FIFA会長、早期再開に慎重姿勢…経済的支援にも言及
2020.04.11 10:30 Sat
国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ氏が早期再開に慎重な判断を呼びかけた。イギリス『BBC』が報じている。
世界的流行の新型コロナウイルス。様々な対策が講じられ続けているが、終息が見通せず、フットボール界も完全停止に陥っており、再開の目処も立たない情勢を受けて経済的打撃も出始めている。
それにより、ユーロ2020やコパ・アメリカ、東京オリンピックが揃って延期になるなか、欧州各国リーグもベラルーシやタジキスタンなど一部の国を除いて、打ち切りの可能性も高まりつつある。
そのなか、インファンティーノ氏は10日、211の加盟国に「ノーマッチ、ノーコンペティション、ノーリーグは人命にとって価値のあること。リスクを冒すなら、少し長く待つ方がベター」だと述べた。
また、ベラルーシやタジキスタンなど一部の国がリーグを続けている状況だが、安全こそ最優先に考えるべきだと語り、早期の再開という決断に消極的な姿勢を示している。
また、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、インファンティーノ会長は財政的支援にも言及。新型コロナウイルスの影響で経済的打撃を受ける各協会に対して、次のように援助を約束している。
「我々の予備金はFIFAの金じゃない。フットボールの金だ。したがって、それが必要なら、我々は何をすべきが考えなければならない。それこそが我々の責務だ」
「誰もがサッカーに貢献して、個人の関心より世界的な関心を念頭に置いて議論できれば、我々の未来は過去より良くなる。将来について備えることもできる」
世界的流行の新型コロナウイルス。様々な対策が講じられ続けているが、終息が見通せず、フットボール界も完全停止に陥っており、再開の目処も立たない情勢を受けて経済的打撃も出始めている。
そのなか、インファンティーノ氏は10日、211の加盟国に「ノーマッチ、ノーコンペティション、ノーリーグは人命にとって価値のあること。リスクを冒すなら、少し長く待つ方がベター」だと述べた。
また、ベラルーシやタジキスタンなど一部の国がリーグを続けている状況だが、安全こそ最優先に考えるべきだと語り、早期の再開という決断に消極的な姿勢を示している。
「我々の最優先事項であり、原則、そして各大会で推奨するのは、健康が最優先だということ。世界中の誰しもがこれを心のなかではっきりと認識すべきだ。100%の安全が保証されていないのなら、大会の再開を強いるのは無責任以外の何でもない」
また、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、インファンティーノ会長は財政的支援にも言及。新型コロナウイルスの影響で経済的打撃を受ける各協会に対して、次のように援助を約束している。
「我々の予備金はFIFAの金じゃない。フットボールの金だ。したがって、それが必要なら、我々は何をすべきが考えなければならない。それこそが我々の責務だ」
「誰もがサッカーに貢献して、個人の関心より世界的な関心を念頭に置いて議論できれば、我々の未来は過去より良くなる。将来について備えることもできる」
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