アトレティコ会長、ラ・リーガのプランに改めて警鐘「経済的な被害は甚大」
2020.03.14 18:20 Sat
アトレティコ・マドリーのエンリケ・セレソ会長が、ラ・リーガのシーズンがこのまま終了した場合の懸念を改めて語った。
現段階でトップの選手への感染は報告されていないが、レアル・マドリーのバスケットボールチームの選手が感染。同じ施設をトレーニングで利用してたマドリーは、チームごと隔離されることが決定していた。
スペイン『カデナ・コペ』によれば、ラ・リーガは無観客試合になったとしても、リーグ戦の残り試合を実施する計画を立てているという。
その計画に関しては、今夏行われるユーロ2020が中止となった場合は可能となり、その可能性も徐々に高まりを見せている。
「経済的な被害は甚大であり、彼らはいくつかの数字を出したが、それは起こりえない」
「クラブは、テレビで多くの資金を稼いでおり、全てのクラブがそれを止めるのは恐ろしいことであるということを、心に留めておいてほしい」
「リーグ中止は可能か?真実については私は知らない。現時点では2週間だが、どこまで続くのかはわからない」
「可能性は私が考えていないこともあるだろう。この種の状況の専門家ではない。サッカー、そしてみんなの利益のために、(このまま終了することを)私は望んではいない」
「明日は、普通の生活をするつもりだ。今、私に症状はない。ただ、明日も症状が出ないということではない」
ラ・リーガは、シーズンがこのまま終了した場合の損害額として7億ユーロ(約840億円)が損失となると予測を立てているものの、その多くは銀行から資金提供されるとみられている。
しかし、チームとしては収入が減少するため、各クラブの選手の年俸などが懸念されている。
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ラ・リーガは12日、2週間のリーグ戦中断を発表した。世界中で感染が急速に拡大している新型コロナウイルス(COVID-19)は、ヨーロッパでも例がなく感染が広がり、スペインでも多くの感染者が確認されている。スペイン『カデナ・コペ』によれば、ラ・リーガは無観客試合になったとしても、リーグ戦の残り試合を実施する計画を立てているという。
その計画に関しては、今夏行われるユーロ2020が中止となった場合は可能となり、その可能性も徐々に高まりを見せている。
そんな中、セレソ会長は『カデナ・コペ』に対し、リーグ戦を無観客でも行うという計画に対して警鐘を鳴らし、改めて経済的な被害が大きく出ることを主張した。
「経済的な被害は甚大であり、彼らはいくつかの数字を出したが、それは起こりえない」
「クラブは、テレビで多くの資金を稼いでおり、全てのクラブがそれを止めるのは恐ろしいことであるということを、心に留めておいてほしい」
「リーグ中止は可能か?真実については私は知らない。現時点では2週間だが、どこまで続くのかはわからない」
「可能性は私が考えていないこともあるだろう。この種の状況の専門家ではない。サッカー、そしてみんなの利益のために、(このまま終了することを)私は望んではいない」
「明日は、普通の生活をするつもりだ。今、私に症状はない。ただ、明日も症状が出ないということではない」
ラ・リーガは、シーズンがこのまま終了した場合の損害額として7億ユーロ(約840億円)が損失となると予測を立てているものの、その多くは銀行から資金提供されるとみられている。
しかし、チームとしては収入が減少するため、各クラブの選手の年俸などが懸念されている。
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