リバプール、トッテナムに続きボーンマスがスタッフの一時帰休を撤回
2020.04.15 10:10 Wed
ボーンマスは14日、政府の新型コロナウイルス(COVID-19)による雇用維持制度を利用しないことを発表した。
ボーンマスも、リバプール、トッテナムに続き、プレミアリーグで3番目に制度の利用を発表。政府からの資金援助を受け、非常勤スタッフの給与を保証しようとしていた。
しかし、一般企業などに比べ金銭面で余裕のあるプレミアリーグのクラブが利用することについては、各方面から非難の声があがり、政治家やプレミアリーグのOBらも批判。それを受け、リバプール、トッテナムは非常勤スタッフの一時帰休を撤回し、謝罪していた。
ボーンマスも、この状況を鑑みて制度利用を行わないことを発表。謝罪した。
「我々はこのウイルスが何を意味するのかという現実に対し、急速に対応し始めています。これは、世界中の人々の健康とその経済的影響を受ける全ての業界、ビジネスの両方にとってです」
「サッカーは間違いなくそれら産業の1つです。現状では、2019-20シーズンのプレミアリーグの再開日は決まっていません。つまり、収益は枯渇します。しかし、支出には影響を与えません」
「これを念頭に置き、今月初めにボーンマスの多くのスタッフが一時帰休となり、政府のコロナウイルス雇用維持制度を利用することを発表しました」
「このような不確実な時期にクラブに課せられた運営上のプレッシャーを考慮し、これらの措置は軽視できませんでした」
「我々の意図がどのようにうまく捉えられたとしても、このスキームを適用するプレミアリーグクラブが批判されることを認識しています」
「我々は我々のサポーターに耳を傾け、スタッフを一時帰休させるという決定を覆します」
「理事会として、シーズンが中断されている間もクラブが運営し続けることができるようにし、コロナウイルス雇用維持制度を申請しません」
「継続している考えと祈りは、このウイルスに感染した全ての人に向けられています」
ボーンマスでは、エディ・ハウ監督が自身の給与を自主的に削減すると表明した最初のプレミアリーグの監督となっていた。
なお、プレミアリーグのクラブでは3クラブの他にニューカッスルとノリッジ・シティがスタッフの一時帰休を発表している。
PR
イギリスでは、新型コロナウイルスの影響で一時解雇とされた労働者を守るため、3月上旬に賃金の80%、最大月給2500ポンド(約33万5000円)まで請求できる雇用維持制度が発表されていた。しかし、一般企業などに比べ金銭面で余裕のあるプレミアリーグのクラブが利用することについては、各方面から非難の声があがり、政治家やプレミアリーグのOBらも批判。それを受け、リバプール、トッテナムは非常勤スタッフの一時帰休を撤回し、謝罪していた。
ボーンマスも、この状況を鑑みて制度利用を行わないことを発表。謝罪した。
「進行中のCOVID-19のパンデミックにより、世界中で大きな不確実性が生まれています」
「我々はこのウイルスが何を意味するのかという現実に対し、急速に対応し始めています。これは、世界中の人々の健康とその経済的影響を受ける全ての業界、ビジネスの両方にとってです」
「サッカーは間違いなくそれら産業の1つです。現状では、2019-20シーズンのプレミアリーグの再開日は決まっていません。つまり、収益は枯渇します。しかし、支出には影響を与えません」
「これを念頭に置き、今月初めにボーンマスの多くのスタッフが一時帰休となり、政府のコロナウイルス雇用維持制度を利用することを発表しました」
「このような不確実な時期にクラブに課せられた運営上のプレッシャーを考慮し、これらの措置は軽視できませんでした」
「我々の意図がどのようにうまく捉えられたとしても、このスキームを適用するプレミアリーグクラブが批判されることを認識しています」
「我々は我々のサポーターに耳を傾け、スタッフを一時帰休させるという決定を覆します」
「理事会として、シーズンが中断されている間もクラブが運営し続けることができるようにし、コロナウイルス雇用維持制度を申請しません」
「継続している考えと祈りは、このウイルスに感染した全ての人に向けられています」
ボーンマスでは、エディ・ハウ監督が自身の給与を自主的に削減すると表明した最初のプレミアリーグの監督となっていた。
なお、プレミアリーグのクラブでは3クラブの他にニューカッスルとノリッジ・シティがスタッフの一時帰休を発表している。
PR
|
関連ニュース