武者修行が身を結んだFWオナイウ阿道、リオ五輪時代のライバル鈴木武蔵は「僕よりも上を行っている存在」《キリンチャレンジカップ2019》
2019.11.18 07:15 Mon
武者修行が身を結び、日本代表にまで上り詰めたストライカー。それが大分トリニータのオナイウ阿道だ。
ジェフユナイテッド千葉でキャリアをスタートさせたオナイウは、2017年に浦和レッズへとステップアップ。しかし、出場機会に恵まれず、J1リーグでは途中出場1試合に終わっていた。
そこから、2018年はJ2のレノファ山口FCへ、2019年はJ1の大分トリニータへとレンタル移籍。その先々で頭角を現し、ついにA代表の一員となった。
初招集となった日本代表についてオナイウは「国内、海外含めて、技術の高い選手が集まっているなと感じました」とコメント。その一方で、「まず呼んで頂いたことに感謝というか、Jリーグでやっていることがしっかり見られているんだなと感じた」と、自身が残してきた功績を認められていると実感したようだ。
浦和での難しい時期を乗り越えたオナイウは、2018シーズンのJ2リーグで全42試合に出場し22ゴールを記録。これは大宮アルディージャのFW大前元紀(24ゴール)に次ぐリーグ2位の記録。PKを除けば1位のゴール数を誇った。
この2シーズンの手応えについては「得点の部分に関しては、しっかり取れていると思いますし、もっと取りたいと思っています」と貪欲な姿勢を見せ、「だけど、得点を取るという感覚はどんどん良くなっていると感じています」と語り、ストライカーとしての自信をつけていることを語った。
そんなオナイウだが、過去には悔しい思いもしている。2016年、当時21歳だったオナイウは、リオ・デ・ジャネイロ・オリンピックを目指すU-23日本代表のメンバーだった。しかし、本大会のメンバー選考で落選。五輪出場は叶わなかった。
当時のライバルであったFW鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)は一足先に日本代表デビューを果たしてる。鈴木自身もオナイウをライバル視していると語っていたが、オナイウは「武蔵くんは前から代表に入って、先に日本代表としてプレーしていますし、Jリーグでも僕より点を取っていますし、リーグ以外にもルヴァンカップだったり、そういったところでも点を取っています」とライバルを評価。先に日本代表となったことを踏まえ「僕よりも上を行っている存在だと思うので、追いついて追い越して、自分もいるんだということをみんなに見てもらいたいなと思います」と語り、負ける気はないと語った。
オナイウは体の強さ、空中戦の強さが武器であり、ポストプレーも行える。ポジション争いに必要なことついては「FWの選手はしっかりゴール前で受けて自分の仕事ができるかというところと、攻撃の起点になるところがアピールするポイントになると思う」とコメント。それでも「積極的にプレーして、ゴール前での自分の良さをどんどん出したいなと思っています」と語り、この合宿でアピールしたいと語った。
また、自身のストロングポイントについて聞かれると、「ゴール前の得点パターンは今シーズンも色々な形で点が取れていますし、去年もそうです。そういったところは自分の良いところだと思います」と語り、豊富な得点パターンを見てもらいたいとコメントした。
キリンチャレンジカップとなるベネズエラ代表戦は、交代枠が6名となる。オナイウにも代表デビューのチャンスとなる。特徴を出すこともさながら、チーム戦術も理解する必要がある。「あと1日しかないですが、しっかりと味方の選手に分かってもらえるように頑張りたいです」と語り、自身の良さを引き出してもらえる術を残り1日で伝えるようだ。
新たなオプションとなる可能性もあるオナイウの存在。リオ五輪世代が再び集結し、新たな側面を見せてくれることに期待したい。
ジェフユナイテッド千葉でキャリアをスタートさせたオナイウは、2017年に浦和レッズへとステップアップ。しかし、出場機会に恵まれず、J1リーグでは途中出場1試合に終わっていた。
初招集となった日本代表についてオナイウは「国内、海外含めて、技術の高い選手が集まっているなと感じました」とコメント。その一方で、「まず呼んで頂いたことに感謝というか、Jリーグでやっていることがしっかり見られているんだなと感じた」と、自身が残してきた功績を認められていると実感したようだ。
浦和での難しい時期を乗り越えたオナイウは、2018シーズンのJ2リーグで全42試合に出場し22ゴールを記録。これは大宮アルディージャのFW大前元紀(24ゴール)に次ぐリーグ2位の記録。PKを除けば1位のゴール数を誇った。
そして今シーズンは大分で10ゴールを記録。チームの内得点王に輝き、身を結んだ。
この2シーズンの手応えについては「得点の部分に関しては、しっかり取れていると思いますし、もっと取りたいと思っています」と貪欲な姿勢を見せ、「だけど、得点を取るという感覚はどんどん良くなっていると感じています」と語り、ストライカーとしての自信をつけていることを語った。
そんなオナイウだが、過去には悔しい思いもしている。2016年、当時21歳だったオナイウは、リオ・デ・ジャネイロ・オリンピックを目指すU-23日本代表のメンバーだった。しかし、本大会のメンバー選考で落選。五輪出場は叶わなかった。
当時のライバルであったFW鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)は一足先に日本代表デビューを果たしてる。鈴木自身もオナイウをライバル視していると語っていたが、オナイウは「武蔵くんは前から代表に入って、先に日本代表としてプレーしていますし、Jリーグでも僕より点を取っていますし、リーグ以外にもルヴァンカップだったり、そういったところでも点を取っています」とライバルを評価。先に日本代表となったことを踏まえ「僕よりも上を行っている存在だと思うので、追いついて追い越して、自分もいるんだということをみんなに見てもらいたいなと思います」と語り、負ける気はないと語った。
オナイウは体の強さ、空中戦の強さが武器であり、ポストプレーも行える。ポジション争いに必要なことついては「FWの選手はしっかりゴール前で受けて自分の仕事ができるかというところと、攻撃の起点になるところがアピールするポイントになると思う」とコメント。それでも「積極的にプレーして、ゴール前での自分の良さをどんどん出したいなと思っています」と語り、この合宿でアピールしたいと語った。
また、自身のストロングポイントについて聞かれると、「ゴール前の得点パターンは今シーズンも色々な形で点が取れていますし、去年もそうです。そういったところは自分の良いところだと思います」と語り、豊富な得点パターンを見てもらいたいとコメントした。
キリンチャレンジカップとなるベネズエラ代表戦は、交代枠が6名となる。オナイウにも代表デビューのチャンスとなる。特徴を出すこともさながら、チーム戦術も理解する必要がある。「あと1日しかないですが、しっかりと味方の選手に分かってもらえるように頑張りたいです」と語り、自身の良さを引き出してもらえる術を残り1日で伝えるようだ。
新たなオプションとなる可能性もあるオナイウの存在。リオ五輪世代が再び集結し、新たな側面を見せてくれることに期待したい。
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