カッサーノが語ったロナウドの逸話が全くのデマだったことが判明
2020.04.01 15:05 Wed
レアル・マドリーなどでプレーした元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノ氏がイタリアメディアに語った、ブラジルのレジェンド、ロナウドの逸話が全くの嘘であることが、スペイン『マルカ』の調べにより判明した。
カッサーノは先日、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューにおいて、この時チームメイトとしてプレーしたブラジルの伝説的ストライカーであるロナウドについての逸話を語り、同選手が「フットボールの神」であると思ったと、次のようなエピソードを明かしていた。
「デポルティボ相手に僕たちは1-0で負けていた、彼らはスペクタクルなチームだったよ。僕らは(ホームで)負けていて、ファンは口笛を吹いて囃し立てていた、特にロナウドをね」
「(ハーフタイムに)ロッカーで監督がロナウドを下げて(ルート・)ファン・ニステルローイを出そうとした。でもロナウドが監督を止めて『15分待って俺が2ゴール決めてなかったら下げてくれ』って言ったんだ」
「15分後、ロナウドの2ゴールで2-1だ。もしフットボールの神様がいるとしたら、そいつはロナウドだと言ったよ」
カッサーノがマドリーに在籍していた間、デポルティボとは3回対戦していたが、エピソードに出てきたような状況があった試合はないという。
ここで対戦相手がデポルティボではなく、別のチームと勘違いしていた可能性も考えられるが、それもどうやらないようだ。
なぜなら、ロナウドがカッサーノのチームメイトとしてマドリーでプレーしていた間、後半に2得点を決めた試合は1度しかない。そしてその試合は、チャンピオンズリーグ(CL)でのディナモ・キエフ戦で、86分と88分の2ゴールで2-2のドローに持ち込んだ試合である。
現役時代“問題児”として知られていたカッサーノ氏。勘違いなのか、それともデマなのかは分からないが、この話を聞いて納得してしまうほど、当時のロナウドは衝撃的なパフォーマンスを見せていたということだろう。
PR
抜群のポテンシャルで“天才”と呼び声高かったカッサーノ氏。1998年にバーリでプロキャリアをスタートさせると、2001年にローマへステップアップ。そこでの活躍が認められ、2006年冬にマドリーへ移籍していた。カッサーノは先日、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューにおいて、この時チームメイトとしてプレーしたブラジルの伝説的ストライカーであるロナウドについての逸話を語り、同選手が「フットボールの神」であると思ったと、次のようなエピソードを明かしていた。
「(ハーフタイムに)ロッカーで監督がロナウドを下げて(ルート・)ファン・ニステルローイを出そうとした。でもロナウドが監督を止めて『15分待って俺が2ゴール決めてなかったら下げてくれ』って言ったんだ」
「15分後、ロナウドの2ゴールで2-1だ。もしフットボールの神様がいるとしたら、そいつはロナウドだと言ったよ」
ブラジルの“フェノーメノ(怪物)”ことロナウドの凄さを感じる素晴らしいエピソードだったが『マルカ』の調べによると不可解な点があるようだ。
カッサーノがマドリーに在籍していた間、デポルティボとは3回対戦していたが、エピソードに出てきたような状況があった試合はないという。
ここで対戦相手がデポルティボではなく、別のチームと勘違いしていた可能性も考えられるが、それもどうやらないようだ。
なぜなら、ロナウドがカッサーノのチームメイトとしてマドリーでプレーしていた間、後半に2得点を決めた試合は1度しかない。そしてその試合は、チャンピオンズリーグ(CL)でのディナモ・キエフ戦で、86分と88分の2ゴールで2-2のドローに持ち込んだ試合である。
現役時代“問題児”として知られていたカッサーノ氏。勘違いなのか、それともデマなのかは分からないが、この話を聞いて納得してしまうほど、当時のロナウドは衝撃的なパフォーマンスを見せていたということだろう。
PR
|
関連ニュース