あけましてめでたいんだからコラム読んでる場合じゃないよ!? の巻/倉井史也のJリーグ
2020.01.02 19:00 Thu
みなさん、あけましておめでとうございます。
つーか、この時期にこの原稿読んでるって、どういうこと? それってあんまり正しいお正月の過ごし方じゃないんじゃない? もっとノンビリしましょうよ!! 年がら年中サッカーのことばっかり考えてるんじゃなくて!! そうしよう!! お願いします。私たちだって休みがほしいんです!! はぁはぁ。
とりあえず正月ですからね。あんまり興奮しないで、穏やかな心で過去に学ぶとしましょう。2020年はオリンピックイヤー。じゃあ過去のオリンピックイヤーって何があったか思いだしてみましょうか。えっと、Jリーグが始まってからね。
【1996年】
・Jリーグは福岡と京都が加わり16チームに
・Jリーグが1シーズン制になった。ただし、降格などがなかったため終盤は優勝争いをしていないチームのモチベーションがどこにあるかわからず、結局翌年から2シーズン制に戻った
・優勝は鹿島。終盤まで名古屋、横浜Fとデッドヒートを繰り広げたが勝点3差で乗り切った
・得点王は三浦知良、新人王は斉藤俊秀
・1996年アトランタ五輪に28年ぶりに出場。グループリーグ初戦でブラジルを1-0と破る「マイアミの奇跡」を起こす。だが、第2戦ではこの大会に優勝したナイジェリアに敗れ、最終戦のハンガリーに勝ち2勝1敗としたものの得失点差で敗退となってしまった
【2000年】
・J1リーグは1stステージ優勝が横浜FM、2ndステージは鹿島で、チャンピオンシップの勝者は鹿島となった
・J1の降格チームは京都と川崎、J2からの昇格チームは札幌と浦和
・得点王は中山雅史、新人王は森崎和幸
・アジアカップがレバノンで開催され、日本が2大会ぶり2回目の優勝を果たした。大会MVPは名波浩
・2000年シドニー五輪ではグループリーグを突破し期待を集めたが準々決勝のアメリカ戦でPK戦の末に敗れた
・J1リーグは1stステージ優勝が横浜FM、2ndステージが浦和で、チャンピオンシップの勝者は横浜FMとなった
・J1で最下位の柏はJ2で3位となった福岡と入れ替え戦を戦い、2戦合計4-0で柏がJ1に残留した。この結果、J2からJ1に昇格したのは川崎と大宮で、J1は2005年から18チーム構成となった
・得点王はエメルソン、新人王は森本貴幸
・アジアカップが中国で開催され、日本は2大会連続3回目の優勝を果たした。準々決勝のヨルダン戦ではPK戦の途中でサイドを変更するという珍事が起きた。大会MVPは中村俊輔
・2004年アテネ五輪で日本はパラグアイ、イタリアに連敗。ガーナに勝利したものの、1勝2敗でグループリーグ最下位となった
【2008年】
・J1リーグは最終節まで鹿島、川崎、名古屋に優勝の可能性が残ったが、最後は首位の鹿島が勝って自力で優勝を決め2連覇を達成した
・J1からの降格チームは札幌と東京V、入れ替え戦には磐田が出場した。J2からの昇格チームは広島と山形で、仙台が入れ替え戦に出場。入れ替え戦は2戦合計3-2とした磐田が残留を果たした
・得点王はマルキーニョス、新人王は小川佳純
・アジアカップは2007年に開催された
・2008年北京五輪で日本はアメリカ、ナイジェリア、オランダに3連敗を喫しグループリーグ最下位に沈んだ
【2012年】
・J1リーグは1節を残して広島が優勝を決めた
・J1からの降格は神戸、G大阪、札幌。J2からの自動昇格は甲府と湘南で、京都、横浜FC、千葉、大分がプレーオフに進出し、最終的には大分が昇格を決めた
・得点王は佐藤寿人、ベストヤングプレーヤー賞は柴崎岳
・2012年ロンドン五輪、日本はグループリーグでスペイン、モロッコを破りホンジュラスと引き分け、2勝1分で首位となり決勝トーナメント進出を果たした。準々決勝でエジプトも3-0と下したが、準決勝ではメキシコに1-3と敗戦。3位決定戦では韓国に0-2と敗れて4位で大会を終了した
【2016年】
・J1リーグはレギュラーシーズンを浦和、川崎、鹿島の順位で終え、3チームによるプレーオフが行われた。このプレーオフの結果、鹿島が逆転優勝を果たしている
・J1からの降格チームは名古屋、湘南、福岡、J2からの自動昇格チームは札幌と清水、プレーオフには松本、C大阪、京都、岡山が進出し、最終的にC大阪が昇格を決めた
・得点王はレアンドロとピーター・ウタカ、ベストヤングプレーヤー賞は井手口陽介
・2016年リオ五輪、日本は初戦のナイジェリア戦に4-5と壮絶な打ち合いを演じ、続くコロンビア戦では2-2の引き分け。グループリーグ最終戦のスウェーデンには1-0で勝利を収めたもののグループ3位となり決勝トーナメント進出を逃した
うーん、こうしてみるとサッカー界、いろいろ激動してますね。今年もきっと激動です。ではどうかよろしく〜!!
