【質疑応答】森保監督がU-22メンバーの成長促す「今の自分に満足するのではなく…」《キリンチャレンジカップ》
2019.12.04 19:30 Wed
日本サッカー協会(JFA)は4日、U-22日本代表メンバーを発表した。
先月に開催されたキリンチャレンジカップでフルメンバーを擁しながらも、U-22コロンビア代表に0-2で敗戦を喫したU-22日本代表。メンバーが大幅に入れ替わるなかで、28日に長崎のトランスコスモススタジアム長崎でU-22ジャマイカ代表と対戦する。
会見にはJFAの関塚隆技術委員長と、U-22日本代表を率いる森保一監督が出席。森保監督はメンバー発表後、「常に高いところを目指してほしい」と成長を促した。そして、東京五輪出場希望を公にしているMF本田圭佑(フィテッセ/オランダ)についても言及した。
◆森保一(U-22代表監督)
「コロンビア戦では勝利を目指しているなか、悔しい結果に終わりました。我々を応援してくださる方々にも、勝利をお届けすることができずに非常に残念で申し訳ない思いになりました。12月に長崎で行われるU-22ジャマイカ代表との試合は、11月に得られなかった勝利という結果を、応援してくださる方々にお届けできるようにしたいです。そして、チームとして今後に繋がる内容であり、応援してくださる方々に喜んでいただけるように、ベストを尽くして、戦っていきたいと思っています」
「11月のキリンチャレンジカップからメンバーが大きく変わるところもあると思いますが、東京五輪本大会を見据えて、この年代の選手たちの底上げ、レベルアップを図りながらより良いチームにできるようにしていきたいと思っています」
「我々は常にスカウティング活動をA代表や東京オリンピック世代たちの活動をスタッフで手分けをしてやっています。そのなかで、来年の東京オリンピックに向けて、今後の日本代表等々の場所でも活躍できる選手ということでスカウティングしてきました。今回、条件があるなかで、色々なことを含めて招集させていただきました。それぞれ、特長はあると思いますので、チームのコンセプトを理解してもらいつつ、自分の持っている特長を思いっきり発揮できるようにしてほしいと思っています。なんとなくお客さんでこの活動期間が終わるのではなくて、自分の思っていることをどんどんアピールしてもらって、ぶつけてもらいながら、プレーもアグレッシブに思いきり、やってもらえればと思います」
──来年のU-23選手権に向けて、欧州組は呼びたいか
「監督としては、国内外の選手問わず、すべての選手を招集の対象として、招集させていただければと思います。ですが、現実的にはヨーロッパでプレーしている選手たちの招集は簡単ではないと思います。協会の関係者の方々が招集に向けて、努力していただいています。東京オリンピックに向けても、良い返事をいただければと思っています。ただ、その時の条件のなかで、ベストの活動をすることが我々の最終的な成果に繋がると思っています」
「今回もE-1選手権、キリンチャレンジカップ、2020年にタイで行われるU-23選手権のところで、メンバーが変わったなかでの戦いになりますけど、日本にはその世代で多くの力を持った選手、これからもっともっと伸びていくであろう選手がたくさんいます。幅広く選手たちに経験してもらいながら、最終的にその選手たちがプロの世界で生きていく力を持って、日本のサッカーを盛り上げていくこと。日本代表の力となって、これから先の日本の良い戦い、良い結果に繋がるように考えながら、その時のベストでこれからもやっていきたいと思います」
──コロンビア戦で思いを共有したと言っていたが、今回の活動にどのように望んでもらいたいか
「東京オリンピックに臨むこのU-22代表の年代の選手たちが、東京オリンピックに向けてプレーしたいということは理解しています。これまでの活動のなかでも、我々は金メダルを目指して、活動を進めていくことを話してきました。そのなかで、選手たちに問いかけて、共有させていただきました。選手たちには東京オリンピックで金メダルを取るという目標に向かって、歩みを進めていくこと。成長していくことは1つ目標として持ってもらいたいです。より高いところを常に目指して、日々の活動に繋げていってもらいたいということを選手たちには話しました」
「まずは東京オリンピックで目標を達成しようと思ったときは、今のU-22代の選手たちがA代表に絡んでいって、A代表で戦えるだけの力を持った選手たちが、東京オリンピックに臨むことで目標達成に繋がると思うので、そういうことを選手たちに望みたいと思います。選手たちにはどんどん突き抜けてもらい、将来日本代表で活躍してもらって、所属クラブでも結果を出す。存在感としても、その選手がいなければいけないというように成長してもらいたいと思っています。良い選手になってもらうことが、日本代表の強化と日本サッカーのレベルアップになっていくと思います。今の自分に満足するのではなく、常に高いところを目指してもらえるような働きかけはしていきたいと思います」
──オーバーエイジで出場を目指すMF本田圭佑(フィテッセ)が、オランダで試合に出たその印象は
