森保監督「個の良さを出す、機能することを実行してくれた」得点者、相馬、仲川らにも言及《E-1選手権》
2019.12.15 12:00 Sun
日本代表は14日、E-1サッカー選手権2019第2戦の香港代表戦を戦い、5-0で圧勝した。
中国代表との初戦を2-1で勝利した日本は、先発全員を入れ替えて香港戦に臨んだ。DF菅大輝の豪快ボレーで先制すると、FW田川亨介が追加点。その後、FW小川航基がハットトリックを決めて、5-0で大勝し、2013年大会以来の優勝に王手をかけた。
試合後、森保一監督は、得点した3選手や、MF相馬勇紀、FW仲川輝人らについて言及。
◆森保一監督(日本代表)
「まずはこのE-1選手権を一戦一戦たたかう中で、勝利を目指していこうということ、選手たちが勝利するために最善の準備をしてくれて、それが勝利をもぎとり、結果につながって良かったと思います。そして、我々をスタジアムで応援してくださったサポーターの皆さん、メディアの皆さんを通して応援してくださった方々に勝利をお届けすることができて良かったと思います」
「内容的には相手と力の差があった中での勝利だったと思いますけど、相手が、という話ではなく、選手たちがチャレンジ精神を持って個の良さを出す、チームとして機能するということを実行してくれたことが良かったと思います」
「小川と田川は、前線の選手として得点するという部分にこだわって欲しいと思っていました。チームとしても前線の選手に求めることは、まず得点すること、得点に絡むこと。その部分で結果を出してくれたと思いますし、選手たちも自身になったと思います」
「菅については、先制点で、相手も大幅に入れ替えてきた対戦の中、アグレッシブにプレーしてくれました。得点を奪ってくれたことによって、我々の方がフレッシュな戦いで、勢いを増すことができた貴重な得点を取ってくれたというふうに思っています」
「3人はゴールという部分では結果を出しましたが、GKからディフェンスライン、中盤、前線と攻守にわたってお互いをサポートし合うということが結果につながったと思います。選手たちにはこれからも続けて欲しいと思います。と同時にクオリティの部分ではもっともっと上げていかなくてはいけないというところでは、さらに上を目指してほしいです」
──MF相馬勇紀が再三、攻撃の起点になっていたが、森保監督からしてあれくらいやると思っていたのか、それとも期待以上だったか
「左右どちらでもプレーできると考えていた中で、今日は右サイドで出てもらいました。特長として個で仕掛けることができて、相手の守備網を突破できるということを今日はよくトライしてくれたと思います。想像以上かという部分では、相手との力関係等々が、試合前には分からなかったのでどちらとも言えませんが、果敢にウイングバックの役割として個で突破して、チャンスを作ることにトライしてくれたと思います」
──前半は特に右サイドからの攻撃が多く、良い攻撃ができていたが、ゲームプランにあったのか
「状況としては相手がおそらくリトリートして、守備を固めてくるということはこれまでのスカウティングの中で想定していました。選手たちに求めたことは、幅を使うこと。相手が引いてきた時に、ディフェンスラインの選手がから攻撃参加をして、厚みをもたらす攻撃をしていくことをトレーニング、試合前にも選手たちに伝えました」
「右からの攻撃が多かったということはあったかもしれませんが、左右どちらでもウイングバックがワイドに広く張り、そこで相手がどう出てくるかというのを見ながら戦っていく中で、選手たちが良い判断をしてくれて、攻撃を組み立ててくれたと思います」
「渡辺(剛)については数的優位を作るためによく攻撃参加をしてくれました。しかし、もっと良いタイミングで、選択肢を持って攻撃に絡むということをさらに良くしてほしいと思います」
「仲川(輝人)に関しては、本人はなかなかボールを受けられずに少しストレスが溜まるような展開だったと思いますけど、相手の3ボランチが我々のシャドーについてきていたので、そこで我慢して相手をひきつけてくれて、他の選手へのパスコースを作ってくれたと思っています
──相手のレベルがあるにせよ、ここまでの2試合を違うメンバーで戦い、これだけのことができるという確信があったのか
「このE-1選手権に招集させてもらった選手たちの条件として、海外組がまず招集できないということ、ここでは一つ一つ説明はしませんが、いろいろな条件がある中で、代表でプレーするだけの力を持っている選手たちに来てもらったと思っています。と同時に、多くの選手たちがこれから先の成長を期待できるということ、可能性を持っていることで、招集されてもらいました」
「選手たちには今日の試合の前にも『これから先、日本代表として戦っていくだけの可能性を見せて欲しい』と伝えていた中で、選手たちはよくチャレンジしてプレーしてくれたと思っています。選手たちがやれるという部分では、相手との力関係等々ありますけど、我々がスカウティングしている中で、これだけのことはやれるだろうという選手たちに来てもらったと思っています」
──韓国戦に向けて
「選手たちには一戦一戦、勝利を目指して戦うということを話していましたし、結果としてタイトルを目指してチームとしてやっていこうということで、韓国戦も勝利を目指して最善の準備をしていきたいと思います。選手たちと話していたタイトルに向けては、韓国に勝たなければ、E-1選手権のタイトルはないと思いますので、次の試合も勝利を目指して最善の準備をしたいと思います」
中国代表との初戦を2-1で勝利した日本は、先発全員を入れ替えて香港戦に臨んだ。DF菅大輝の豪快ボレーで先制すると、FW田川亨介が追加点。その後、FW小川航基がハットトリックを決めて、5-0で大勝し、2013年大会以来の優勝に王手をかけた。
◆森保一監督(日本代表)
「まずはこのE-1選手権を一戦一戦たたかう中で、勝利を目指していこうということ、選手たちが勝利するために最善の準備をしてくれて、それが勝利をもぎとり、結果につながって良かったと思います。そして、我々をスタジアムで応援してくださったサポーターの皆さん、メディアの皆さんを通して応援してくださった方々に勝利をお届けすることができて良かったと思います」
「内容的には相手と力の差があった中での勝利だったと思いますけど、相手が、という話ではなく、選手たちがチャレンジ精神を持って個の良さを出す、チームとして機能するということを実行してくれたことが良かったと思います」
──得点した選手が3人とも東京五輪世代。その菅、田川、小川への評価は?
