ソン・フンミンに対する退場処分が撤回! エバートン戦でアンドレ・ゴメスの重傷に繋がるファウル
2019.11.06 03:17 Wed
イングランドサッカー協会(FA)の独立規制委員会は5日、先日のエバートン戦で一発退場となったトッテナムの韓国代表FWソン・フンミンに対する処分を撤回する決定を下した。イギリス『BBC』が伝えている。
マーティン・アトキンソン主審は当初イエローカードを掲示していたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)担当による助言を受け、ソン・フンミンに対して改めてレッドカードを掲示していた。
同試合後、アンドレ・ゴメスのケガに関しては、ソン・フンミンのチャレンジが直接の原因ではなく不運が重なった末の事故との見方があり、レッドカードを掲示した判定を批判する声も上がっていた。
これに対してプレミアリーグは、「(ケガが)最初のチャレンジの結果として起こったものであり、ソンのレッドカードはプレーヤー(アンドレ・ゴメス)を危険に晒すものだった」と判定の理由を説明していた。
プレミアリーグの規則では一発退場に関して3試合の出場停止処分となるが、今回のレッドカード撤回によって、次節のシェフィールド・ユナイテッド戦を含めすべての試合で起用可能となる。
ただ、ソン・フンミンに関しては今回のファウルを巡ってトラウマなどの精神的なショックが懸念され、専門家によるカウンセリングも予定されていることから、即時起用可能かどうかは微妙なところだ。
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ソン・フンミンは3日に行われたプレミアリーグ第11節のエバートン戦に先発出場も、後半半ば過ぎに相手MFアンドレ・ゴメスに対して後方からスライディングタックルを見舞うと、これでバランスを崩したアンドレ・ゴメスがDFセルジュ・オーリエと激しく交錯。その結果、右足首に脱臼骨折を負う重傷を負わせる結果となった。同試合後、アンドレ・ゴメスのケガに関しては、ソン・フンミンのチャレンジが直接の原因ではなく不運が重なった末の事故との見方があり、レッドカードを掲示した判定を批判する声も上がっていた。
これに対してプレミアリーグは、「(ケガが)最初のチャレンジの結果として起こったものであり、ソンのレッドカードはプレーヤー(アンドレ・ゴメス)を危険に晒すものだった」と判定の理由を説明していた。
しかし、今回FAの独立規制委員会はプレミアリーグ側の主張が誤ったものと判断し、ソン・フンミンに対するレッドカードを撤回する決定を下した。
プレミアリーグの規則では一発退場に関して3試合の出場停止処分となるが、今回のレッドカード撤回によって、次節のシェフィールド・ユナイテッド戦を含めすべての試合で起用可能となる。
ただ、ソン・フンミンに関しては今回のファウルを巡ってトラウマなどの精神的なショックが懸念され、専門家によるカウンセリングも予定されていることから、即時起用可能かどうかは微妙なところだ。
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