東京五輪の目標は男女ともに“金”! 森保監督&高倉監督が強化プラン語る《日本代表2020年スケジュール発表会見》
2019.12.20 20:45 Fri
日本サッカー協会(JFA)は20日、2020年の年間スケジュールを発表した。
会見に出席したSAMURAI BLUEとU-22日本代表を兼任する森保一監督と、なでしこジャパンの高倉麻子監督は、2020年の抱負を述べた後、メディア陣からの質疑に応対した。
──東京オリンピックの目標を“金メダル”と掲げているが、目標達成のためにテコ入れする部分や今回発表された日程の狙い
森保一監督「まず来年の東京に向けた強化については、先ほどもお話させて頂きましたけど、来年1月のU-23アジア選手権でチームの戦術浸透をさらに図っていくということ、最終的にメンバーがどういう形で固まっていくかということは、まだまだ分かりませんが、少しでも多くの選手に我々がやろうとしているコンセプトをより深く知ってもらうようにしていければと思っています」
「まず一人ひとりのレベルを自チームで上げてもらう、そして我々の活動のなかで上げてもらう、個を上げてもらうことを促しながら、チームとしての連携・連動の部分は、2019年のキリンチャレンジの課題のところにも出てきましたので、そこを深めていけるように、お互いの良さを出し合っていけるように準備期間で、やっていきたいと思っています」
「これまで同様、さらに現在よりも未来に向かって上を目指していくという活動をしていければと思います」
高倉麻子監督「今、女子の世界の様々なチームが強化をしている中で、例えばアメリカは、代表チームが優先で、大きなイベントがある年は年の半分くらいが代表チームが集まってという強化の仕方もあります。ただ、私たち、日本の国には30年の歴史があるなでしこリーグという素晴らしいリーグがあります」
「代表はやはり、代表チームとリーグの両輪で動いているので、選手が切磋琢磨をしながら、その間で精いっぱいの予定を組んでいます。本当は選手をたくさんの時間を拘束する時間はないですけど、今まで積み上げてきたことを強化していく、強度を上げていくということと、強化ポイントとしてはいかに点を取るかという、どうやって点が取るか、だれが点を取るかということを突き詰めていきたいと思います。強気で選手が進めるように準備をしていきたいです」
──来年3月にA代表とU-23の日程が重なっている。今年11月にはA代表でプレーしていた五輪世代の選手をU-23に専念させていたが、来年の3月はどうするか?
「今年のSAMURAI BLUEとU-22の活動では、選手をグループ分けして、同時に活動するときには、いろいろな選択肢を持ってやって参りました。来年3月ですが、おっしゃられる通り、2チームの活動が重なっています」
「選択肢として、東京オリンピックに向かうチームに専念させることと、グループ分けしてSAMURAI BLUEの方にオリンピック世代の選手たちが、活動するほうが良いのかということをこれまでの活動を振り返って検証していきたいと思います」
「Jリーグのシーズンも始まっていて、海外のシーズンもシーズン中なので、それぞれのコンディションを見て、決めていきたいと思います。活動としてはまだ具体的にお話しすることはできませんが、選択肢として専念させる、別々に活動するということは、これまで通り考えて、その時のベストの選択肢をしていきたいと思います」
会見に出席したSAMURAI BLUEとU-22日本代表を兼任する森保一監督と、なでしこジャパンの高倉麻子監督は、2020年の抱負を述べた後、メディア陣からの質疑に応対した。
森保一監督「まず来年の東京に向けた強化については、先ほどもお話させて頂きましたけど、来年1月のU-23アジア選手権でチームの戦術浸透をさらに図っていくということ、最終的にメンバーがどういう形で固まっていくかということは、まだまだ分かりませんが、少しでも多くの選手に我々がやろうとしているコンセプトをより深く知ってもらうようにしていければと思っています」
「まず一人ひとりのレベルを自チームで上げてもらう、そして我々の活動のなかで上げてもらう、個を上げてもらうことを促しながら、チームとしての連携・連動の部分は、2019年のキリンチャレンジの課題のところにも出てきましたので、そこを深めていけるように、お互いの良さを出し合っていけるように準備期間で、やっていきたいと思っています」
「SAMURAI BLUEと来年のオリンピックに向かうチームの活動が重なった時には、これまでと同様にSAMURAI BLUEを優先して活動してまいりたいと思っています。2つの活動が同時にあり、オリンピックのチームに帯同できないことはこれまでもありましたが、2017年12月にチームが立ち上がり、2018年、2019年の活動を振り返ってみても、確実にチームの積み上げはできていると思います」
「これまで同様、さらに現在よりも未来に向かって上を目指していくという活動をしていければと思います」
高倉麻子監督「今、女子の世界の様々なチームが強化をしている中で、例えばアメリカは、代表チームが優先で、大きなイベントがある年は年の半分くらいが代表チームが集まってという強化の仕方もあります。ただ、私たち、日本の国には30年の歴史があるなでしこリーグという素晴らしいリーグがあります」
「代表はやはり、代表チームとリーグの両輪で動いているので、選手が切磋琢磨をしながら、その間で精いっぱいの予定を組んでいます。本当は選手をたくさんの時間を拘束する時間はないですけど、今まで積み上げてきたことを強化していく、強度を上げていくということと、強化ポイントとしてはいかに点を取るかという、どうやって点が取るか、だれが点を取るかということを突き詰めていきたいと思います。強気で選手が進めるように準備をしていきたいです」
──来年3月にA代表とU-23の日程が重なっている。今年11月にはA代表でプレーしていた五輪世代の選手をU-23に専念させていたが、来年の3月はどうするか?
「今年のSAMURAI BLUEとU-22の活動では、選手をグループ分けして、同時に活動するときには、いろいろな選択肢を持ってやって参りました。来年3月ですが、おっしゃられる通り、2チームの活動が重なっています」
「選択肢として、東京オリンピックに向かうチームに専念させることと、グループ分けしてSAMURAI BLUEの方にオリンピック世代の選手たちが、活動するほうが良いのかということをこれまでの活動を振り返って検証していきたいと思います」
「Jリーグのシーズンも始まっていて、海外のシーズンもシーズン中なので、それぞれのコンディションを見て、決めていきたいと思います。活動としてはまだ具体的にお話しすることはできませんが、選択肢として専念させる、別々に活動するということは、これまで通り考えて、その時のベストの選択肢をしていきたいと思います」
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