浦和、2年ぶり3度目のアジア制覇ならず…アル・ヒラルが初優勝《ACL2019》
2019.11.24 21:05 Sun
浦和レッズは24日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝2ndレグでアル・ヒラルをホームの埼玉スタジアム2002に迎え、0-2で敗戦。この結果、2戦合計スコア0-3で敗れ、2年ぶり3回目のアジア制覇を逃した。
アジアチャンピオンに輝いた2年前と同じ決勝カードとなった一戦。9日に敵地で行われた第1戦では、カリージョのゴールで、0-1と先勝を許した。逆転でのアジア制覇に向けて、大槻監督は第1戦から先発メンバーを一人のみ変更。GK福島に代わり、出場停止だったGK西川が復帰した。
2点差以上での勝利が必要な浦和だが、高い攻撃力を持つアル・ヒラルにファーストシュートを許す。5分、右サイドからのカリージョのクロスをアル・ドサリに頭で合わせられる。しかし、威力は弱く、GK西川が冷静にキャッチした。
直後には長澤と元FC東京のチャン・ヒョンスによる小競り合いがあるなど、開始早々から激闘を予感させる。そうした中、浦和は9分、左サイド敵陣深い位置から関根がクロスを供給。GKアリ・マヨーフが弾いたところを橋岡が詰めるも、GKの素早い反応に阻まれた。
立ち上がりを経過すると、アル・ヒラルにじわじわと押し込まれ始める。16分には左サイドのアル・シャハラニから横パスを受けたアル・ドサリにボックス手前から密集地帯を切り裂くミドルシュートを放たれるが、ここはGK西川が正面で抑えた。
浦和はその後も、敵陣への侵攻回数を増加させる。33分、関根のサイドチェンジを受けた橋岡がボックス右外からクロス。ボックス手前のクリアボールにファブリシオの横パスから最後は青木が左足を振り抜くが、枠を捉えることができない。
攻勢こそ強めるが、決めきることができない浦和。すると39分、橋岡の不用意なボールロストからアル・ドサリにドリブルで持ち込まれ、鈴木がたまらずファウルしてしまい、FKを与えてしまう。だが、キッカーのジョビンコのシュートは、壁に入った鈴木のブロックによって難を逃れた。
ゴールレスで試合を折り返すと、後半開始早々、追加点を狙うアル・ヒラルにチャンスを作られる。50分、ボックス左外のアル・シャハラニが縦への仕掛けからクロス。槙野がゴミスにニアサイドへ入られてシュートを打たれるが、GK西川が体を張って防ぐ。そのこぼれ球から波状攻撃を受けるも、守備陣が粘り強く対応した。
対する浦和も応戦。56分、橋岡と長澤がパス交換から右サイドを突破し、最後はボックス右外から長澤がクロスを送り、中央浅い位置のファブリシオがヘディングシュートを放つ。しかし、GKアリ・マヨーフの正面に飛んでしまう。
ゴールを狙うもその距離がやや遠い浦和。アル・ヒラルの両サイド攻撃に苦戦するなか、63分、長澤を下げて柏木、71分にはファブリシオを下げて杉本を投入し、攻撃の活性化を図る。
しかし、74分、アル・ヒラルに与えたくなかったアウェイゴールを決められる。ボールを奪われて右サイドの突破を許すと、ボックス右手前のアル・ファラジからボックス左へスルーパス。これをジョビンコに折り返され、最後はフリーのアル・ドサリにプッシュされた。
2戦合計スコアを0-2とされ、逆転優勝には3ゴールが必要となった浦和。杉本、興梠をターゲットにロングボールを放り込み、猛攻を仕掛けるも、アル・ヒラル守備陣を打開できず。すると試合終了間際、ゴミスからパスを受け、ボックス右に持ち込んだカリージョのリターンをゴミスに押し込まれてトドメを刺された。
