ムバッペが再び交代時に悪態! トゥヘル「怒っていないが悲しい」
2020.02.02 15:20 Sun
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペが1日のモンペリエ戦で再び物議を醸す振る舞いを見せた。
しかし、後半半ばにはその大勝ムードに水を差すアクシデントが起こっていた。
この試合の57分にチーム4点目を記録していたムバッペは68分にFWマウロ・イカルディとの交代でピッチを後に。だが、比較的早い時間帯に自身が下げられたことに不満を示した同選手は、トーマス・トゥヘル監督の懸命な静止を強引に振り切る形でベンチに直行。相当に頭に血が上っていたのか、チームスタッフが手渡そうとしたベンチコートも受け取らず、憮然とした表情で控えメンバーの横に座っていた。
昨年12月のモンペリエ戦でも同様の形で指揮官と衝突していたムバッペに関しては、今夏のレアル・マドリー行きを希望してクラブからの新契約オファーを固辞し続けているとの報道もあり、再び去就問題を賑わせそうな一件となった。
「ロッカールームのエゴの取り扱いは非常に厳しい。それは難しいことではなく厳しいものだ。今回の一件は明らかに行き過ぎな行為であり、良いものではない。我々はチームであり、彼は仲間をリスペクトする必要がある」
「私はこのチームの監督であり、選手起用に関して決断する権利がある。ああいった行動はチームのメンタルに悪影響を及ぼす、良くないものだ」
「我々は(個人競技の)テニスではなく、(団体競技の)フットボールをプレーしている。キリアンは賢く良いメンタリティを持っている。だからこそ、今日のような振る舞いは必要ないものだった」
「私は怒っていないが、必要のないことだっただけに悲しい気持ちだ」
なお、今回の一件に関してゲームキャプテンを務めたDFプレスネル・キンペンベや、MFイドリサ・グイエは、フランス『レキップ』のインタビューで「彼は根っからの競争者であり、いつもより多くのゴールを求めている。だから、ピッチに残りたかった気持ちは理解できる」と、大きな問題と考えていないようだ。
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PSGは1日、ホームで行われたリーグ・アン第22節のモンペリエ戦を5-0で圧勝した。MFパブロ・サラビアの開始早々の先制点に加え、前半序盤に相手GKがエリア外でのハンドで一発退場となったことで余裕の大勝となった。この試合の57分にチーム4点目を記録していたムバッペは68分にFWマウロ・イカルディとの交代でピッチを後に。だが、比較的早い時間帯に自身が下げられたことに不満を示した同選手は、トーマス・トゥヘル監督の懸命な静止を強引に振り切る形でベンチに直行。相当に頭に血が上っていたのか、チームスタッフが手渡そうとしたベンチコートも受け取らず、憮然とした表情で控えメンバーの横に座っていた。
昨年12月のモンペリエ戦でも同様の形で指揮官と衝突していたムバッペに関しては、今夏のレアル・マドリー行きを希望してクラブからの新契約オファーを固辞し続けているとの報道もあり、再び去就問題を賑わせそうな一件となった。
同試合後、フランス『カナル・プリュス』でムバッペの一件に関する質問を受けたトゥヘル監督は、前回と同様に改めて苦言を呈している。
「ロッカールームのエゴの取り扱いは非常に厳しい。それは難しいことではなく厳しいものだ。今回の一件は明らかに行き過ぎな行為であり、良いものではない。我々はチームであり、彼は仲間をリスペクトする必要がある」
「私はこのチームの監督であり、選手起用に関して決断する権利がある。ああいった行動はチームのメンタルに悪影響を及ぼす、良くないものだ」
「我々は(個人競技の)テニスではなく、(団体競技の)フットボールをプレーしている。キリアンは賢く良いメンタリティを持っている。だからこそ、今日のような振る舞いは必要ないものだった」
「私は怒っていないが、必要のないことだっただけに悲しい気持ちだ」
なお、今回の一件に関してゲームキャプテンを務めたDFプレスネル・キンペンベや、MFイドリサ・グイエは、フランス『レキップ』のインタビューで「彼は根っからの競争者であり、いつもより多くのゴールを求めている。だから、ピッチに残りたかった気持ちは理解できる」と、大きな問題と考えていないようだ。
◆トゥヘルも困惑…
@KMbappe pas content de sortir... #PSGMHSC @lequipe @PSG_inside pic.twitter.com/PtvMoskaD5
— Nicolas Ruderman (@nicolasruderman) February 1, 2020
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