修正力不足露呈で前半4失点…主将・柴崎岳「全責任は僕にあると思います」《キリンチャレンジカップ2019》
2019.11.20 07:02 Wed
キャプテンマークを巻いてベネズエラ代表戦にフル出場したデポルティボ・ラ・コルーニャのMF柴崎岳が、守備を改善できなかった全責任は自分にあると話した。昨年にホームで行われたキリンチャレンジカップ2018のベネズエラ代表戦に1-1引き分けた日本代表。リベンジを目指したものの、FWサロモン・ロンドンにハットトリックなどを許し、1-4の返り討ちにあった。
「基本的に全てのボールがクロスからの対応だったので、まずはクロスというところにフォーカスしてみると、人にもつけていない状態でしたし、簡単に高精度のボールを上げられる距離感をつかれてしまったというのはあったなと思います」と振り返った柴崎。前半の守備面での問題点をあげる。
「あとは奪われ方の部分ですね。そこまで持っていかれるまでの奪われ方もそうですし、奪われたとしてもリアクションが1歩遅かったりとか、2歩遅かったりとかという部分で相手に後手を踏んだ部分はあったかなと思います」と攻撃時の対応のまずさがリズムを相手に与えたと語った。
日本は対応のまずさから失点を重ねる。「そこでゴール前まで持っていかれて、クロスの対応とつながってきたので、全体的な守備の距離感という部分に関しては遠かったかなと思います。そこを修正しようというチームのハーフタイムでの話し合いもあって、後半はプレーしました」と4失点は喫したものの、後半に向けて修正をかけたと語った。
キャプテンという立場だけでなくて、攻守のバランスが求められる背番号「7」は、得点を許し、修正ができなかったことについて「全責任は僕にあると思います。他に責任があると思わないし。振り返って、試合を見てみないと言えない部分ももちろんあるので、細かく言えないですけど、そこの責任というか、うまくできていなかったなという部分はあります。そこは真摯に受け止めてやりたいなと思います」と言及した。
しかし「無意識のうちに自分たちがやっぱり意識していないうちにズルズルと下がって守備をしてしまったりとかという部分が出てしまったかなと思います」と意識だけでは足りず、相手との噛み合わせもあってうまく機能しなかったと明かす柴崎。「いくら意識していても、意識というのは見えないところからやってきますから、より強く思わないと。そこをやるのはもちろん個人で、いくら声掛けしても、やるのは選手1人1人なので、そこにやっぱり差はあるかなと思います」と理解していても難しい状況に陥ることがあると語った。
そこには難しさも感じる柴崎。「難しいところですね、その点は。一概に前半のうちに修正できなかったと言われても、1つのポイントを明確に挙げることは難しいかもしれないです」とコメントし、様々な要因で4失点が生まれたと分析した。
その中で、主力選手が不在について「もちろんやる選手が違えば違いがあって当然なので、そこは別に僕は言い訳にするつもりはないです」と、選ばれたメンバーがしっかりとできなかった事が問題であると語り、「うまくやれなかったという現実だけしっかりと受け止めて、次の試合だったり、これから3月の遠征がありますので、それまでに自分たちも成長していきたいなという思いがあります」と、この敗戦を糧に成長する必要性を説いた。
一方で、「あまり試合に絡んでいない選手たちからすると、すごく刺激になる一戦だったんじゃないかなと思います。結果は別として、こういうベネズエラみたいな良いチームと、トップのレベルでやっている選手もいます」と何よりも経験する事が大事であると語った柴崎。「そういった選手のプレーを、見ていてもわからないので、肌で感じて、実際やってみてという部分は一番大きかったんじゃないですかね。それは良いこれからの彼らにとっては成長するための材料になるかなと思います」とこの敗戦から学び、成長に繋げる一歩であると期待を膨らませた。
「基本的に全てのボールがクロスからの対応だったので、まずはクロスというところにフォーカスしてみると、人にもつけていない状態でしたし、簡単に高精度のボールを上げられる距離感をつかれてしまったというのはあったなと思います」と振り返った柴崎。前半の守備面での問題点をあげる。
日本は対応のまずさから失点を重ねる。「そこでゴール前まで持っていかれて、クロスの対応とつながってきたので、全体的な守備の距離感という部分に関しては遠かったかなと思います。そこを修正しようというチームのハーフタイムでの話し合いもあって、後半はプレーしました」と4失点は喫したものの、後半に向けて修正をかけたと語った。
キャプテンという立場だけでなくて、攻守のバランスが求められる背番号「7」は、得点を許し、修正ができなかったことについて「全責任は僕にあると思います。他に責任があると思わないし。振り返って、試合を見てみないと言えない部分ももちろんあるので、細かく言えないですけど、そこの責任というか、うまくできていなかったなという部分はあります。そこは真摯に受け止めてやりたいなと思います」と言及した。
「声掛けはしていました。お互いに。1失点目からクロスに対してあまりにも距離が開いていたりとか、クロスのボールを上げられているという追い上げがあったので、1失点目した段階でその点の指摘だったりとか、声掛けはしていました」とピッチ内でのコミュニケーションには問題はなかった様だ。
しかし「無意識のうちに自分たちがやっぱり意識していないうちにズルズルと下がって守備をしてしまったりとかという部分が出てしまったかなと思います」と意識だけでは足りず、相手との噛み合わせもあってうまく機能しなかったと明かす柴崎。「いくら意識していても、意識というのは見えないところからやってきますから、より強く思わないと。そこをやるのはもちろん個人で、いくら声掛けしても、やるのは選手1人1人なので、そこにやっぱり差はあるかなと思います」と理解していても難しい状況に陥ることがあると語った。
そこには難しさも感じる柴崎。「難しいところですね、その点は。一概に前半のうちに修正できなかったと言われても、1つのポイントを明確に挙げることは難しいかもしれないです」とコメントし、様々な要因で4失点が生まれたと分析した。
その中で、主力選手が不在について「もちろんやる選手が違えば違いがあって当然なので、そこは別に僕は言い訳にするつもりはないです」と、選ばれたメンバーがしっかりとできなかった事が問題であると語り、「うまくやれなかったという現実だけしっかりと受け止めて、次の試合だったり、これから3月の遠征がありますので、それまでに自分たちも成長していきたいなという思いがあります」と、この敗戦を糧に成長する必要性を説いた。
一方で、「あまり試合に絡んでいない選手たちからすると、すごく刺激になる一戦だったんじゃないかなと思います。結果は別として、こういうベネズエラみたいな良いチームと、トップのレベルでやっている選手もいます」と何よりも経験する事が大事であると語った柴崎。「そういった選手のプレーを、見ていてもわからないので、肌で感じて、実際やってみてという部分は一番大きかったんじゃないですかね。それは良いこれからの彼らにとっては成長するための材料になるかなと思います」とこの敗戦から学び、成長に繋げる一歩であると期待を膨らませた。
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