2戦合計スコアを0-3とされ、試合終了のホイッスルが響き渡った。浦和は2年ぶり3回目のアジア制覇ならず。アル・ヒラルが初優勝を飾った。アジア王者に輝いた同クラブは、来月12月にカタールで開幕するクラブ・ワールドカップに出場する。
アジアチャンピオンに輝いた2年前と同じ決勝カードとなった一戦。9日に敵地で行われた第1戦では、カリージョのゴールで、0-1と先勝を許した。逆転でのアジア制覇に向けて、大槻監督は第1戦から先発メンバーを一人のみ変更。GK福島に代わり、出場停止だったGK西川が復帰した。
直後には長澤と元FC東京のチャン・ヒョンスによる小競り合いがあるなど、開始早々から激闘を予感させる。そうした中、浦和は9分、左サイド敵陣深い位置から関根がクロスを供給。GKアリ・マヨーフが弾いたところを橋岡が詰めるも、GKの素早い反応に阻まれた。
立ち上がりを経過すると、アル・ヒラルにじわじわと押し込まれ始める。16分には左サイドのアル・シャハラニから横パスを受けたアル・ドサリにボックス手前から密集地帯を切り裂くミドルシュートを放たれるが、ここはGK西川が正面で抑えた。
ヒヤリとさせられたが、前半半ばに差し掛かると浦和にもチャンスが。23分、関根のパスに左サイドを抜け出した興梠がボックス左に侵攻。ゴール前へのクロスを長澤が後方に落とし、最後は走り込んでいた関根が右足で合わせるも、相手DFに当たってしまい、ゴールとはならない。
浦和はその後も、敵陣への侵攻回数を増加させる。33分、関根のサイドチェンジを受けた橋岡がボックス右外からクロス。ボックス手前のクリアボールにファブリシオの横パスから最後は青木が左足を振り抜くが、枠を捉えることができない。
攻勢こそ強めるが、決めきることができない浦和。すると39分、橋岡の不用意なボールロストからアル・ドサリにドリブルで持ち込まれ、鈴木がたまらずファウルしてしまい、FKを与えてしまう。だが、キッカーのジョビンコのシュートは、壁に入った鈴木のブロックによって難を逃れた。
ゴールレスで試合を折り返すと、後半開始早々、追加点を狙うアル・ヒラルにチャンスを作られる。50分、ボックス左外のアル・シャハラニが縦への仕掛けからクロス。槙野がゴミスにニアサイドへ入られてシュートを打たれるが、GK西川が体を張って防ぐ。そのこぼれ球から波状攻撃を受けるも、守備陣が粘り強く対応した。
対する浦和も応戦。56分、橋岡と長澤がパス交換から右サイドを突破し、最後はボックス右外から長澤がクロスを送り、中央浅い位置のファブリシオがヘディングシュートを放つ。しかし、GKアリ・マヨーフの正面に飛んでしまう。
ゴールを狙うもその距離がやや遠い浦和。アル・ヒラルの両サイド攻撃に苦戦するなか、63分、長澤を下げて柏木、71分にはファブリシオを下げて杉本を投入し、攻撃の活性化を図る。
しかし、74分、アル・ヒラルに与えたくなかったアウェイゴールを決められる。ボールを奪われて右サイドの突破を許すと、ボックス右手前のアル・ファラジからボックス左へスルーパス。これをジョビンコに折り返され、最後はフリーのアル・ドサリにプッシュされた。
2戦合計スコアを0-2とされ、逆転優勝には3ゴールが必要となった浦和。杉本、興梠をターゲットにロングボールを放り込み、猛攻を仕掛けるも、アル・ヒラル守備陣を打開できず。すると試合終了間際、ゴミスからパスを受け、ボックス右に持ち込んだカリージョのリターンをゴミスに押し込まれてトドメを刺された。
2戦合計スコアを0-3とされ、試合終了のホイッスルが響き渡った。浦和は2年ぶり3回目のアジア制覇ならず。アル・ヒラルが初優勝を飾った。アジア王者に輝いた同クラブは、来月12月にカタールで開幕するクラブ・ワールドカップに出場する。
|
関連ニュース