【質疑応答】松本、甲府、徳島、金沢、岡山…内定者5名が入団先に選んだ理由は?《中央大学Jリーグ内定者合同記者会見》

2019.12.03 20:35 Tue
©超ワールドサッカー
中央大学は3日、Jリーグ内定者合同記者会見を行った。

関東リーグ5位で7年ぶりのインターカレッジ(インカレ)出場を決めた中央大学からJリーグ入りが内定したのは5名。DF三ツ田啓希は松本山雅FC、MF中村亮太朗はヴァンフォーレ甲府、DF安部崇士は徳島ヴォルティス、FW加藤陸次樹はツエーゲン金沢、FW野口竜彦はファジアーノ岡山に内定している。
同会見に出席した内定者5名は、メディア陣からの質疑に応対。大学4年間で培ったものや、セールスポイントをアピールした後、内定先を選んだ理由を明かした。

──大学サッカー部で得たことや良かったこと
DF三ツ田啓希(松本山雅FC)
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「高校時代のチームは、基本的にビルドアップしないチームでした。そこの概念がなかったので、大学に来て学べたかなと思います」

MF中村亮太朗(ヴァンフォーレ甲府)
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「大学サッカーに来て、多くの人に出会えたことだと思っています。サッカー面でも、いろんなプレースタイルの人がいるので、自分自身も新しいサッカー観を得られたと思っています」
DF安部崇士(徳島ヴォルティス)
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「大学サッカーでは、桐光学園で3年間培った技術が、大学サッカーでも通用すると感じて、それが自信に繋がり、自信を持ってサッカーをすることができました。中央大学サッカー部では1年から3年間公式戦に出場する機会がなかったにも関わらず、佐藤監督を始め、スタッフの方々のおかげで、内定するまでに成長させていただいたことに感謝しています」

FW加藤陸次樹(ツエーゲン金沢)
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「高校生の時とは違って、フィジカルの強さだったり、プレーのスピードが、この大学サッカーを通じて、レベルアップできたなと実感しています」

FW野口竜彦(ファジアーノ岡山)
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「戦術のことであったり、プレーヤーとしてはサッカーの技術であったり、日々の過ごし方です。2回大きなケガをしていますが、そこでとてもタフになれたと実感しています。今年から分析チームのリーダーをやっていますが、そこでの戦術のことであったり、マネジメントのことを学べたと思っています。インカレでも良い結果を出せるように頑張っていきたいです」

──自身のセールスポイント
三ツ田(松本)「身長が190㎝ほどあるので、高さのあるヘディングと左利きということで、左足のキックが持ち味です」

中村(甲府)「パスです。ロングボールや縦パスだったりを得意としています。受け手が次にプレーしやすいようなパスを、出すように意識しています」

安部(徳島)「左利きのCBであるということと、サッカー部のチームメイトからよくうるさいと言われるので、コーチングという名の声を出すことに関しては自分のセールスポイントだと思います。あとは、一番売りに出していることとして、サッカーが大好きなことです。サッカーに対して夢中になれることが自分の武器だと思っています」

加藤(金沢)「攻守にわたってのハードワークと、シュートやパスでゴールに絡むことです」

野口(岡山)「左利きなので、左利きのシュートやパス、クロス、攻守においてハードワーク、ドリブルなどがセールスポイントとしてやっていきたいと思います」

──所属チームを決めた理由
三ツ田(松本)「大学3年までトップチームでの出場機会がない中で、自分のことを評価していただけたので、自分の中ですぐに決めることにしました」

中村(甲府)「今年の2月にキャンプに参加させていただいて、そこでチームの雰囲気だったり、やっているサッカーが自分のプレースタイルに合っていると感じたので、ヴァンフォーレ甲府に決めさせていただきました。入ってからはチームの中心としてヴァンフォーレ甲府に貢献できるように頑張りたいと思っています」

安部(徳島)「徳島ヴォルティスのサッカーであるキーパーを含めたパスサッカーに魅了され、加入することを決めました。現在ではJ1プレーオフに参加しているということで、繋ぐだけのサッカーではなく、勝つ強さも実感して、素晴らしいサッカーだと思っています。決意としては、J1かJ2どちらに所属するかは現時点でわかりませんが、昨年、中央大学を卒業され、現在のFC東京の主軸としてプレーしている渡辺剛さんみたいに、1年目から徳島ヴォルティスでレギュラーを勝ち取って、チームの力になり貢献していきたいと思っています」

加藤(金沢)「ツエーゲン金沢は、パワフルなサッカーが魅力的で攻守に渡ってのハードワーク欠かさないチームであって、自分にとって良いチームだなと思って選びました。今年J2リーグで11位という結果に終わってしまいましたが、この前、柳下監督の記事にあったように、常に今日より明日、明日より明後日という考えを持っている監督です。その監督の下でやるということで、監督が求めているサッカーに応えられるように全力で頑張っていきたいと思っています」

野口(岡山)「自分は3年の夏と4年の6月頃に練習を参加をさせていただいて、そのご縁で加入させていただくことになりました。決意としては、プロサッカー選手たちの生活を見ていると、意識が高くて、努力も欠かさない人達を越えていかなければいけないと思っているので、日々努力をして、上を目指して、プロの世界で生き残っていけるように頑張っていきたいと思います」
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