レイナ、遅きに失したプレミアのコロナ対応を非難 「命や健康は何よりも優先されるべき」
2020.03.16 22:15 Mon
アストン・ビラに所属する元スペイン代表GKペペ・レイナがプレミアリーグの延期踏み切り判断の遅さを非難した。スぺイン『マルカ』が伝えている。
しかし、イングランドでは握手の禁止など、初歩的な感染対策を実施するのみでリーグ開催を継続。その後、アーセナルのミケル・アルテタ監督やチェルシーのFWカラム・ハドソン=オドイの陽性反応が確認されたことを受け、13日に行われた緊急会議で4月3日までの開催延期を決定した。
これまで母国のスペイン、ドイツ、イタリア、イングランドとヨーロッパ主要リーグを渡り歩いてきたレイナは、多額の損失を回避するため日程消化を優先した結果、関係者に感染者が出て初めて開催延期を決断したプレミアリーグの遅きに失した対応を強く非難。人々の健康よりも優先すべきものはないと語っている。
「試合を続けるのはクレイジーな判断だった。僕たちは今回起きたことを真剣に受け止めなければならない。ここまで多くの感染者が出ている国々では抜本的な対策を講じており、見習わなければならない」
最後に、レイナはプレミアリーグを含む各国リーグ戦の再開時期についても言及。その後に控えるユーロ2020の延期の可能性含め、普段通りの日常が戻らない限り再開すべきではないと主張している。
「各国のリーグ戦の再開についてはすべてが落ち着いた場合のみ検討されるべきだ。そして、最も論理的な判断はユーロを来年に延期することだよ。それが最初のステップになるはずだ」
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新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が急速に進んでいるヨーロッパ。欧州で最も感染者が多いイタリアをはじめ、スペインなどでは早期の段階で無観客開催や延期を実施していた。これまで母国のスペイン、ドイツ、イタリア、イングランドとヨーロッパ主要リーグを渡り歩いてきたレイナは、多額の損失を回避するため日程消化を優先した結果、関係者に感染者が出て初めて開催延期を決断したプレミアリーグの遅きに失した対応を強く非難。人々の健康よりも優先すべきものはないと語っている。
「試合を続けるのはクレイジーな判断だった。僕たちは今回起きたことを真剣に受け止めなければならない。ここまで多くの感染者が出ている国々では抜本的な対策を講じており、見習わなければならない」
「イギリスは今回招いた事態から目を背けてはならないよ。みんなの命や健康は、どんなスポーツよりも重要なものなんだ。日々の生活における優先事項を明確にする必要がある。サッカーはあくまで多くの人を楽しくさせるゲームであり娯楽なんだ。人々の健康はいかなる関心ごとよりも優先されるべきだ」
最後に、レイナはプレミアリーグを含む各国リーグ戦の再開時期についても言及。その後に控えるユーロ2020の延期の可能性含め、普段通りの日常が戻らない限り再開すべきではないと主張している。
「各国のリーグ戦の再開についてはすべてが落ち着いた場合のみ検討されるべきだ。そして、最も論理的な判断はユーロを来年に延期することだよ。それが最初のステップになるはずだ」
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