ジンチェンコ、新型コロナに対する英国政府の対応批判! 一方シティの配慮を称賛
2020.03.24 21:05 Tue
マンチェスター・シティのウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコが新型コロナウイルスへのイギリス政府とクラブの対応の違いを説明している。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
中国の武漢を発生源として今では世界中に感染が拡大している新型コロナウイルス(COVID-19)。その影響はヨーロッパまで広がり、猛威を振るっている。
現在、プレミアリーグの4月いっぱいまでの延期措置によって自主的な隔離状態が続くジンチェンコは、母国ウクライナのテレビ番組『Great Football』で、ここまでのイギリス政府の後手を踏んだ対策を批判した。
イタリアやフランスと異なり、ヨーロッパでの感染が確認され始めた当初、イギリスは島国という地理的な事情もあり、感染者の発生はかなり緩やかだった。
そのため、流行の兆しを見せ始めた初期段階に外出制限や大規模イベントの自粛などの対策を行わず。その後、急速な流行を見せ始めてから方針転換を図り、プレミアリーグを含む国内のスポーツイベントの延期や中止を決断。
そして、ジンチェンコは封じ込めが容易に可能だった初期対応を誤り、感染が拡大してから初めて強硬な態度に出たイギリス政府の対応を強く批判している。
「イギリスではすべてに対して少し対応が遅い。検疫(隔離)も“明日(感染の可能性が濃厚となって初めて)”にならなければ、導入されなかった。それはもっと早い段階で行うべきであったと思うよ」
「コロナウイルスの疑いのある友人がいるけど、彼女は仕事に行くように言われている。ただ、幸いにも僕の身内に関しては今のところ大丈夫だよ」
「だから、みんなに聞いて欲しい。ルールに従って家にいてください」
イギリス政府の拙い対応を非難した一方、ジンチェンコは自主的な隔離状態が続く状況下におけるクラブからの手厚いサポートを称賛している。
「マンチェスター・シティは選手やスタッフの全員に対して気配りを怠らない。朝目を覚ますと、チームドクターからメッセージがきているんだ。『気分はどう? 家族や友人も大丈夫?』という風にね」
「それに彼らは食料を週6日自宅に届けてくれるし、コンディション維持のためのトレーニング器具も提供してくれているんだ」
中国の武漢を発生源として今では世界中に感染が拡大している新型コロナウイルス(COVID-19)。その影響はヨーロッパまで広がり、猛威を振るっている。
イタリアやフランスと異なり、ヨーロッパでの感染が確認され始めた当初、イギリスは島国という地理的な事情もあり、感染者の発生はかなり緩やかだった。
そのため、流行の兆しを見せ始めた初期段階に外出制限や大規模イベントの自粛などの対策を行わず。その後、急速な流行を見せ始めてから方針転換を図り、プレミアリーグを含む国内のスポーツイベントの延期や中止を決断。
しかし、23日時点で7000人近い感染者と300人を超える死者を出すなど、遅きに失した対策によって感染が拡大。そして、ボリス・ジョンソン首相は同日に不要不急の事態を除く外出禁止令という強硬な手段を講じた。
そして、ジンチェンコは封じ込めが容易に可能だった初期対応を誤り、感染が拡大してから初めて強硬な態度に出たイギリス政府の対応を強く批判している。
「イギリスではすべてに対して少し対応が遅い。検疫(隔離)も“明日(感染の可能性が濃厚となって初めて)”にならなければ、導入されなかった。それはもっと早い段階で行うべきであったと思うよ」
「コロナウイルスの疑いのある友人がいるけど、彼女は仕事に行くように言われている。ただ、幸いにも僕の身内に関しては今のところ大丈夫だよ」
「だから、みんなに聞いて欲しい。ルールに従って家にいてください」
イギリス政府の拙い対応を非難した一方、ジンチェンコは自主的な隔離状態が続く状況下におけるクラブからの手厚いサポートを称賛している。
「マンチェスター・シティは選手やスタッフの全員に対して気配りを怠らない。朝目を覚ますと、チームドクターからメッセージがきているんだ。『気分はどう? 家族や友人も大丈夫?』という風にね」
「それに彼らは食料を週6日自宅に届けてくれるし、コンディション維持のためのトレーニング器具も提供してくれているんだ」
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