フィオレンティーナがウルブスで苦戦するクトローネ獲得に迫る!

2019.12.30 21:15 Mon
Getty Images
フィオレンティーナがウォルバーハンプトンのイタリア代表FWパトリック・クトローネ(21)の獲得に近づいているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など複数メディアが報じている。

ミランの下部組織出身のクトローネは、2017年にトップチームデビュー。ミランでは公式戦90試合に出場し、27ゴール7アシストを記録。だが、クラブの積極的な前線補強に押し出される形で、今年7月に総額2200万ユーロ(約27億円)と言われる移籍金でウルブスに完全移籍した。
今シーズンここまでは公式戦24試合で3ゴール4アシストの数字を残しているが、メンバーを極度に固定する傾向があるヌーノ・エスピリト・サント監督の下でここ最近は思うように出場機会を得られず。

また、クラブがザルツブルクの韓国代表FWファン・ヒチャン(23)の獲得に乗り出しているとの報道もあり、今後より厳しい立場に立たされる可能性が高まっている。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、そのクトローネの現状に注目しているフィオレンティーナがレンタル移籍、あるいは買い取り義務付きのレンタル移籍での獲得を打診し、好感触を得ているようだ。なお、買い取り義務の金額は1500万ユーロ(約18億3000万円)程度になるようだ。
先日にヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が解任され、ジュゼッペ・イアキーニ氏を新指揮官に迎えた15位のフィオレンティーナでは、前体制においてFWフェデリコ・キエーザとFWフランク・リベリを2トップに並べるトリッキーな戦い方を選択していたが、両選手のケガの影響もあり、実績のあるセンターフォワードの獲得が急務となっている。

クトローネは先日、序盤戦で低迷する古巣ミランに対して、「僕はミランのファンで、毎試合欠かさず見ている。今の状況は残念に思うよ。だけどクラブは強い。すぐに調子を取り戻せると信じている」とエールを送っていた。

しかし、自身を巡るここ最近の状況の変化によって、シーズン後半戦ではヴィオラの一員として古巣と対峙することになるかもしれない。
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