。
「代表チームのことはあまり考えていないよ。僕は現時点でバイエルンの主力ではないし、それ以外のことを考えるべきではないと思っているよ。ただ、フットボールの世界では物事がどれだけ早く進んでいくかも理解しているよ。もちろん、甘い考えかもしれないけど、オランイェでのプレーは僕の夢だからね。それに1人の若手として夢を見るべきだと思っているよ」
「ただ、現時点での最初のステップはバイエルンでのリーグタイトルだね。それにチャンピオンズリーグも優勝したい。クラブ全体が望んでいることだからね。シーズンがどのような形で終わるかは不透明だけど、僕たちはできるだけ早く適切な状況で再開したいと思っている」
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ナイジェリアにルーツを持つオランダ生まれのザークツィーは、2017年にフェイエノールトの下部組織からバイエルンのユースチームに加入。オランダ代表の世代別チームの常連は、193cmの恵まれた体躯と得点感覚、足元の細かい技術にも長けた万能型のストライカーだ。今回、母国メディアのインタビューに応じた18歳は、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によってリーグ中断を強いられている中、5月9日と報じられるブンデスリーガ再開に向けたチームと自身の取り組みについて語っている。
「個人的には5月9日の再開は時期尚早だと考えているよ。様々な理由でリーグはできるだけ早くシーズンを完了させることを考えている。その場合、無観客開催の可能性が高いけど、僕自身にそういった経験がないから戸惑ってしまうかもしれないね」
「現在、チームは4、5人ずつのグループに分かれてトレーニングをしているんだ。僕は(ロベルト・)レヴァンドフスキ、(アルフォンソ・)デイビス、(ダビド・)アラバと同じグループだけど、とても良いグループさ」
「他には1週間に3回、ウイルス検査を受けているけど、チーム全員の体調は問題ないよ。トレーニングでも個々が定められた距離感を保っているし、トレーニング以外では自宅にこもっているよ」
現在、スターダムを一気にのし上がっていく勢いのザークツィーだが、1人のプレーヤーとして改善すべき点は多い。その中で世界最高のストライカーの1人と評されるポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ、最近までU-17チームの監督を務め、来季からハンジ・フリック監督の下でアシスタントコーチを務めると言われる元ドイツ代表FWのミロスラフ・クローゼ氏の2人から学ぶことは多いはずだ。
「レヴァンドフスキのプレーを見ることで多くのことを学んでいるよ。たとえば、彼の動き出しやポジショニングの取り方なんかを見ているよ。僕たちはプレースタイル的にも似ているし、良いお手本なんだ。それにさっきも話したように、今は同じトレーニンググループにいるから、より多くのことを学べている。それにコミュニケーションも深まっているよ」
「(クローゼのアシスタントコーチ就任について)それは夢のようなことだね。子供の頃から知っている素晴らしいプレーヤーだったし、以前にストライカーとしてのトレーニングも受けていたんだ。フェイエノールト時代は(元バイエルンFWの)ロイ・マカーイから指導を受けていたんだ。彼らのような偉大なプレーヤーたちから学べることは特別なことだよ」
最後にザークツィーは自身の今後の展望について言及。ユーロ2020が1年延期となったこともあり、フル代表デビューとユーロ2020本大会出場も期待されるところ。だが、同選手は現時点では時期尚早だと主張し、まずはバイエルンで自身最初のタイトルを獲得したいと語っている。
「代表チームのことはあまり考えていないよ。僕は現時点でバイエルンの主力ではないし、それ以外のことを考えるべきではないと思っているよ。ただ、フットボールの世界では物事がどれだけ早く進んでいくかも理解しているよ。もちろん、甘い考えかもしれないけど、オランイェでのプレーは僕の夢だからね。それに1人の若手として夢を見るべきだと思っているよ」
「ただ、現時点での最初のステップはバイエルンでのリーグタイトルだね。それにチャンピオンズリーグも優勝したい。クラブ全体が望んでいることだからね。シーズンがどのような形で終わるかは不透明だけど、僕たちはできるだけ早く適切な状況で再開したいと思っている」
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