シュートはわずか2本…MF堂安律がHTにシステムを相談「5バックの時は…」《キリンチャレンジカップ2019》
2019.11.17 21:45 Sun
満を辞してこのU-22日本代表に合流したMF堂安律(PSV)だったが、自身が思い描いていたパフォーマンスとは程遠い結果となった。U-22コロンビア代表と17日に対戦したU-22日本代表。堂安とMF久保建英(マジョルカ)をシャドーに並べた布陣で臨んだが、攻撃陣が機能せず。後半の2失点で0-2と敗れた。
国内での初陣。多くのファンが久保と堂安の共存を楽しみにしたが、苦しい戦いとなった。「攻撃陣が0点というのがこの試合を物語っている」と堂安が試合を振り返ったように、コンビネーションという点では物足りなさを前半から見せた。
堂安は右のシャドーに入り、フィジカルの強さを見せるなど対等に渡り合った。しかし、「個人的にチャンスも、1本とりあえずシュート打ったシーンとか、ビッグチャンスというのはなかった」と語るように、シュートは前後半に1本ずつという寂しいものに終わっていた。
前日の会見ではゴールというものを強く意識していた堂安だったが、なかなかボックス付近でプレーすることすらままならなかった。ただし、ポジティブな印象も得たと語っている。
共に個のプレーでは違いを見せていた久保と堂安。2人が同サイドに寄ってプレーした時には、コンビネーションで局面を打開するシーンもあった。しかし、1トップのFW上田綺世(鹿島アントラーズ)となかなか呼吸が合わないシーンも見られた。
「今日の試合は残念でしたけど、オリンピックが一番大事ということを自分たちに言い聞かせながらやっていきたいです」そう語る堂安の言葉は重い。本番の前に課題が見えたことが救いとも言える。
後半、MF三好康児(アントワープ)を投入し、システムを[3-4-2-1]から[4-2-3-1]に変更。この事で、攻撃面が活性化した。堂安も「やっぱり、システムが5バックの時は、上手くいきそうな雰囲気も自分たちにあまりなくて、どうしようか考えていた」とコメント。前半は選手間の距離に苦しんでいた部分が多く、1トップ2シャドーで攻撃を仕掛けるという前線の枚数不足も影響が出ていたようだ。
堂安は「ハーフタイムにコミュニケーションをとって、4バックにして前線の選手が増えたことによって、(三好)康児くんだったり建英との距離が縮まった」と語る。2列目に久保、堂安、三好と3枚を並べ、1トップにFW小川航基(水戸ホーリーホック)を置いた。
中央に入った堂安は「溜めを作ろうとトップ下に入った」と語り、その通りにチームはボールの納めどころが小川と堂安の2つに増えた。しかし、なかなかボランチから良いボールが入らず、攻撃がうまく機能しない。
それでも、久保と三好がサイドを変更して流れを変え、堂安も積極的に絡むことに。システム変更が功をそうしたとはいえ、フィニッシュワークに問題を抱えていた。
堂安は「そっち([4-2-3-1]のトップ下)の方がアイデアは生まれやすかったです」とコメントしている。A代表ではポジションが違えどシステムは後半途中から採用した[4-2-3-1]。森保一監督としては[3-4-2-1]との併用を考える必要があるのかもしれない。
堂安は右のシャドーに入り、フィジカルの強さを見せるなど対等に渡り合った。しかし、「個人的にチャンスも、1本とりあえずシュート打ったシーンとか、ビッグチャンスというのはなかった」と語るように、シュートは前後半に1本ずつという寂しいものに終わっていた。
前日の会見ではゴールというものを強く意識していた堂安だったが、なかなかボックス付近でプレーすることすらままならなかった。ただし、ポジティブな印象も得たと語っている。
「その中でも、ポジティブな材料も、(久保)建英との連携も含めて見えたので、下を向かないことが大事だと思う」と語り、A代表でもプレーする久保との連携面には多少の手応えを見せた。
共に個のプレーでは違いを見せていた久保と堂安。2人が同サイドに寄ってプレーした時には、コンビネーションで局面を打開するシーンもあった。しかし、1トップのFW上田綺世(鹿島アントラーズ)となかなか呼吸が合わないシーンも見られた。
「今日の試合は残念でしたけど、オリンピックが一番大事ということを自分たちに言い聞かせながらやっていきたいです」そう語る堂安の言葉は重い。本番の前に課題が見えたことが救いとも言える。
後半、MF三好康児(アントワープ)を投入し、システムを[3-4-2-1]から[4-2-3-1]に変更。この事で、攻撃面が活性化した。堂安も「やっぱり、システムが5バックの時は、上手くいきそうな雰囲気も自分たちにあまりなくて、どうしようか考えていた」とコメント。前半は選手間の距離に苦しんでいた部分が多く、1トップ2シャドーで攻撃を仕掛けるという前線の枚数不足も影響が出ていたようだ。
堂安は「ハーフタイムにコミュニケーションをとって、4バックにして前線の選手が増えたことによって、(三好)康児くんだったり建英との距離が縮まった」と語る。2列目に久保、堂安、三好と3枚を並べ、1トップにFW小川航基(水戸ホーリーホック)を置いた。
中央に入った堂安は「溜めを作ろうとトップ下に入った」と語り、その通りにチームはボールの納めどころが小川と堂安の2つに増えた。しかし、なかなかボランチから良いボールが入らず、攻撃がうまく機能しない。
それでも、久保と三好がサイドを変更して流れを変え、堂安も積極的に絡むことに。システム変更が功をそうしたとはいえ、フィニッシュワークに問題を抱えていた。
堂安は「そっち([4-2-3-1]のトップ下)の方がアイデアは生まれやすかったです」とコメントしている。A代表ではポジションが違えどシステムは後半途中から採用した[4-2-3-1]。森保一監督としては[3-4-2-1]との併用を考える必要があるのかもしれない。
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