ブレシア会長、トナーリの移籍を覚悟「決定は彼次第」
2020.04.16 18:12 Thu
イタリア代表MFサンドロ・トナーリ(19)が今シーズン限りでブレシアを退団する可能性は非常に高いようだ。
今シーズン、セリエA昇格組のブレシアは第26節終了時点で残留圏内の17位と勝ち点9ポイント差の最下位と厳しいシーズンを過ごしている。
その一方で、ピッチ上で眩いばかりの輝きを放っているのが、セリエA初挑戦のトナーリだ。アンドレア・ピルロを彷彿とさせる容姿を持ち、ジェンナーロ・ガットゥーゾを崇拝する19歳だが、卓越したビジョン、パス精度、闘争心溢れる球際のプレーはアズーリの同僚MFマルコ・ヴェッラッティに近いプレースタイル。
その逸材に関してはユベントスやインテル、マンチェスター・ユナイテッドにパリ・サンジェルマンといったメガクラブが獲得に興味を示す。これに対してブレシアは、移籍金を5000万ユーロ(約58億6000万円)に設定していると言われているが、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響やセリエB降格の可能性を考えれば、換金対象としてより安価な金額で売りに出す見込みだ。
そして、イタリア『トゥットスポルト』のインタビューでトナーリの去就に関する質問を受けたマッシモ・チェッリーノ会長も若き至宝の流出を覚悟しているようだ。
「だが、我々にとってのゴールデンボーイであるサンドロとの間には約束がある。彼は移籍の意思を伝えれば、私がそれを受け入れることを知っている」
「それは価格の問題ではなく、重要なのはトナーリ自身が心で決めることだ。決定するのは彼次第だ」
「個人的には彼をローマやナポリで見たい。だが、それは難しそうだ。とにかく、彼にはイタリアに留まってほしい」
また、チェッリーノ会長は今冬の移籍市場において匿名のクラブからトナーリに対する公式な問い合わせがあったことを認めている。
「1月に非常に重要なチームからトナーリの獲得を希望しているとの連絡を受けた。ただ、その際には数字(金銭)の話はしなかった。代わりに私は『彼をすぐにチャンピオンズリーグで起用するつもりか?』って尋ねたよ」
「すると、相手側は『今シーズン終了まではブレシアに残すつもりだ』と返答してきた」
「そして、私は『それは有難い申し出だ。だが、彼をこのまま我々のプレーヤーとして残したい。また、7月に話し合いをしようじゃないか』って返したよ」
今シーズン、セリエA昇格組のブレシアは第26節終了時点で残留圏内の17位と勝ち点9ポイント差の最下位と厳しいシーズンを過ごしている。
その逸材に関してはユベントスやインテル、マンチェスター・ユナイテッドにパリ・サンジェルマンといったメガクラブが獲得に興味を示す。これに対してブレシアは、移籍金を5000万ユーロ(約58億6000万円)に設定していると言われているが、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響やセリエB降格の可能性を考えれば、換金対象としてより安価な金額で売りに出す見込みだ。
そして、イタリア『トゥットスポルト』のインタビューでトナーリの去就に関する質問を受けたマッシモ・チェッリーノ会長も若き至宝の流出を覚悟しているようだ。
「私の夢はトナーリをクラブに残すことだ。それができれば、宙返りだってやってみせるさ」
「だが、我々にとってのゴールデンボーイであるサンドロとの間には約束がある。彼は移籍の意思を伝えれば、私がそれを受け入れることを知っている」
「それは価格の問題ではなく、重要なのはトナーリ自身が心で決めることだ。決定するのは彼次第だ」
「個人的には彼をローマやナポリで見たい。だが、それは難しそうだ。とにかく、彼にはイタリアに留まってほしい」
また、チェッリーノ会長は今冬の移籍市場において匿名のクラブからトナーリに対する公式な問い合わせがあったことを認めている。
「1月に非常に重要なチームからトナーリの獲得を希望しているとの連絡を受けた。ただ、その際には数字(金銭)の話はしなかった。代わりに私は『彼をすぐにチャンピオンズリーグで起用するつもりか?』って尋ねたよ」
「すると、相手側は『今シーズン終了まではブレシアに残すつもりだ』と返答してきた」
「そして、私は『それは有難い申し出だ。だが、彼をこのまま我々のプレーヤーとして残したい。また、7月に話し合いをしようじゃないか』って返したよ」
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