「プレーについてコメントは控えさせていただきます。出場した試合はすべてチェック。東京オリンピックを目指してプレーしている選手であれば、すべての選手が選考の対象という風に考えています」
先月に開催されたキリンチャレンジカップでフルメンバーを擁しながらも、U-22コロンビア代表に0-2で敗戦を喫したU-22日本代表。メンバーが大幅に入れ替わるなかで、28日に長崎のトランスコスモススタジアム長崎でU-22ジャマイカ代表と対戦する。
◆森保一(U-22代表監督)
「コロンビア戦では勝利を目指しているなか、悔しい結果に終わりました。我々を応援してくださる方々にも、勝利をお届けすることができずに非常に残念で申し訳ない思いになりました。12月に長崎で行われるU-22ジャマイカ代表との試合は、11月に得られなかった勝利という結果を、応援してくださる方々にお届けできるようにしたいです。そして、チームとして今後に繋がる内容であり、応援してくださる方々に喜んでいただけるように、ベストを尽くして、戦っていきたいと思っています」
「11月のキリンチャレンジカップからメンバーが大きく変わるところもあると思いますが、東京五輪本大会を見据えて、この年代の選手たちの底上げ、レベルアップを図りながらより良いチームにできるようにしていきたいと思っています」
──選手を新たに招集した意図と期待することは
「我々は常にスカウティング活動をA代表や東京オリンピック世代たちの活動をスタッフで手分けをしてやっています。そのなかで、来年の東京オリンピックに向けて、今後の日本代表等々の場所でも活躍できる選手ということでスカウティングしてきました。今回、条件があるなかで、色々なことを含めて招集させていただきました。それぞれ、特長はあると思いますので、チームのコンセプトを理解してもらいつつ、自分の持っている特長を思いっきり発揮できるようにしてほしいと思っています。なんとなくお客さんでこの活動期間が終わるのではなくて、自分の思っていることをどんどんアピールしてもらって、ぶつけてもらいながら、プレーもアグレッシブに思いきり、やってもらえればと思います」
──来年のU-23選手権に向けて、欧州組は呼びたいか
「監督としては、国内外の選手問わず、すべての選手を招集の対象として、招集させていただければと思います。ですが、現実的にはヨーロッパでプレーしている選手たちの招集は簡単ではないと思います。協会の関係者の方々が招集に向けて、努力していただいています。東京オリンピックに向けても、良い返事をいただければと思っています。ただ、その時の条件のなかで、ベストの活動をすることが我々の最終的な成果に繋がると思っています」
「今回もE-1選手権、キリンチャレンジカップ、2020年にタイで行われるU-23選手権のところで、メンバーが変わったなかでの戦いになりますけど、日本にはその世代で多くの力を持った選手、これからもっともっと伸びていくであろう選手がたくさんいます。幅広く選手たちに経験してもらいながら、最終的にその選手たちがプロの世界で生きていく力を持って、日本のサッカーを盛り上げていくこと。日本代表の力となって、これから先の日本の良い戦い、良い結果に繋がるように考えながら、その時のベストでこれからもやっていきたいと思います」
──コロンビア戦で思いを共有したと言っていたが、今回の活動にどのように望んでもらいたいか
「東京オリンピックに臨むこのU-22代表の年代の選手たちが、東京オリンピックに向けてプレーしたいということは理解しています。これまでの活動のなかでも、我々は金メダルを目指して、活動を進めていくことを話してきました。そのなかで、選手たちに問いかけて、共有させていただきました。選手たちには東京オリンピックで金メダルを取るという目標に向かって、歩みを進めていくこと。成長していくことは1つ目標として持ってもらいたいです。より高いところを常に目指して、日々の活動に繋げていってもらいたいということを選手たちには話しました」
「まずは東京オリンピックで目標を達成しようと思ったときは、今のU-22代の選手たちがA代表に絡んでいって、A代表で戦えるだけの力を持った選手たちが、東京オリンピックに臨むことで目標達成に繋がると思うので、そういうことを選手たちに望みたいと思います。選手たちにはどんどん突き抜けてもらい、将来日本代表で活躍してもらって、所属クラブでも結果を出す。存在感としても、その選手がいなければいけないというように成長してもらいたいと思っています。良い選手になってもらうことが、日本代表の強化と日本サッカーのレベルアップになっていくと思います。今の自分に満足するのではなく、常に高いところを目指してもらえるような働きかけはしていきたいと思います」
──オーバーエイジで出場を目指すMF本田圭佑(フィテッセ)が、オランダで試合に出たその印象は
「プレーについてコメントは控えさせていただきます。出場した試合はすべてチェック。東京オリンピックを目指してプレーしている選手であれば、すべての選手が選考の対象という風に考えています」
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