スタンコビッチがイタリア勢唯一のトレブル回想 「ユーベは大金を投じてもできなかった…」
2020.04.06 17:30 Mon
インテルのレジェンドである元セルビア代表MFのデヤン・スタンコビッチ氏が、2009-10シーズンのトレブル(3冠)を振り返った。『フットボールイタリア』が伝えた。
2004年から2013年までインテルに在籍したスタンコビッチ氏。在籍期間にはセリエA5連覇を含む15個のトロフィーを獲得していたが、そのハイライトはやはり、2009-10シーズンのトレブルだ。
ジョゼ・モウリーニョ監督(現トッテナム)の下、セリエAではローマとのスクデット争いを制して5連覇を達成すると、コッパ・イタリア決勝でもローマに競り勝ち、国内2冠を達成した。
さらに最難関と思われたチャンピオンズリーグ(CL)では、決勝トーナメントで指揮官の古巣であるチェルシー、バルセロナを退け、決勝戦ではバイエルンを2-0で下し、1964-65シーズン以来となる45年ぶり3度目の優勝を飾った。
その快挙の立役者の1人であるスタンコビッチ氏は、ユベントスを引き合いに出しながらイタリア勢初の偉業を回想。現在、母国の名門ツルヴェナ・ズヴェズダで指揮官を務める元セルビア代表MFがイタリア『スカイ』で以下のように語っている。
「時代は始まり、終わりを迎える。マッシモ・モラッティ(元会長)とその家族が与えてくれたものに感謝するだけだ。モウリーニョの2年目はとても重要だった。選手の選び方、システム、個性とね」
また、クラブとして最も遠ざかっていたタイトルであるCLの戦いに関しては、3試合連続ドローという苦境で臨んだグループステージ第4節のディナモ・キエフ戦での劇的な逆転勝利(2-1)がターニングポイントになったという。さらに、ラウンド16のチェルシー戦以降は多くの負傷者などによって満身創痍の状態であったことを明かしている。
「優先すべきターゲットを定めることなんてできなかったし、我々はすべてを勝ち取りたいと考えていた。キエフで幸運な結果を手にしたから、その運を最大限に生かさなければいけないと自分たちに言い聞かせていたんだ」
「チェルシーを撃破した後の2カ月間は、プレーできる選手が13、14人しかいなかった。それでも、全員の心にあったのは、5月22日(決勝戦)まで勝ち進んで歴史を作ることだけだった」
「最後の45日間は心身ともにボロボロな状態だったが、それでもモウリーニョは我々からより多くのモノを引きずり出していたよ」
2004年から2013年までインテルに在籍したスタンコビッチ氏。在籍期間にはセリエA5連覇を含む15個のトロフィーを獲得していたが、そのハイライトはやはり、2009-10シーズンのトレブルだ。
さらに最難関と思われたチャンピオンズリーグ(CL)では、決勝トーナメントで指揮官の古巣であるチェルシー、バルセロナを退け、決勝戦ではバイエルンを2-0で下し、1964-65シーズン以来となる45年ぶり3度目の優勝を飾った。
その快挙の立役者の1人であるスタンコビッチ氏は、ユベントスを引き合いに出しながらイタリア勢初の偉業を回想。現在、母国の名門ツルヴェナ・ズヴェズダで指揮官を務める元セルビア代表MFがイタリア『スカイ』で以下のように語っている。
「我々はインテルの歴史を作った。時が経ってやっと、自分たちが達成したことは本当に信じられないことだと理解できたよ。たとえば、ユベントスはこれまで多額の金額を投資しながらもトレブルを達成することができていないからね」
「時代は始まり、終わりを迎える。マッシモ・モラッティ(元会長)とその家族が与えてくれたものに感謝するだけだ。モウリーニョの2年目はとても重要だった。選手の選び方、システム、個性とね」
また、クラブとして最も遠ざかっていたタイトルであるCLの戦いに関しては、3試合連続ドローという苦境で臨んだグループステージ第4節のディナモ・キエフ戦での劇的な逆転勝利(2-1)がターニングポイントになったという。さらに、ラウンド16のチェルシー戦以降は多くの負傷者などによって満身創痍の状態であったことを明かしている。
「優先すべきターゲットを定めることなんてできなかったし、我々はすべてを勝ち取りたいと考えていた。キエフで幸運な結果を手にしたから、その運を最大限に生かさなければいけないと自分たちに言い聞かせていたんだ」
「チェルシーを撃破した後の2カ月間は、プレーできる選手が13、14人しかいなかった。それでも、全員の心にあったのは、5月22日(決勝戦)まで勝ち進んで歴史を作ることだけだった」
「最後の45日間は心身ともにボロボロな状態だったが、それでもモウリーニョは我々からより多くのモノを引きずり出していたよ」
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