モウリーニョ、チェルシー監督就任前にリバプールと合意していた
2020.04.20 22:25 Mon
トッテナムの指揮を執るジョゼ・モウリーニョ監督が、リバプールを指揮していた可能性があったようだ。イギリス『メトロ』が伝えている。
モウリーニョ監督は翌シーズンからチェルシーの監督に就任しそこでも成功を収めるが、この時にチェルシーではなくリバプールの監督になっていたかもしれないという。モウリーニョ監督のアドバイザーを務めたジョルジュ・バイテク氏が明かした。
「モウリーニョはリバプールに行くはずだった。リック・パリー(当時のリバプールの最高経営責任者)が移籍を担当し、私たちは合意に達した」
「(ジェラール・)ウリエがまだレッズ(リバプールの愛称)の監督だったので、彼らは私たちに15日間待つように頼んだ」
しかし、この期間にモウリーニョ監督はチェルシーとの交渉を進め、最終的にスタンフォード・ブリッジ行きを決めたという。
モウリーニョ監督率いるチェルシーも、当時のプレミアリーグ記録である勝ち点95を積み上げ、50年ぶりとなるトップリーグ制覇をクラブにもたらしていた。
結果的には、両者にとってプラスの結果となったが、モウリーニョ監督が何度も獲得を望んだ元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードとともにプレーする姿は観てみたかった気もする。
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2002-03シーズンからポルトを率いたモウリーニョ監督は、初シーズンからいきなりリーグ戦、国内カップ戦、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)の3冠を達成する。そして、2年目もリーグ連覇に加えてチャンピオンズリーグ(CL)のタイトルを獲得し、その名を世界に知れ渡らせることになった。「モウリーニョはリバプールに行くはずだった。リック・パリー(当時のリバプールの最高経営責任者)が移籍を担当し、私たちは合意に達した」
「(ジェラール・)ウリエがまだレッズ(リバプールの愛称)の監督だったので、彼らは私たちに15日間待つように頼んだ」
しかし、この期間にモウリーニョ監督はチェルシーとの交渉を進め、最終的にスタンフォード・ブリッジ行きを決めたという。
モウリーニョ監督を逃したリバプールだが、代わりに前シーズンにバレンシアでラ・リーガとUEFAカップの2冠を達成したラファエル・ベニテス監督を招へい。すると、そのシーズンのCLでは準決勝でチェルシーに勝利し、さらに決勝戦では“イスタンブールの奇跡”としても知られるミランとの激闘の末、優勝を果たしていた。
モウリーニョ監督率いるチェルシーも、当時のプレミアリーグ記録である勝ち点95を積み上げ、50年ぶりとなるトップリーグ制覇をクラブにもたらしていた。
結果的には、両者にとってプラスの結果となったが、モウリーニョ監督が何度も獲得を望んだ元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードとともにプレーする姿は観てみたかった気もする。
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