方針撤回のリバプールにOBキャラガー氏「ファンとして恥ずかしかった」
2020.04.09 19:20 Thu
リバプールOBで元イングランド代表DFのジェイミー・キャラガー氏が古巣の一部従業員に対する一時解雇からその撤回までの流れに持論を唱えた。イギリス『インディペンデント』が伝えた。
キャラガー氏はリバプールの従業員一時解雇の方針に異論を唱えていた。一時解雇者への最大月2500ポンド(約33万円)の現金給付政策をイギリス政府が打ち出したことで、リバプールもこれに乗じて政府からの支援を受けようとしていた。
しかし、一企業であったとしても世界的ビッグクラブであるリバプールが一般企業と同じように義援金を受け取ることに不快感を覚えたキャラガー氏が「怒り」と「惨めさ」を感じざるを得ないと痛烈に批判。昨シーズンに4200万ポンド(約56億7000万円)もの利益を上げた同クラブが政府に助けを求めることに疑問符を浮かべていた。
キャラガー氏をはじめ各所から非難の声が大きくなったリバプールは、6日に謝罪するとともに一時解雇を撤回。これを受けて同氏はイギリス『スカイ・スポーツ』に「リバプールとは模範となるべきクラブでなければならない」とコメントし、一定の満足感を示した。
「私の願いはこの決定を覆す判断をする十分な時間があったことだった」
「あんな酷い決定を私は信じられなかった。リバプールファンとして恥ずかしかったよ」
「トッテナムとニューカッスルが同じ方針を取るのは予想できたことだ。フットボールの世界でもダニエル・レヴィやマイク・アシュリーのような会長であればやりうる。だがリバプールだと話が違う。彼らのオーナーの下、ここまで築き上げたクラブではより多くの意味を持ってしまう」
「彼らが考えを改めてくれたことを嬉しく思うね」
キャラガー氏はリバプールの従業員一時解雇の方針に異論を唱えていた。一時解雇者への最大月2500ポンド(約33万円)の現金給付政策をイギリス政府が打ち出したことで、リバプールもこれに乗じて政府からの支援を受けようとしていた。
キャラガー氏をはじめ各所から非難の声が大きくなったリバプールは、6日に謝罪するとともに一時解雇を撤回。これを受けて同氏はイギリス『スカイ・スポーツ』に「リバプールとは模範となるべきクラブでなければならない」とコメントし、一定の満足感を示した。
「私の願いはこの決定を覆す判断をする十分な時間があったことだった」
「私は怒っていた。今日においてリバプールはリーグ首位であり世界王者だ。多くの基準を満たし、人々のお手本となるべき存在なのだ」
「あんな酷い決定を私は信じられなかった。リバプールファンとして恥ずかしかったよ」
「トッテナムとニューカッスルが同じ方針を取るのは予想できたことだ。フットボールの世界でもダニエル・レヴィやマイク・アシュリーのような会長であればやりうる。だがリバプールだと話が違う。彼らのオーナーの下、ここまで築き上げたクラブではより多くの意味を持ってしまう」
「彼らが考えを改めてくれたことを嬉しく思うね」
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