Jリーグ村井満チェアマン、NPBと異例タッグについて「様々な角度から意見を頂くことが重要」
2020.03.02 20:15 Mon
Jリーグと日本野球機構(NPB)は2日、都内で新型コロナウイルス対策に関する合同記者会見を実施。共同で「新型コロナウイルス対策連絡会議」を設立することを発表した。
記者会見には、Jリーグの村井満チェアマンとNPBの斉藤惇コミッショナーが出席。そのなかで村井チェアマンはNPB側とコンタクトを取った理由を説明し、今後の方針についても言及している。
「NPBとJリーグという日本においては、いつもお客様に支えられている2つの団体が連携していくことを画期的なことだと考えています。スポーツのみならず、国民の皆様の脅威となっている新型コロナウイルに対して、連携して対応していく所存でございます」
「すでにJリーグでは、2月24日の政府専門会議のコメントの中に『この1、2週間が日本にとって大きな瀬戸際である』という表現をされていました。そして、我々Jリーグは3月15日までの試合を中断することを決定いたしました。我々の方から2月25日の時点でNPB様の方に連絡を取らせていただいて、我々の判断をお伝えしつつ、今後の連携を働いた次第です」
「スポーツには国民の皆様に夢や希望、活力を与えられる可能性があると信じています。一方で、大変多くのお客様をスタジアムに入れることもあり、国民の健康に対するリスクを持っていることも認識しています。今回、専門家の助言も頂いて、様々な角度から十分な検討を重ねて、政府の見解等を慎重に耳を傾けながら我々としても情報収集を進めていきたいと考えています」
──専門家がどのようなことを言えば、試合が開催されるのか
「現時点で全く決めているものはありません。専門家のご意見を分析しながら判断していきたいと思っています」
──日本での2大スポーツが連携する狙い
「NPBとJリーグは組織間の連携は予てよりありました。25日の重要な決定をする際に直接ご連絡をさせて頂きました。Jリーグのなかで理事会があったなか、感染症に関する専門的な助言を頂くべきだという意見を頂きました。そういう部分もあり、NPBさんにご相談した際に、同様に専門家との連係を模索されていました。感染症を防ぐために正解があるわけではなくて、1つの対処策であるとのことでしたのでNPBさんに連係をお願いしました」
──今回の連係で足並みを揃えてお客さんを動員していきたいのか
「それぞれ独自に判断していこうと決めています。大会形式も試合日数も試合期間も全く違います。それぞれスポーツ界の持つ価値観とか歴史とか、文化サポーターの思い、いろいろなものがあります。それ関しては、頂いた専門家のご判断を参考にしながら、個々の判断でいきたいと考えています」
──12名の構成メンバーは決まっているのか
「Jリーグの場合は野球と違いまして、56クラブあります。全員が参加することは叶いませんので、クラブ選出で7名を想定しています。J1から4名、J2から2名、J3から1名の7名。それからサッカー協会とJリーグが表裏一体で協力することが多々ありますので、日本サッカー協会から3名。日本代表、選手会等々の、選手の代弁者で本件はビジネスサイドだけでなくて選手側の意見や意向をしっかりと反映させる必要があると考えています。ですので、選手経験を持っている方を1名、監督経験が豊富な方を1名の合計12名を予定しております」
──スポーツの2大団体が与える影響力をどのように認識しているのか
「影響力とか影響範囲どうこうに関しては、大変緊張感が高く感じています。さまざまな観点があるなかで、第1は人々の命がありますし、健康であることは間違いありません。様々な角度から判断をしていかなければいけないと考えています」
「例えば体を動かすことの躍動感と感動をを与えられるところ。それはある意味、免疫力とかを高めたりする効果に繋がっていく要素の1つだと思っています。スポーツが健全で行われることが、何より国民の皆さんに貢献できることだと考えています」
「飲食関係者であったり、公共交通機関であったり、様々な方が職業としてスポーツを支えています。その方々の思いも視野に入れなければいけないことも理解しています。そういった意味では、側面だけで何かを決めるのではなく、様々な角度から意見を頂くことが重要だと思っています」
