スポルティング会長が一時医師に戻る! 「ポルトガルの窮地を救うため」
2020.03.20 20:30 Fri
スポルティング・リスボン会長が新型コロナウイルス(COVID-19)の影響が深刻化するポルトガルの窮状を受けて、医師としての活動を行う意向を明らかにした。『ESPN』が伝えている。
現在、ポルトガルでは新型コロナウイルスの影響が深刻化しており、19日時点で800人近い感染者が出ている。これを受けてポルトガル政府は全土に非常事態を宣言した。
その母国の窮状に立ち上がったのが、2018年9月からスポルティングの会長を務めるフェデリコ・ヴァランダス会長。
現在、40歳のヴァランダス会長はNOVAデ・リスボン大学で医学を学び、スポーツ医学と物理療法・リハビリテーションの専門家。さらに、ポルトガル軍に入隊し軍事医療の分野でも活躍した経歴を持っている。
そのヴァランダス会長は自身の公式『インスタグラム』を通じて、医師としての活動を行う意向を明らかにした。
「病人の世話をする人。パンを作る人。ポルトガルに住む人々のため情報を伝える人。経済を維持するためのサービスに取り組む人。様々な形でこの国を支えよう」
「その中で私はこの国のために仕えたい。非常事態が続く限り、私は自分の役目(医師)に戻るつもりだ。ポルトガルという国がその役目を必要とする限り、私はいつでもその役目に戻る。みんなで自分ができることをやろうじゃないか」
現時点でヴァランダス会長がクラブ会長職と並行する形でどんな役割を担うかは不明だが、パンデミックの状況において1人でも多くの医療従事者の存在は国にとって心強いものだ。
現在、ポルトガルでは新型コロナウイルスの影響が深刻化しており、19日時点で800人近い感染者が出ている。これを受けてポルトガル政府は全土に非常事態を宣言した。
現在、40歳のヴァランダス会長はNOVAデ・リスボン大学で医学を学び、スポーツ医学と物理療法・リハビリテーションの専門家。さらに、ポルトガル軍に入隊し軍事医療の分野でも活躍した経歴を持っている。
そのヴァランダス会長は自身の公式『インスタグラム』を通じて、医師としての活動を行う意向を明らかにした。
「私の両親や祖父母の世代だけでなく、異なる深刻な経済危機によって今後十分に育つことができない若い世代のために。そういったすべての人たち、ポルトガルという国のためにみんなで立ち上がろう。それぞれができる方法で」
「病人の世話をする人。パンを作る人。ポルトガルに住む人々のため情報を伝える人。経済を維持するためのサービスに取り組む人。様々な形でこの国を支えよう」
「その中で私はこの国のために仕えたい。非常事態が続く限り、私は自分の役目(医師)に戻るつもりだ。ポルトガルという国がその役目を必要とする限り、私はいつでもその役目に戻る。みんなで自分ができることをやろうじゃないか」
現時点でヴァランダス会長がクラブ会長職と並行する形でどんな役割を担うかは不明だが、パンデミックの状況において1人でも多くの医療従事者の存在は国にとって心強いものだ。
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