神戸のフィンク監督、ビッグセーブ連発の守護神を称賛「非常に良いパフォーマンス」
2020.02.08 21:30 Sat
ヴィッセル神戸は1日、FUJI XEROX SUPER CUP 2020で横浜F・マリノスをPK戦(3-2)の末に撃破。今シーズンの初戦で早速タイトルを獲得した。
天皇杯に続くタイトルをクラブにもたらしたトルステン・フィンク監督は試合後、PK戦を含め、古巣相手にビッグセーブを連発した守護神のGK飯倉大樹を称賛した。
その一方で、3度のリードを守り切れず、90分間で勝ち切れない最大の要因となった守備面を今後の課題として挙げている。
◆トルステン・フィンク監督(ヴィッセル神戸)
「どっちに転ぶかわからない面白い展開でした。そのなかで、我々が必ずリードして追いつかれる展開になり、PK戦にもつれましたが、日本サッカー界にとっても良いコマーシャルになったと思います。今まで見たことのないような展開でしたが、飯倉大樹が非常に良いパフォーマンスを披露してくれました。まだプレシーズンのような感覚で、チームに合流して9日ぐらいしか経っていない選手もいて、コンディションの問題もありました。後半、相手が攻撃的に出てきたこともあり、守備的な戦いになってしまいましたが、我々にとって、元日の天皇杯を含めると、今年2つ目のタイトル。良い年始めになったと思っています。互いに一歩も引かない展開で、タイトルを獲得したのは素晴らしいこと。勝利への欲というか、こだわりや強い意志を示してくれたのが良かったです。ただ、今日の試合を観て、横浜FMの方が準備期間が長かったと感じました。思うようにできない場面もあったので、全体的にすべきことがたくさんあり、仕事はまだまだ続くと思っています。次のACLに集中していきたいです」
――3失点を喫した守備面の評価について
「プレッシングサッカーは普段の練習からやっていることです。今日はそれがうまく機能したと思いますが、選手の体力面もあり、相手にゴールを許してしまいました。我々は基本的にプレッシングサッカーをしていきたいと思っているので、今後も続けていきたいです」
「体力面の問題はあったと思います。正直、我々のオーガナイズやビルドアップにも問題があったと思いますが、相手のことも忘れてはいけません。相手はリーグチャンピオン。強豪です。そうした相手と打ち合いを演じることができましたが、守備は修正していかないとならないと思っています」
――ルーカス・ポドルスキが退団したチームの状況は
「ポドルスキは確かに能力が高く、責任感の強い選手でした。今年はその彼がいなくなり、それをカバーできないと思いますが、チームとして他の選手たちにも責任を持ってもらいたいです。そのなかで、若い選手たちにもチャンスを与えていかなければなりません。今後は若い選手に能力を発揮してもらいながら、責任を担ってもらうのが理想です」
2020年に入って2つ目のタイトルを獲得した神戸は今月12日、AFCチャンピオンズリーググループG第1節でジョホール・ダルル・タクジムFCをホームに迎え撃つ。
天皇杯に続くタイトルをクラブにもたらしたトルステン・フィンク監督は試合後、PK戦を含め、古巣相手にビッグセーブを連発した守護神のGK飯倉大樹を称賛した。
◆トルステン・フィンク監督(ヴィッセル神戸)
「どっちに転ぶかわからない面白い展開でした。そのなかで、我々が必ずリードして追いつかれる展開になり、PK戦にもつれましたが、日本サッカー界にとっても良いコマーシャルになったと思います。今まで見たことのないような展開でしたが、飯倉大樹が非常に良いパフォーマンスを披露してくれました。まだプレシーズンのような感覚で、チームに合流して9日ぐらいしか経っていない選手もいて、コンディションの問題もありました。後半、相手が攻撃的に出てきたこともあり、守備的な戦いになってしまいましたが、我々にとって、元日の天皇杯を含めると、今年2つ目のタイトル。良い年始めになったと思っています。互いに一歩も引かない展開で、タイトルを獲得したのは素晴らしいこと。勝利への欲というか、こだわりや強い意志を示してくれたのが良かったです。ただ、今日の試合を観て、横浜FMの方が準備期間が長かったと感じました。思うようにできない場面もあったので、全体的にすべきことがたくさんあり、仕事はまだまだ続くと思っています。次のACLに集中していきたいです」
――3失点を喫した守備面の評価について
「プレッシングサッカーは普段の練習からやっていることです。今日はそれがうまく機能したと思いますが、選手の体力面もあり、相手にゴールを許してしまいました。我々は基本的にプレッシングサッカーをしていきたいと思っているので、今後も続けていきたいです」
――失点シーンはやや緩さが目立ったが
「体力面の問題はあったと思います。正直、我々のオーガナイズやビルドアップにも問題があったと思いますが、相手のことも忘れてはいけません。相手はリーグチャンピオン。強豪です。そうした相手と打ち合いを演じることができましたが、守備は修正していかないとならないと思っています」
――ルーカス・ポドルスキが退団したチームの状況は
「ポドルスキは確かに能力が高く、責任感の強い選手でした。今年はその彼がいなくなり、それをカバーできないと思いますが、チームとして他の選手たちにも責任を持ってもらいたいです。そのなかで、若い選手たちにもチャンスを与えていかなければなりません。今後は若い選手に能力を発揮してもらいながら、責任を担ってもらうのが理想です」
2020年に入って2つ目のタイトルを獲得した神戸は今月12日、AFCチャンピオンズリーググループG第1節でジョホール・ダルル・タクジムFCをホームに迎え撃つ。
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