元日本代表監督のジーコ&ファルカンらが主導! ファベーラ支援のため黄金のカルテットとカテナチオが融合
2020.04.19 16:10 Sun
1982年スペイン・ワールドカップ(W杯)のブラジル代表メンバーが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止に向け、寄付金集めに奔走している。フランス『レキップ』が伝えている。
現在、ブラジル国内では新型コロナウイルスの感染者数が約3万7000人、死者数が約2400人と南米の地域で最も被害が深刻となっている。さらに、ジャイール・ボルソナーロ大統領が経済活動を優先し、ロックダウンや外出制限に消極的な姿勢を貫いていることもあり、さらなる感染拡大が予見されている。
その状況下において、元日本代表監督のジーコ氏とパウロ・ロベルト・ファルカン氏を中心とする1982年スペインW杯のセレソンメンバーは今月初旬に母国のファベーラ(貧民街)を支援するため、ビデオメッセージを通じて寄付金集めに着手。
4月18日時点での寄付金の総額は450万レアル(約9220万円)に到達しているという。
さらに、ファルカン氏はローマ時代のチームメートであるブルーノ・コンティ氏を通じて、スペインW杯で優勝したイタリア代表の主力メンバーにビデオメッセージへの参加を要請した。
なお、スペインW杯の2次リーグで激闘を演じた両者だが、今回のビデオメッセージを通じて「イタリアとブラジルはピッチ上のライバルだが、コロナウイルスに打ち勝つため団結した」と、セレソンの黄金のカルテットと、アズーリのカテナチオの融合が語られている。
現在、ブラジル国内では新型コロナウイルスの感染者数が約3万7000人、死者数が約2400人と南米の地域で最も被害が深刻となっている。さらに、ジャイール・ボルソナーロ大統領が経済活動を優先し、ロックダウンや外出制限に消極的な姿勢を貫いていることもあり、さらなる感染拡大が予見されている。
4月18日時点での寄付金の総額は450万レアル(約9220万円)に到達しているという。
さらに、ファルカン氏はローマ時代のチームメートであるブルーノ・コンティ氏を通じて、スペインW杯で優勝したイタリア代表の主力メンバーにビデオメッセージへの参加を要請した。
そして、コンティ氏に加え、パオロ・ロッシ氏、ジュゼッペ・ベルゴミ氏、クラウディオ・ジェンティーレ氏、フランコ・カウジオ氏らが快く応じた。
なお、スペインW杯の2次リーグで激闘を演じた両者だが、今回のビデオメッセージを通じて「イタリアとブラジルはピッチ上のライバルだが、コロナウイルスに打ち勝つため団結した」と、セレソンの黄金のカルテットと、アズーリのカテナチオの融合が語られている。
|
関連ニュース