欧州締め出しのシティ、プレミアリーグ勝ち点剥奪の恐れも
2020.02.15 11:45 Sat
マンチェスター・シティがさらなる危機に直面するかもしれない。イギリス『インデペンデント』が報じた。
その決定を受け、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に控訴する姿勢を表明しているシティだが、FFP制度への抵触はプレミアリーグのルールも違反したことを意味するため、今回の問題は欧州のみならず、主戦場のイングランド国内でも処分対象になるというのだ。
さらに、プレミアリーグのどのクラブであっても、同リーグのライセンスを所有するクラブは偽りのなく、UEFAに提供する情報と一致させておく必要もあり、動かざるを得ないプレミアリーグは委員会でシティに科し得る処分を議論。現時点で勝ち点剥奪処分の可能性が最も高いという。
また、プレミアリーグからの除名こそないが、最近のルール変更に伴い、リーグ2(イングランド4部相当)からの再起を余儀なくされる恐れもあるとのことだ。
FFPはUEFAに加盟するクラブの財政健全化を目的に2014年から本格導入。加盟クラブは近年、高騰化が進む選手の移籍金や給与を含めた人件費などの支出が収入を上回らないよう財政コントロールが求められている。
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以前からファイナンシャルフェアプレー(FFP)の件で嫌疑がかけられたシティ。欧州サッカー連盟(UEFA)は14日、クラブ財政の収支均衡を義務づけるFFP制度に抵触したとして、来シーズンから2年間の同連盟主催大会出場禁止処分と、3000万ユーロ(約35億6000万円)の罰金処分を発表した。その決定を受け、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に控訴する姿勢を表明しているシティだが、FFP制度への抵触はプレミアリーグのルールも違反したことを意味するため、今回の問題は欧州のみならず、主戦場のイングランド国内でも処分対象になるというのだ。
また、プレミアリーグからの除名こそないが、最近のルール変更に伴い、リーグ2(イングランド4部相当)からの再起を余儀なくされる恐れもあるとのことだ。
FFPはUEFAに加盟するクラブの財政健全化を目的に2014年から本格導入。加盟クラブは近年、高騰化が進む選手の移籍金や給与を含めた人件費などの支出が収入を上回らないよう財政コントロールが求められている。
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