八百長で有罪の元ナイジェリア代表MFエトゥフに5年間のサッカー活動禁止処分
2020.04.16 20:34 Thu
スウェーデンサッカー協会(SvFF)の懲罰委員会は16日、八百長により有罪判決を受けた元ナイジェリア代表MFディクソン・エトゥフ(37)らに対して、スウェーデンでの5年間のサッカー活動禁止処分を科した。スウェーデン『エクスプレッセン』が伝えている。
そのエトゥフは2017年にスウェーデンのアルスヴェンスカン(1部リーグ)の試合において、AIKのチームメートであった元カナダ代表GKケニー・スタマトプーロスの買収を試みた。
その後、八百長行為が明るみに出て2019年11月にスウェーデン控訴裁判所は、八百長で有罪判決を言い渡していた。なお、刑務所に収監されることはなく罰金刑と保護観察処分が科されていた。
そして、前述の裁判から約半年が経った今回、SvFFの懲罰委員会はエトゥフと、八百長行為に加担したスウェーデン人FWアルバン・ユスフィ(38)の2名に対して、5年間のサッカー活動禁止処分を科した。
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ナイジェリア代表として通算19キャップを誇るエトゥフは、マンチェスター・シティの下部組織出身で、2000年にトップチーム昇格。その後、サンダーランドやフルアム時代にはプレミアリーグでプレー。2014年12月にスウェーデンのAIKソルナへ加入するも、2017年1月に退団していた。その後、八百長行為が明るみに出て2019年11月にスウェーデン控訴裁判所は、八百長で有罪判決を言い渡していた。なお、刑務所に収監されることはなく罰金刑と保護観察処分が科されていた。
そして、前述の裁判から約半年が経った今回、SvFFの懲罰委員会はエトゥフと、八百長行為に加担したスウェーデン人FWアルバン・ユスフィ(38)の2名に対して、5年間のサッカー活動禁止処分を科した。
ただ、エトゥフは2017年1月のAIK退団以降、ほぼ引退と同じ状況にあり、今回の処分の実質的効力はほぼないようだ。
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