「チャンピオンのなり方を知っている」王国・清水を率いるクラモフスキー監督の野望《Jリーグキックオフカンファレンス》
2020.02.14 23:20 Fri
昨シーズンは横浜F・マリノスのコーチとしてチャンピオンに輝き、今シーズンから清水エスパルスで指揮を執ることになったピーター・クラモフスキー監督が、自身のチーム作りを語った。
クラモフスキー監督は、メルボルン・ビクトリーやオーストラリア代表、横浜FMなど、2004年からアンジェ・ポステコグルー監督の下でアシスタントマネージャーを務めてきた。
監督としてはU-17オーストラリア代表を指揮したことがあるが、クラブチームは初めての経験となる。
キャンプを終えたチームについて「4週間ここまで経ったが、自分たちがやろうとしているサッカーができているし、選手たちがハードワークしてくれている」と一定の評価を下し、選手たちのハードワークを高く評価した。
昨シーズンの清水はシーズン終盤まで残留争いを繰り広げることに。そこからの脱却を目指し、3人の外国人を含む11名の新加入選手を迎えた。
「我々のどの選手にも言えることだが、日々成長を促している。ハードワークして、自分で限界設定をしないように言っている」
「そして、才能のある選手たちがいる。その才能とハードワークが合わされば、何でも達成できると思っている」
そんなクラモフスキー監督だが、昨年味わったチャンピオンが目標かと尋ねると「絶対そうだ」と返答。強い意志でチーム作りをしていく覚悟を見せた。
清水で作り上げたいサッカーについては「攻撃的であり、アグレッシブであり、ワクワクさせられるサッカーを毎回やりたい」と語った。
その表現だけを聞くと、師事していたポステコグルー監督が作り上げた横浜FMに似ているが、そこについては「同じというわけではないが、メンタリティや信念という点では、似ている部分もある」と語り、これまでの経験をベースにチームを作り上げることを明言した。
また、昨シーズンのチャンピオンのことを良く知り、対戦相手についても良く知り最も多くの勝利を重ねてきていた。その部分がアドバンテージになるかと問うと「絶対にそうだ。自分はチャンピオンのなり方を知っている」と力強く語り、期待を窺わせた。
チャンピオンになること以外で、このクラブにもたらせたいものについても尋ねると、明確なビジョンが見えてきた。
「自分が信じているサッカー、自分が虜になっているサッカーを見せてもらいたいと思っている。そして、攻撃的なサッカーをし、それを観たファンの人たちを毎回ワクワクさせていきたいと思う」
「サッカーがしっかりできれば、結果は自ずとついてくると思う。毎日ハードワークしながら、自分たちのサッカーをしっかり作っていきたい。そして、それお作ることでどこまで行けるのかを見ていきたい」
“サッカー王国”の復権のキッカケになるべく、2020年の全国高校サッカー選手権では静岡学園が見事に優勝を成し遂げた。清水としても、J1で唯一戦う静岡県勢としての意地があるはずだ。
そんなサッカー王国のクラブについては「サッカー王国と呼ばれていた街であり、そういったところで自分が働けることは栄誉に思う。選手、スタッフ、クラブもサッカー王国というものをしっかり取り戻していきたいと思う」とコメント。クラモフスキー監督に率いられる清水がどこまで結果を残すのか。J1の舞台でも、静岡の復権に期待だ。
クラモフスキー監督は、メルボルン・ビクトリーやオーストラリア代表、横浜FMなど、2004年からアンジェ・ポステコグルー監督の下でアシスタントマネージャーを務めてきた。
キャンプを終えたチームについて「4週間ここまで経ったが、自分たちがやろうとしているサッカーができているし、選手たちがハードワークしてくれている」と一定の評価を下し、選手たちのハードワークを高く評価した。
昨シーズンの清水はシーズン終盤まで残留争いを繰り広げることに。そこからの脱却を目指し、3人の外国人を含む11名の新加入選手を迎えた。
クラモフスキー監督にとっては、新加入選手を含めて全てが新たな選手となるが、選手の質について高く評価するとともに、それぞれに課していることを明かした。
「我々のどの選手にも言えることだが、日々成長を促している。ハードワークして、自分で限界設定をしないように言っている」
「そして、才能のある選手たちがいる。その才能とハードワークが合わされば、何でも達成できると思っている」
そんなクラモフスキー監督だが、昨年味わったチャンピオンが目標かと尋ねると「絶対そうだ」と返答。強い意志でチーム作りをしていく覚悟を見せた。
清水で作り上げたいサッカーについては「攻撃的であり、アグレッシブであり、ワクワクさせられるサッカーを毎回やりたい」と語った。
その表現だけを聞くと、師事していたポステコグルー監督が作り上げた横浜FMに似ているが、そこについては「同じというわけではないが、メンタリティや信念という点では、似ている部分もある」と語り、これまでの経験をベースにチームを作り上げることを明言した。
また、昨シーズンのチャンピオンのことを良く知り、対戦相手についても良く知り最も多くの勝利を重ねてきていた。その部分がアドバンテージになるかと問うと「絶対にそうだ。自分はチャンピオンのなり方を知っている」と力強く語り、期待を窺わせた。
チャンピオンになること以外で、このクラブにもたらせたいものについても尋ねると、明確なビジョンが見えてきた。
「自分が信じているサッカー、自分が虜になっているサッカーを見せてもらいたいと思っている。そして、攻撃的なサッカーをし、それを観たファンの人たちを毎回ワクワクさせていきたいと思う」
「サッカーがしっかりできれば、結果は自ずとついてくると思う。毎日ハードワークしながら、自分たちのサッカーをしっかり作っていきたい。そして、それお作ることでどこまで行けるのかを見ていきたい」
“サッカー王国”の復権のキッカケになるべく、2020年の全国高校サッカー選手権では静岡学園が見事に優勝を成し遂げた。清水としても、J1で唯一戦う静岡県勢としての意地があるはずだ。
そんなサッカー王国のクラブについては「サッカー王国と呼ばれていた街であり、そういったところで自分が働けることは栄誉に思う。選手、スタッフ、クラブもサッカー王国というものをしっかり取り戻していきたいと思う」とコメント。クラモフスキー監督に率いられる清水がどこまで結果を残すのか。J1の舞台でも、静岡の復権に期待だ。
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