「僕はひとりぼっちだ」人種差別被害も犯人見つからず…チェルシーDFが訴えたこと
2020.02.24 21:10 Mon
なくならない人種差別。チェルシーのドイツ代表DFアントニオ・リュディガーが悲痛な思いを口にしている。
トッテナムと警察がこの一件について調査。6度の逮捕者が現れたが、リュディガーに関する事件の逮捕者はいなかった。
トッテナムは、本拠地であるトッテナム・ホットスパー・スタジアムに設置されたカメラを使用し「全てのファンを追跡が可能」と語り、人種差別を行なったサポーターは「生涯禁止処分を受ける」としていた。しかし、その犯人は見つからなかった。
22日、そのトッテナムとホームで対戦したチェルシー。リュディガーは再びピッチに立ち、チームは2-1と勝利していた。
「諦めない。僕はいつでも声をあげるよ。でも、これに関して、僕はひとりぼっちだ」
「人種差別は勝った。犯罪者はいつでもスタジアムに戻ってくることができる。このことは、そういった人々が勝ったことを示している。それは最悪だ」
「先週の木曜日に父親になった。人種差別と戦うには、社会が十分でないと考え始めている。おそらく、僕の子供たちも苦しむだろう」
「何も変わらなければ、子供たちが良い教育や育児を受けられなければ、負けてしまう」
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リュディガーは昨年12月22日、トッテナム戦でファンから人種差別を受けた。試合中、「猿真似の音を聞いた」と主張したリュディガー。試合は一時中断していた。トッテナムは、本拠地であるトッテナム・ホットスパー・スタジアムに設置されたカメラを使用し「全てのファンを追跡が可能」と語り、人種差別を行なったサポーターは「生涯禁止処分を受ける」としていた。しかし、その犯人は見つからなかった。
22日、そのトッテナムとホームで対戦したチェルシー。リュディガーは再びピッチに立ち、チームは2-1と勝利していた。
イギリス『BBC』によると、試合後にリュディガーが人種差別についてコメント。「諦めない」と今後も戦っていくと語った。
「諦めない。僕はいつでも声をあげるよ。でも、これに関して、僕はひとりぼっちだ」
「人種差別は勝った。犯罪者はいつでもスタジアムに戻ってくることができる。このことは、そういった人々が勝ったことを示している。それは最悪だ」
「先週の木曜日に父親になった。人種差別と戦うには、社会が十分でないと考え始めている。おそらく、僕の子供たちも苦しむだろう」
「何も変わらなければ、子供たちが良い教育や育児を受けられなければ、負けてしまう」
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