【倉井史也】 試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。
つーか、この時期にこの原稿読んでるって、どういうこと? それってあんまり正しいお正月の過ごし方じゃないんじゃない? もっとノンビリしましょうよ!! 年がら年中サッカーのことばっかり考えてるんじゃなくて!! そうしよう!! お願いします。私たちだって休みがほしいんです!! はぁはぁ。
【1996年】
・Jリーグは福岡と京都が加わり16チームに
・Jリーグが1シーズン制になった。ただし、降格などがなかったため終盤は優勝争いをしていないチームのモチベーションがどこにあるかわからず、結局翌年から2シーズン制に戻った
・優勝は鹿島。終盤まで名古屋、横浜Fとデッドヒートを繰り広げたが勝点3差で乗り切った
・得点王は三浦知良、新人王は斉藤俊秀
・1996年アトランタ五輪に28年ぶりに出場。グループリーグ初戦でブラジルを1-0と破る「マイアミの奇跡」を起こす。だが、第2戦ではこの大会に優勝したナイジェリアに敗れ、最終戦のハンガリーに勝ち2勝1敗としたものの得失点差で敗退となってしまった
【2000年】
・J1リーグは1stステージ優勝が横浜FM、2ndステージは鹿島で、チャンピオンシップの勝者は鹿島となった
・J1の降格チームは京都と川崎、J2からの昇格チームは札幌と浦和
・得点王は中山雅史、新人王は森崎和幸
・アジアカップがレバノンで開催され、日本が2大会ぶり2回目の優勝を果たした。大会MVPは名波浩
・2000年シドニー五輪ではグループリーグを突破し期待を集めたが準々決勝のアメリカ戦でPK戦の末に敗れた
【2004年】
・J1リーグは1stステージ優勝が横浜FM、2ndステージが浦和で、チャンピオンシップの勝者は横浜FMとなった
・J1で最下位の柏はJ2で3位となった福岡と入れ替え戦を戦い、2戦合計4-0で柏がJ1に残留した。この結果、J2からJ1に昇格したのは川崎と大宮で、J1は2005年から18チーム構成となった
・得点王はエメルソン、新人王は森本貴幸
・アジアカップが中国で開催され、日本は2大会連続3回目の優勝を果たした。準々決勝のヨルダン戦ではPK戦の途中でサイドを変更するという珍事が起きた。大会MVPは中村俊輔
・2004年アテネ五輪で日本はパラグアイ、イタリアに連敗。ガーナに勝利したものの、1勝2敗でグループリーグ最下位となった
【2008年】
・J1リーグは最終節まで鹿島、川崎、名古屋に優勝の可能性が残ったが、最後は首位の鹿島が勝って自力で優勝を決め2連覇を達成した
・J1からの降格チームは札幌と東京V、入れ替え戦には磐田が出場した。J2からの昇格チームは広島と山形で、仙台が入れ替え戦に出場。入れ替え戦は2戦合計3-2とした磐田が残留を果たした
・得点王はマルキーニョス、新人王は小川佳純
・アジアカップは2007年に開催された
・2008年北京五輪で日本はアメリカ、ナイジェリア、オランダに3連敗を喫しグループリーグ最下位に沈んだ
【2012年】
・J1リーグは1節を残して広島が優勝を決めた
・J1からの降格は神戸、G大阪、札幌。J2からの自動昇格は甲府と湘南で、京都、横浜FC、千葉、大分がプレーオフに進出し、最終的には大分が昇格を決めた
・得点王は佐藤寿人、ベストヤングプレーヤー賞は柴崎岳
・2012年ロンドン五輪、日本はグループリーグでスペイン、モロッコを破りホンジュラスと引き分け、2勝1分で首位となり決勝トーナメント進出を果たした。準々決勝でエジプトも3-0と下したが、準決勝ではメキシコに1-3と敗戦。3位決定戦では韓国に0-2と敗れて4位で大会を終了した
【2016年】
・J1リーグはレギュラーシーズンを浦和、川崎、鹿島の順位で終え、3チームによるプレーオフが行われた。このプレーオフの結果、鹿島が逆転優勝を果たしている
・J1からの降格チームは名古屋、湘南、福岡、J2からの自動昇格チームは札幌と清水、プレーオフには松本、C大阪、京都、岡山が進出し、最終的にC大阪が昇格を決めた
・得点王はレアンドロとピーター・ウタカ、ベストヤングプレーヤー賞は井手口陽介
・2016年リオ五輪、日本は初戦のナイジェリア戦に4-5と壮絶な打ち合いを演じ、続くコロンビア戦では2-2の引き分け。グループリーグ最終戦のスウェーデンには1-0で勝利を収めたもののグループ3位となり決勝トーナメント進出を逃した
うーん、こうしてみるとサッカー界、いろいろ激動してますね。今年もきっと激動です。ではどうかよろしく〜!!
【倉井史也】 試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。
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