好調イングス弾に沈んだスパーズが新年黒星発進…ケイン負傷離脱の痛手も負う…《プレミアリーグ》
2020.01.02 01:59 Thu
プレミアリーグ第21節、サウサンプトンvsトッテナムが1月1日にセント・メリーズ・スタジアムで行われ、ホームのサウサンプトンが1-0で勝利した。なお、サウサンプトンDF吉田麻也はベンチ入りも出場機会はなかった。
モウリーニョ監督は中3日での一戦に向けて先発2人を変更。フォイスとロ・チェルソに代えてルーカス・モウラと出場停止明けのムサ・シソコを起用。また、セセニョンを左サイドバックに置き変則的な3バックシステムからオーソドックスな[4-2-3-1]に変更した。
前から圧力をかけてくるホームチームをいなすトッテナムが立ち上がりの主導権を握る。その流れの中でケイン、デレ・アリと続けて枠内シュートを放っていく。
一方、立ち上がりの劣勢を凌いで徐々に守備が嵌りだしたサウサンプトンは好調のエースストライカーがワンチャンスを生かし切る。17分、スティーブンスからの浮き球のフィードに反応したイングスがセンターバック2枚の間に抜け出すと、浮き球のボールコントロールでDFアルデルヴァイレルトを振り切って最後はボックス内でのGKとの一対一を冷静に制した。
これでロ・チェルソを右ウイング、シソコをエリクセンと共に中盤の底に配置する並びに変更したトッテナムは前半終盤にかけて攻勢を強めていく。37分にはボックス手前で強引に反転したケインの強烈なシュートがGKマッカーシーを襲い、こぼれ球にデレ・アリが詰めるが、ここは先にリカバーを許す。さらに、左CKの流れでファーに流れたボールをヴェルトンゲンが押し込みにかかるが、今度は大きくふかしてしまった。
1点ビハインドで試合を折り返したトッテナムだが、ハーフタイムの短い休息で運動量を取り戻したホームチームの圧力に苦戦。52分にはルーカスのボール奪取からロングカウンターに転じるが、デレ・アリからケインへのラストパスが合わず、早い時間帯の同点ゴールとはならず。
その後、相手の運動量低下を受けて押し込む時間が増えるトッテナムだが、中央をしっかりと固めるサウサンプトンの守備を前になかなかフィニッシュまで持ち込むことができない。69分にはロ・チェルソのFKをヴェルトンゲンが頭で合わすが、力のないシュートはGK正面を突く。
なかなか決定機を作れず停滞感が漂うトッテナムは、さらに痛恨のアクシデントに見舞われる。74分、セットプレーの場面でのシュートシーンで左ハムストリングを痛めたケインが自ら交代を要求し、ラメラがスクランブル投入される。絶対的なエースの離脱を受け、デレ・アリを最前線に置く苦肉の策を強いられる。
それでも、何とか追いつきたいトッテナムは87分、ロ・チェルソ、セセニョンのボックス左での連携からゴール前に折り返しが入ると、これに反応したルーカスが連続シュートを放つ。だが、2度目の決定的なシュートは相手DFのブロックに遭い、枠の左へ外れる。
その後、確度の低いパワープレーを集中したサウサンプトン守備陣に撥ね返し続けられたトッテナムは敵地で0-1の敗戦。新年初戦を黒星でスタートするとともに、ケインの負傷離脱という大きな痛手まで負うことになった。
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元日開催となった2020年プレミア幕開けの一戦。2019年最終戦となったノリッジ戦を辛くもドローで終えた6位のトッテナムは15位のサウサンプトンとのアウェイゲームで新年をスタートすることになった。前から圧力をかけてくるホームチームをいなすトッテナムが立ち上がりの主導権を握る。その流れの中でケイン、デレ・アリと続けて枠内シュートを放っていく。
一方、立ち上がりの劣勢を凌いで徐々に守備が嵌りだしたサウサンプトンは好調のエースストライカーがワンチャンスを生かし切る。17分、スティーブンスからの浮き球のフィードに反応したイングスがセンターバック2枚の間に抜け出すと、浮き球のボールコントロールでDFアルデルヴァイレルトを振り切って最後はボックス内でのGKとの一対一を冷静に制した。
ここ最近目立っている安い失点でまたしても先手を奪われたトッテナムは20分過ぎにアクシデントにも見舞われる。筋肉系を傷めたエンドンベレがプレー続行不可能となり、ロ・チェルソがスクランブル投入された。
これでロ・チェルソを右ウイング、シソコをエリクセンと共に中盤の底に配置する並びに変更したトッテナムは前半終盤にかけて攻勢を強めていく。37分にはボックス手前で強引に反転したケインの強烈なシュートがGKマッカーシーを襲い、こぼれ球にデレ・アリが詰めるが、ここは先にリカバーを許す。さらに、左CKの流れでファーに流れたボールをヴェルトンゲンが押し込みにかかるが、今度は大きくふかしてしまった。
1点ビハインドで試合を折り返したトッテナムだが、ハーフタイムの短い休息で運動量を取り戻したホームチームの圧力に苦戦。52分にはルーカスのボール奪取からロングカウンターに転じるが、デレ・アリからケインへのラストパスが合わず、早い時間帯の同点ゴールとはならず。
その後、相手の運動量低下を受けて押し込む時間が増えるトッテナムだが、中央をしっかりと固めるサウサンプトンの守備を前になかなかフィニッシュまで持ち込むことができない。69分にはロ・チェルソのFKをヴェルトンゲンが頭で合わすが、力のないシュートはGK正面を突く。
なかなか決定機を作れず停滞感が漂うトッテナムは、さらに痛恨のアクシデントに見舞われる。74分、セットプレーの場面でのシュートシーンで左ハムストリングを痛めたケインが自ら交代を要求し、ラメラがスクランブル投入される。絶対的なエースの離脱を受け、デレ・アリを最前線に置く苦肉の策を強いられる。
それでも、何とか追いつきたいトッテナムは87分、ロ・チェルソ、セセニョンのボックス左での連携からゴール前に折り返しが入ると、これに反応したルーカスが連続シュートを放つ。だが、2度目の決定的なシュートは相手DFのブロックに遭い、枠の左へ外れる。
その後、確度の低いパワープレーを集中したサウサンプトン守備陣に撥ね返し続けられたトッテナムは敵地で0-1の敗戦。新年初戦を黒星でスタートするとともに、ケインの負傷離脱という大きな痛手まで負うことになった。
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