「小川と田川は、前線の選手として得点するという部分にこだわって欲しいと思っていました。チームとしても前線の選手に求めることは、まず得点すること、得点に絡むこと。その部分で結果を出してくれたと思いますし、選手たちも自身になったと思います」
「菅については、先制点で、相手も大幅に入れ替えてきた対戦の中、アグレッシブにプレーしてくれました。得点を奪ってくれたことによって、我々の方がフレッシュな戦いで、勢いを増すことができた貴重な得点を取ってくれたというふうに思っています」
「3人はゴールという部分では結果を出しましたが、GKからディフェンスライン、中盤、前線と攻守にわたってお互いをサポートし合うということが結果につながったと思います。選手たちにはこれからも続けて欲しいと思います。と同時にクオリティの部分ではもっともっと上げていかなくてはいけないというところでは、さらに上を目指してほしいです」
──MF相馬勇紀が再三、攻撃の起点になっていたが、森保監督からしてあれくらいやると思っていたのか、それとも期待以上だったか
「左右どちらでもプレーできると考えていた中で、今日は右サイドで出てもらいました。特長として個で仕掛けることができて、相手の守備網を突破できるということを今日はよくトライしてくれたと思います。想像以上かという部分では、相手との力関係等々が、試合前には分からなかったのでどちらとも言えませんが、果敢にウイングバックの役割として個で突破して、チャンスを作ることにトライしてくれたと思います」
──前半は特に右サイドからの攻撃が多く、良い攻撃ができていたが、ゲームプランにあったのか
「状況としては相手がおそらくリトリートして、守備を固めてくるということはこれまでのスカウティングの中で想定していました。選手たちに求めたことは、幅を使うこと。相手が引いてきた時に、ディフェンスラインの選手がから攻撃参加をして、厚みをもたらす攻撃をしていくことをトレーニング、試合前にも選手たちに伝えました」
「右からの攻撃が多かったということはあったかもしれませんが、左右どちらでもウイングバックがワイドに広く張り、そこで相手がどう出てくるかというのを見ながら戦っていく中で、選手たちが良い判断をしてくれて、攻撃を組み立ててくれたと思います」
「渡辺(剛)については数的優位を作るためによく攻撃参加をしてくれました。しかし、もっと良いタイミングで、選択肢を持って攻撃に絡むということをさらに良くしてほしいと思います」
「仲川(輝人)に関しては、本人はなかなかボールを受けられずに少しストレスが溜まるような展開だったと思いますけど、相手の3ボランチが我々のシャドーについてきていたので、そこで我慢して相手をひきつけてくれて、他の選手へのパスコースを作ってくれたと思っています
──相手のレベルがあるにせよ、ここまでの2試合を違うメンバーで戦い、これだけのことができるという確信があったのか
「このE-1選手権に招集させてもらった選手たちの条件として、海外組がまず招集できないということ、ここでは一つ一つ説明はしませんが、いろいろな条件がある中で、代表でプレーするだけの力を持っている選手たちに来てもらったと思っています。と同時に、多くの選手たちがこれから先の成長を期待できるということ、可能性を持っていることで、招集されてもらいました」
「選手たちには今日の試合の前にも『これから先、日本代表として戦っていくだけの可能性を見せて欲しい』と伝えていた中で、選手たちはよくチャレンジしてプレーしてくれたと思っています。選手たちがやれるという部分では、相手との力関係等々ありますけど、我々がスカウティングしている中で、これだけのことはやれるだろうという選手たちに来てもらったと思っています」
──韓国戦に向けて
「選手たちには一戦一戦、勝利を目指して戦うということを話していましたし、結果としてタイトルを目指してチームとしてやっていこうということで、韓国戦も勝利を目指して最善の準備をしていきたいと思います。選手たちと話していたタイトルに向けては、韓国に勝たなければ、E-1選手権のタイトルはないと思いますので、次の試合も勝利を目指して最善の準備をしたいと思います」
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