ハーランドが衝撃デビューのハットトリック! ドルトムントが打ち合い制して後半戦白星発進!《ブンデスリーガ》

2020.01.19 01:39 Sun
Getty Images
ドルトムントは18日、ブンデスリーガ第18節でアウグスブルクとのアウェイ戦に臨み、5-3で競り勝った。

2019年最終戦となった前節ホッフェンハイム戦を痛恨の逆転負けを喫した4位ドルトムント(勝ち点30)は、ウインターブレイク中に負傷が癒えたロイスとヴィツェルがスタメンに復帰した中、3バックを継続。新戦力のハーランドはベンチスタートとなった。
10位アウグスブルク(勝ち点23)に対し、[3-4-2-1]で臨んだドルトムントは最前線にロイス、2シャドーにT・アザールとサンチョを配した中、立ち上がりから押し込んでいく。

すると8分には決定機が訪れるも、サンチョのラストパスを押し込むだけだったロイスはシュートをミスしてしまう。

その後、徐々に攻め手を欠いていったドルトムントだったが、29分にサンチョがボックス内に侵入して際どいシュートを浴びせると、直後に決定機。ボックス右からヴィツェルがクロスを上げ、ロイスがダイレクトで合わせたシュートはわずかに枠を外れた。
すると34分、T・アザールがミスパスを犯した流れからバルガスにボックス左に侵入されて折り返されたクロスを、ニーダーレヒナーに押し込まれ先制されてしまう。

ウインターブレイク前の悪い流れを引きずっている様子のドルトムントは、前半を1点ビハインドで終えた。

さらに迎えた後半開始1分、リヒターに強烈なミドルシュートを叩き込まれたドルトムントは2点のビハインドを負った中、49分に1点を返す。ボックス右で鋭いターンを見せたブラントが左足で豪快にネットを揺らした。

しかし55分、3失点目を喫する。マックスにボックス左に侵入されて折り返されたクロスをニーダーレヒナーに押し込まれた。

ニーダーレヒナーのドッペルパックでリードを再び2点とされたドルトムントは、ピシュチェクに代えてハーランドを投入。すると59分、サンチョのスルーパスでボックス左に抜け出したハーランドがデビュー戦でゴールを挙げた。

さらに61分、ドルトムントが一気に追いつく。フンメルスのロングフィードに抜け出したサンチョがGKとの一対一を制すと、70分に逆転に成功する。決めたのはまたしてもハーランド。ロングボールに抜け出したT・アザールがGKを交わしてハーランドにパスを渡し、難なくゴールに蹴り込んだ。

すると逆転したドルトムントはハーランドが驚愕のハットトリックを達成する。ロイスのスルーパスに抜け出したハーランドがボックス右に侵入し、GKとの一対一を制した。

このまま5-3で打ち勝ったドルトムントがハーランドのデビュー戦ハットトリックで打ち合いを制し、後半戦を白星スタートとしている。
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