JFLから成り上がり、神戸初栄冠の主役に! 藤本憲明「努力した結果」《天皇杯》
2020.01.01 22:30 Wed
天皇杯決勝が1日、新たに完成した国立競技場で開催。ヴィッセル神戸が鹿島アントラーズを2-0で破り、クラブ創設25年目にして初タイトルを獲得した。
この試合で大きな輝きを放った1人がFW藤本憲明だ。3トップの中央で先発した藤本は18分にオウンゴールという記録になったものの、先制点に絡むと、38分に今度こそ正真正銘のゴールをゲット。ストライカーとしての役割を見事に完遂してみせ、チームを初栄冠に導き、トルステン・フィンク監督の起用に最高の形で回答した。
その藤本は試合後、「ケガもあって、難しい時期もあったけど、焦らずにしっかり準備してきたことが結果に繋がって良かった」と振り返ると、「決勝で僕が点を取ったけど、決勝まで来てくれたチームメイト、裏で支えてくれた人たちにも感謝の気持ちがある」と続け、周囲に感謝の思いを口にした。
そんな藤本は今季、鹿島に対してキラーぶりを発揮した。大分トリニータの選手として迎えた開幕ゲームで2ゴールを挙げ、シーズン途中の神戸移籍後も1得点を決め、いずれの試合も勝利に貢献。そして、タイトルがかかった今回の鹿島戦でも1ゴールを挙げてみせた。
この決勝戦前に立てた「鹿島戦のゴールで始まり、鹿島戦のゴールで終わる」との誓いを見事に実行した藤本は「鹿島に限らず、来年はACLもあるので、そういう結果にこだわっていきながら、自分自身のレベルアップを図りたい」と、来シーズンの総じた活躍に意気込んだ。
そうしたキャリアの分岐点について問われると、藤本は「全部。レベルアップ、ステップアップしてきたところがすべてターニングポイントで、自分にとって大事なことだった」と歩みを振り返り、こう締めた。
「これ、というのはないけど、レベルアップのために日々努力した結果がこういう結果に繋がった。これからもそれを続けていって、もっともっと選手としてレベルアップしていきたい」
この試合で大きな輝きを放った1人がFW藤本憲明だ。3トップの中央で先発した藤本は18分にオウンゴールという記録になったものの、先制点に絡むと、38分に今度こそ正真正銘のゴールをゲット。ストライカーとしての役割を見事に完遂してみせ、チームを初栄冠に導き、トルステン・フィンク監督の起用に最高の形で回答した。
そんな藤本は今季、鹿島に対してキラーぶりを発揮した。大分トリニータの選手として迎えた開幕ゲームで2ゴールを挙げ、シーズン途中の神戸移籍後も1得点を決め、いずれの試合も勝利に貢献。そして、タイトルがかかった今回の鹿島戦でも1ゴールを挙げてみせた。
この決勝戦前に立てた「鹿島戦のゴールで始まり、鹿島戦のゴールで終わる」との誓いを見事に実行した藤本は「鹿島に限らず、来年はACLもあるので、そういう結果にこだわっていきながら、自分自身のレベルアップを図りたい」と、来シーズンの総じた活躍に意気込んだ。
そうさらなる高みに睨みを利かせた藤本だが、5年前まで日本フットボールクラブ(JFL)でプレー。そこからJ3(鹿児島ユナイテッドFC時代)、J2(大分時代)での日々を経て、30歳になる2019年にやっとJ1の舞台に立った苦労人だ。
そうしたキャリアの分岐点について問われると、藤本は「全部。レベルアップ、ステップアップしてきたところがすべてターニングポイントで、自分にとって大事なことだった」と歩みを振り返り、こう締めた。
「これ、というのはないけど、レベルアップのために日々努力した結果がこういう結果に繋がった。これからもそれを続けていって、もっともっと選手としてレベルアップしていきたい」
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