記者会見には、Jリーグの村井満チェアマンとNPBの斉藤惇コミッショナーが出席。そのなかで村井チェアマンはNPB側とコンタクトを取った理由を説明し、今後の方針についても言及している。
「すでにJリーグでは、2月24日の政府専門会議のコメントの中に『この1、2週間が日本にとって大きな瀬戸際である』という表現をされていました。そして、我々Jリーグは3月15日までの試合を中断することを決定いたしました。我々の方から2月25日の時点でNPB様の方に連絡を取らせていただいて、我々の判断をお伝えしつつ、今後の連携を働いた次第です」
「スポーツには国民の皆様に夢や希望、活力を与えられる可能性があると信じています。一方で、大変多くのお客様をスタジアムに入れることもあり、国民の健康に対するリスクを持っていることも認識しています。今回、専門家の助言も頂いて、様々な角度から十分な検討を重ねて、政府の見解等を慎重に耳を傾けながら我々としても情報収集を進めていきたいと考えています」
「野球とサッカー、それぞれ歴史も違えば文化も違います。試合日程、競技期間、様々なものが異なりますので、再開と運営に関しての意思決定は、今度行う会議の情報をもとにしながらお互い有意に決めていこうと思っています。そして、サッカーや野球以外の数多くのスポーツもございますし、アマチュアもいろんな方々がスポーツを親しんでいます。今回の情報交換した内容に関して、即日オープンにしていきたいと思います」
──専門家がどのようなことを言えば、試合が開催されるのか
「現時点で全く決めているものはありません。専門家のご意見を分析しながら判断していきたいと思っています」
──日本での2大スポーツが連携する狙い
「NPBとJリーグは組織間の連携は予てよりありました。25日の重要な決定をする際に直接ご連絡をさせて頂きました。Jリーグのなかで理事会があったなか、感染症に関する専門的な助言を頂くべきだという意見を頂きました。そういう部分もあり、NPBさんにご相談した際に、同様に専門家との連係を模索されていました。感染症を防ぐために正解があるわけではなくて、1つの対処策であるとのことでしたのでNPBさんに連係をお願いしました」
──今回の連係で足並みを揃えてお客さんを動員していきたいのか
「それぞれ独自に判断していこうと決めています。大会形式も試合日数も試合期間も全く違います。それぞれスポーツ界の持つ価値観とか歴史とか、文化サポーターの思い、いろいろなものがあります。それ関しては、頂いた専門家のご判断を参考にしながら、個々の判断でいきたいと考えています」
──12名の構成メンバーは決まっているのか
「Jリーグの場合は野球と違いまして、56クラブあります。全員が参加することは叶いませんので、クラブ選出で7名を想定しています。J1から4名、J2から2名、J3から1名の7名。それからサッカー協会とJリーグが表裏一体で協力することが多々ありますので、日本サッカー協会から3名。日本代表、選手会等々の、選手の代弁者で本件はビジネスサイドだけでなくて選手側の意見や意向をしっかりと反映させる必要があると考えています。ですので、選手経験を持っている方を1名、監督経験が豊富な方を1名の合計12名を予定しております」
──スポーツの2大団体が与える影響力をどのように認識しているのか
「影響力とか影響範囲どうこうに関しては、大変緊張感が高く感じています。さまざまな観点があるなかで、第1は人々の命がありますし、健康であることは間違いありません。様々な角度から判断をしていかなければいけないと考えています」
「例えば体を動かすことの躍動感と感動をを与えられるところ。それはある意味、免疫力とかを高めたりする効果に繋がっていく要素の1つだと思っています。スポーツが健全で行われることが、何より国民の皆さんに貢献できることだと考えています」
「飲食関係者であったり、公共交通機関であったり、様々な方が職業としてスポーツを支えています。その方々の思いも視野に入れなければいけないことも理解しています。そういった意味では、側面だけで何かを決めるのではなく、様々な角度から意見を頂くことが重要だと思っています」
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