久保建英も例外じゃない? シーズン“途中”で契約満了を迎える選手が115名も…ラ・リーガに未曾有の問題が浮上
2020.03.16 18:05 Mon
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により延期の措置が取られたラ・リーガに、その91年の歴史の中で経験したことのない問題に直面する可能性が出てきた。スペイン『マルカ』が報じた。
ハビエル・テバス会長もシーズンを完了させることを目指していると発言しており、現在のヨーロッパの情勢を見てもユーロ2020の延期は避けられないため、会長の目標は達成できる可能性がある。
しかし、このシナリオは思わぬ事態を巻き起こす可能性がある。それは、選手との契約の問題だ。
各選手は各クラブと契約を結んでおり、その契約には当然のことながら期間が設けられている。当然、今シーズン限りで契約が満了を迎える選手もいるわけだが、その選手はなんとラ・リーガ全体で115名いるとのこと。仮にシーズンが7月までずれ込んだ場合、「契約が切れた選手」がプレーする可能性があるのだ。
ラ・リーガ全20クラブの内、今シーズンいっぱいで契約が切れる選手を抱えているのは、首位バルセロナを除く19クラブ。特に残留争いをしているレガネスは、ファーストチームの14名が6月30日でクラブとの契約が満了を迎える。その他、グラナダは12名、日本代表MF久保建英が所属するマジョルカとエスパニョールがそれぞれ10名抱えている状況だ。
また、この問題は、ラ・リーガに限った問題ではなく、全てのクラブでシーズンが7月にズレ込んだ場合に起こってしまう。果たしてどのような措置が取られるのか。17日に予定されているUEFA(欧州サッカー連盟)の緊急会議の結論が待たれる。
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既に今後2節の延期が決定しているラ・リーガだが、再開の目処は立っていない。また、夏に開催予定だったユーロ2020の延期によって空いた日程で延期分のリーグ戦を行う方針が一部で有力視されているものの、その場合のシーズン終了は、7月にずれ込む見込みだ。しかし、このシナリオは思わぬ事態を巻き起こす可能性がある。それは、選手との契約の問題だ。
各選手は各クラブと契約を結んでおり、その契約には当然のことながら期間が設けられている。当然、今シーズン限りで契約が満了を迎える選手もいるわけだが、その選手はなんとラ・リーガ全体で115名いるとのこと。仮にシーズンが7月までずれ込んだ場合、「契約が切れた選手」がプレーする可能性があるのだ。
ラ・リーガ全20クラブの内、今シーズンいっぱいで契約が切れる選手を抱えているのは、首位バルセロナを除く19クラブ。特に残留争いをしているレガネスは、ファーストチームの14名が6月30日でクラブとの契約が満了を迎える。その他、グラナダは12名、日本代表MF久保建英が所属するマジョルカとエスパニョールがそれぞれ10名抱えている状況だ。
スペインサッカー協会(RFEF)のルイス・ルビアレス会長も「1シーズンは伝統的に6月30日に終わるが、状況によっては例外的な処置をとる必要がある」と発言。契約期間とのズレが生まれることは例外であり、特別な措置を当然考えることになるだろう。
また、この問題は、ラ・リーガに限った問題ではなく、全てのクラブでシーズンが7月にズレ込んだ場合に起こってしまう。果たしてどのような措置が取られるのか。17日に予定されているUEFA(欧州サッカー連盟)の緊急会議の結論が待たれる。
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