フィテッセに本田圭佑を呼び寄せたスルツキー監督の辞任が正式発表

2019.11.30 22:15 Sat
Getty Images
フィテッセは30日、レオニード・スルツキー監督(48)の辞任を発表した。なお、後任は今後数日で決定するとしている。
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フィテッセは、29日に敵地で行われたエールディビジ第15節でヘーレンフェーンと対戦。本田圭佑も先発した中2点を先行したが、そこから3失点して逆転負けとなり、リーグ5連敗を喫した。
スルツキー監督は試合後、『FOX Sports』に「クラブの軌道を修正するために他の誰かが必要だ」と辞任を示唆していた。

スルツキー監督は2018年夏からフィテッセの指揮を執り、エールディビジを5位フィニッシュ。今シーズンも開幕から10試合を消化してわずか1敗の好スタートを切った。

しかし、第11節のADOデン・ハーグ戦で黒星を喫すると、状況が暗転。今月6日にCSKAモスクワ時代の教え子である元日本代表FW本田圭佑を獲得したが、流れを変えられずにいた。
スルツキー監督は「流れを変えるためにあらゆることを試したが、残念ながら、私はそれができなかったと結論づけなければならない」とコメント。「こういう状況なのだから、クラブとサポーターについて考えないといけない。だからこそ、この決断を下さざるを得ない」と辞任の理由を明かした。

なお、スタッフであったオレグ・ヤロビンスキー氏や、元ロシア代表のヴァシリー・ベレズツキー氏、アレクセイ・ベレズツキー氏もチームを去ることが
発表された。

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