惚れてまうやろー! コンパニが自サポーターによるミニョレへの爆竹投擲を一喝
2020.01.21 15:15 Tue
アンデルレヒトで選手兼監督を務めるベルギー代表DFヴァンサン・コンパニが19日に行われたクラブ・ブルージュ戦で、漢気を発揮した。
そのコンパニは19日、クラブ・ブルージュとのリーグ戦後半初戦にフル出場を果たすと、チームは1-2の敗戦を喫したものの、シティとベルギー代表で見せてきた漢気を改めて発揮した。
同試合ではアンデルレヒトの1点ビハインドで迎えた後半アディショナルタイムに、ブルージュのGKシモン・ミニョレがゴールキックをやや遅らせる素振りを見せると、これに激昂したアンデルレヒトのゴール裏から爆竹が投擲される、残念な一幕があった。
すると、自軍サポーターの愚行に憤りを見せたコンパニは1人でゴール裏に向かうと、大きなジェスチャーとともにサポーターに対して猛抗議。さらに、胸のエンブレムを叩きながらアンデルレヒトサポーターの矜持を忘れるなと一喝した。
現在、チームは16チーム中9位と相変らず苦境が続き、コンパニへの風当たりは未だに厳しいが、今回同選手が見せた漢気によってサポーターの反応が少しでも好転してほしいところだ。
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昨季限りでマンチェスター・シティを退団し、古巣アンデルレヒトに選手兼監督として復帰を果たしたコンパニは、シーズン序盤戦の大不振によって現在はプレーヤーに専念。昨年9月から11月末に懸けて長期離脱を強いられたが、12月末から戦列に復帰し、キャプテンとしてチームをまとめ上げている。同試合ではアンデルレヒトの1点ビハインドで迎えた後半アディショナルタイムに、ブルージュのGKシモン・ミニョレがゴールキックをやや遅らせる素振りを見せると、これに激昂したアンデルレヒトのゴール裏から爆竹が投擲される、残念な一幕があった。
すると、自軍サポーターの愚行に憤りを見せたコンパニは1人でゴール裏に向かうと、大きなジェスチャーとともにサポーターに対して猛抗議。さらに、胸のエンブレムを叩きながらアンデルレヒトサポーターの矜持を忘れるなと一喝した。
さらに、一時避難していた代表の同僚ミニョレの元にすかさず向かったコンパニは、握手と肩を組む親愛のジェスチャーと共に「ウチのサポーターが悪いことをした。申し訳ない」と心のケアを行うとともに、同選手と共に再びゴール裏に向かい、彼への敬意を示してほしいと、改めてサポーターに語りかけて事態を見事に収集した。
現在、チームは16チーム中9位と相変らず苦境が続き、コンパニへの風当たりは未だに厳しいが、今回同選手が見せた漢気によってサポーターの反応が少しでも好転してほしいところだ。
◆男も惚れるその漢気!
The Professional Referee Department was pleased to see a positive reaction of respect and fair play during #ANDCLU.
— Royal Belgian FA (@RoyalBelgianFA) January 20, 2020
Respect & fair play helps our referees to do their job! #UnderReview pic.twitter.com/n1yrsrxfEY
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